みなさんの人生の中の貴重な1年間を使っておこなうワーキングホリデー。その時間の使い方は人によって様々です。資格習得のために勉強を頑張る人もいれば、せっかくカナダにいる時だからこそできる旅行を楽しむ人もいます。
カナダでの一年間を効率的に使うためにも、現地でできることをイメージしておくのは大切なこと。
そこで、このページでは実際にカナダに行ったらどんなことができるのか、勉強の面と旅行の面、それぞれについてまとめてみました。
現地でとれる4つの資格
カナダでの経験を、帰国後の就職に生かしたいと考えている方はとても多いと思います。そのために有効な手段が「資格の習得」です。
カナダで日本人が取れる資格にはどのようなものがあるのでしょうか。ここでは様々ある資格の中から代表的なものを4つ紹介していきます。
[1] 児童英語教師(J-Shine)
カナダで日本人が取れる資格にはどのようなものがあるのでしょうか。ここでは様々ある資格の中から代表的なものを4つ紹介していきます。
カナダで日本人が取れる資格にはどのようなものがあるのでしょうか。ここでは様々ある資格の中から代表的なものを4つ紹介していきます。
[2] TOEIC
これについては説明の必要もないほど、日本ではメジャーな資格ですね。主にアジア圏での就職活動に使われていることから、日本人と韓国人の受験者が多いのが特徴です。また、出題内容がビジネスのシチュエーションを想定されたものが多いのが特色。
語学学校の中には、TOEICの公式テストの受験まで授業のカリキュラムに含めている学校も多くあります。帰国後すぐに就職を考えておられる方には、ぜひ受けておいていただきたい資格の一つです。
公式の受験料は107.35カナダドルとなっていますが、受験する学校によっては割引が受けられるなどのキャンペーンを実施していることがあります。そのため、日本で受験をするよりも安く受験することができるケースが多いです。
[3] IELTS
アジア圏での英語資格はTOEICが有力ですが、北米やヨーロッパで有力とされているのがこのIELTS。カナダの大学やカレッジなどの入学の際求められるスコアもこのIELTSです。また、カナダの永住権申請の際にもこのスコアが必要になります。
またカナダだけではなく、イギリス・オーストラリア・ニュージーランドなどの国のほとんどの高等機関で認められているのもIELTSの魅力です。
なので、ワーホリ期間後もカナダに残り進学・就職をしたい方や、カナダの後に他の国にもチャレンジをしてみたいという方にはこちらの資格が有効だと言えます。試験は毎月開催されており、費用は285カナダドルになります。
[4] Smart Serve
この資格は、トロントがあるオンタリオ州独自の資格です。バーやレストランなど、お酒を扱う人には必要な資格です。習得をする方法にはオンラインと教室を通う方法の2通りがあります。
オンタリオ州には日本とは違ったお酒のルールがあります。例えば、お酒を提供する時間はどこでも夜中の2時までであったり、酔っぱらったお客さんが帰りに事故にあった時は、お酒を提供したお店の責任になったりなど、日本では考えられないような決まり事もあるんです。
ワーホリの期間中、トロントの飲食店で働きたいとお考えの方は、この資格を習得しておくとかなり職探しが楽になります。
全30日間のトレーニングを受け、1項目に3~4時間程度の時間を投資する必要があるなど、なかなかハードワークが必要になる資格ですが、飲食店で働きたいのであればぜひ習得を目指したいところです。
カナダが誇る4つの観光スポット
カナダの魅力は、仕事や勉強だけではありません。その大自然を生かした観光スポットが、毎年多くの観光客を惹きつけてやまないのもカナダという国の特色。
そんな数多くある観光スポットの中でも、イチ押しの旅行先を4つ紹介させていただきます。
[1] イエローナイフ
カナダの旅行といえば、オーロラ鑑賞は外せません。世界に数十とあるオーロラの観測スポットの中でも、世界ナンバーワンと名高いこのイエローナイフ。その魅力は観測ができる「オーロラの質」と「観測度の高さ」だと言われています。
ちなみに上の写真は、実際にイエローナイフに行った際に撮影した写真です。素人でもこんなにきれいな写真がとれちゃうんです。
オーロラはその質により、5段階に分かれます。イエローナイフではその最高レベルである「オーロラの爆発現象」が、世界で最も高確率で見られる場所だと言われています。
また、オーロラの観測率も世界一。なんとイエローナイフで3泊4日すれば、90%以上の確率でオーロラを見ることができると言われています。
またオーロラの他にも、アイスフィッシングや犬ぞりなどのアクティビティが盛んです。夏場にはカヤックやカヌーが楽しめるなど、1年を通して人気の観光スポットです。
[2] バンフ&レイク・ルイーズ
カナディアンロッキーの山麓に横たわるバンフとレイククルーズはカナダのアドベンチャーの宝庫。
夏場の6月から10月には、馬に乗って高地を散策し、ロッキーの山景を楽しむツアーに参加して日ごろの疲れを吹き飛ばしましょう。また、冬場の11月から5月には、カナダのマウンテン・スキー・リゾートの「ビック3」と言われるスキー場でスノースポーツを思う存分楽しむことができます。
冬場にはなんと夜通しの犬ぞりツアーも開催されており、月明かりに照らされた幻想的な自然の姿を楽しみながら、テントを張って淹れたてのコーヒーを飲む、なんてこともできるんです。
[3] ケベック・シティ
昔ながらの伝統的なカナダを楽しみたいのであれば、ケベック・シティがおすすめです。石畳の上を馬車で散策し、氷でできた王室のようなホテルで特別なひと時を過ごすことができる素敵な街です。
ケベック・シティの魅力はその伝統的な街並みもさることながら、そこで開催されるイベントの豊富さにあります。
夏に開かれるサマーフェスティバルでは、11日間以上かけて、ジャズやストリートアートなど400を超えるショーが毎日行われます。
冬に開催されるウインターフェスティバルも見物。このイベントでは、冷えた体を温めてくれるおいしい地元料理が振るわれます。
アウトドア系の旅行に飽きてしまった方には、たまにはこんな旅行もいいかもしれませんね。
[4] ジャスパー
カナダ国内最長を誇る973mのロープウェイがあるジャスパーもカナダのメジャーな旅行先の一つです。その美しい景色はユネスコ世界遺産に登録されるほど。
ジャスパーには、世界最大のダークスカイ保護区があり、そこで見られる星空はカナダ随一の名所と言われています。その星空を楽しみながら、カナダ料理に舌鼓をする。そんな素敵な夜を過ごすことができます。ロイヤル・ファミリーもジャスパーに宿泊をし、その景色を楽しむと言われています。
アクティビティも豊富で、ヘリコプターに乗りその雄大な景色を楽しんだり、雪上車に乗って「凍った滝」を触りに行ったりすることができます。
バンクーバーからは鉄道でアクセスできるのも魅力の一つですね。