日本で、あなたはどのような支払い方法をしていますか?

現金だけを使う人、現金とクレジットカードを使い分けている人、
最近では、パスモやスイカなどの電子マネーを使っている人も多いですよね?

また、日本ではおサオフケータイなどの支払い方法もあります。

これは日本独特のサービスであるように、国によって支払い方法も違います。

「カナダではあまり現金を持ち歩かない」とよく聞きますが、日本と比べたら確かにそうです。

かと言って、「現金をまったく持ち歩かない」というわけでもありません。

私はカナダ生活、合わせて6年ぐらいになりますが、典型的な日本人なのか、オールドファッションを好むのか、現金を持っていないと落ち着きません。

反対にカナダ人の旦那は、お財布に現金ゼロの時も多々あります。

文化の違いではありますが、支払い方法によっては、金銭感覚の違いが生じることもあると思います。

このページでは、知っておいた方がいいカナダでの支払い方法を、体験談を交えながら紹介します。

  1. カナダ人の支払い方法
  2. カード払いの利点と欠点
  3. 現金払いの利点と欠点

1、カナダ人の支払い方法

カナダ人の支払い方法

ほとんどのカナダ人(キャッシュカードを持っている人)が所有し、日常で使っているのは、銀行から発行される「デビットカード」です。

最近は日本でも持ち始める人が増えてきましたが、これはクレジットカードとは違い、使ったら即時に口座から引き落とされる仕組みになっています。

カナダでは、銀行の口座を開設したら発行されるキャッシュカードに、デビット機能が既に付いているので、わざわざ日本でデビットカードを作って来る必要はありません。

デビットカード発行時に、PINナンバーというパスワード番号を4桁決めます。

支払い方は、会計時にデビットカードを専用の機会に入れて、その番号を押すだけ。

サインレスで便利なため、カナダ人はちょっとしたコンビニでの買い物、コーヒーなど1、2ドルの支払いでも、デビットカードを使ったりします。

反対にキャッシュカードは、もう少し高額(車や家具)な買い物やレストランで使う機会が多いようです。

ちなみに、私もワーキングホリデーでの滞在時(約10年前)も、カナダに移住した今も、デビットカードを持ち歩いています。

ただ、冒頭でも書きましたが、私は現金払いの方が落ち着くので、少し高額なものでも現金で買ってしまいます。

この間、スーパーで100ドル札を出したら、レジの人もめったに見ないのか、どこにしまったらいいのか戸惑っていました。

日本では1万円札を普通に出しますが、カナダでは現金払いの場合、100ドルのものは、20ドル札を5枚出して買う感じです。

50ドル札も珍しいようで、銀行でお金を下ろしても、たいてい20ドル札でもらいます。

カナダで生活していると、いろんなところで、日本との支払い方法の違いにカルチャーショックを感じます。

では、実際にカード払いと現金払い、カナダではそれぞれどんな利点と欠点があるのか、書いていきたいと思います。

2、カード払いの利点と欠点

カード払いの利点と欠点

①カード払いの利点

カード払いに慣れてしまえば、現金を持ち歩かなくても済むので、そちらの方が楽なのかもしれません。

カード持参の利点として、カナダでは、スーパーやホームセンターなどの、レジで、キャッシュバックすることができます。

なので、もし急に現金が必要になった場合、会計時にレジの人にキャッシュバックを頼めば、その場で現金を手に入れることができるのです。

まるで銀行のようですね。

そのおかげで、カナダでは銀行にお金を下ろしに行く人は少ないようです。

また、最近はスマホからダウンロードしたアプリで、クレジット決済が成り立つビジネスも増えてきています。

最近カナダで流行っているのは、UBER(ウーバー)というタクシーに対抗する車の送迎です。

自分のスマホでUBERのアプリをダウンロードすると、車の送迎が必要な時に、スマホからUBERをオーダーすることができます。

その時周辺を走っているUBERが自分の場所を察知して迎えに来てくれます。

支払いはクレジット決済なので、現金なしでタクシーに乗れる感じです。

現金をあまり持ち歩かないカナダでは便利なサービスですが、金銭感覚を失くさないように注意しなくてはいけません。

②カード払いの欠点

デビットカードは、現金がなくても「どこでも気軽に使える」という利点がありますが、実は利用回数には限度があります。

デビットカードは銀行と提携しているので、銀行(または預金額)によって、1か月の利用回数が違ってきます。

なので、デビットカードを作る際は、銀行の人に確認して、自分の1か月の利用回数を把握しておきましょう。

万が一、利用回数を超えて使ってしまうと、通知なしに料金が発生して引き落とされてしまいます。

また、カナダのクレジットカードは日本のものとシステムが違い、使った金額を自分の口座に振り込まなくてはいけません。

ちゃんと振り込んでいれば、クレジット会社から良い評価(信頼)を得られますが、振込を延滞すると、利子が発生して評価も悪くなります。

評価が悪くなると、銀行からの信頼がなくなり、家や車など高額なものを購入する際に、モルゲージが組みにくくなってしまいます。

留学中は、日本のクレジットカードを使うと思うので、心配ないと思いますが、日本からクレジットカードを持ってくる際の注意があります。

クレジットカードはデビットカードと違い、どこでも使えるわけではありません。

お店によってクレジット会社を限定しているところがあるので、事前に確認しておいた方がいいです。(VISA、MasterCardなら間違いないと思いますが。)

以前私の母が日本から会いに来た時、JCBカードを持って来たら、カナダのスーパーやLCBO(カナダのリッカーショップ)で使えず、後悔していました。

3、現金払いの利点と欠点

現金払いの利点と欠点

①現金払いの利点

私自身が現金払い派で、いつでも現金を持ち歩くようにしていますが、その理由は、自分の使うお金を制限でき、使いすぎないという利点があるからです。

また、カード社会のカナダでも、現金が必要な場合は日常生活の中で多々あります。

例えば、タクシーに乗る時、バスやサブウェイに乗る時、コインランドリーを利用する時、ファーマーズマーケットやフリーマーケットで支払う時、チップを払う時(クレジットカードを利用する際も、チップを入力するところがあります)などです。

なので、いざという時に時現金を持っていた方が困らず生活できます。

あと、カナダでは、たいての給料がチェックで支払われますが、そのチェックを自分で銀行に振り込まなければなりません。(これもアプリでできるようになりました。)

最近知ったことですが、チェックの振り込みは、もらってから6か月以内にしなくては無効になってしまいます。

現金とチェックの違いで、お金はお金なのに。期限が過ぎたら無効なんて、おかしいですよね。

現金は自分で所持、管理できるという点で私は現金派ですが、みなさんはどうでしょうか?

②現金払いの欠点

もちろん、多額の現金を所持するのはリスクがあります。

カナダは日本と違い、エリアによって貧富の差が激しく、ひったくりはあまりありませんが置き引きなどの窃盗はあります。

道でも、小銭を恵んで声をかけてくるホームレスを多々見かけます。そういう時に、多額の現金を持ち歩いていると不安になったりします。

余談ですが、カナダ人はホームレスに小銭を恵む人が多く、また、わざわざ財布の中を確認して断る人もいます。これも文化の違いですよね。

まとめ

カナダは「カード社会」で、日常の支払いにデビットカードを使う人が多く、現金(特に多額)はあまり持ち歩きません。

しかし現金が必要な場合もあるので、デビットカードと十分な現金を持ち合わせて出掛けるといいです。

そしてカードと現金をうまく使い分けて、自分が一番落ち着く支払い方法をすればいいと思います。無理にカード払いにする必要はありません。

これからカナダへ留学に来るみなさんは、日本で使っているクレジットカード1枚と、十分なカナダドル(カナダへの現金持ち込みは約100万円以下)を持ってくればいいと思います。

カナダの銀行でも日本円に両替できますが、最初から手元にカナダドルがあった方が、生活がスムーズに進みます。

また、日本のクレジットカードを使うと、カナダドルへの両替の差額が生じてしまうので、その時のレートを確認しながら利用した方がいいと思います。

カナダでの支払い時に、不安になったり戸惑ったりしないように事前準備し、カナダで楽しい生活、買い物をして下さいね。