カナダで紛失や盗難にあった時は?

あなたは海外で生活や旅行する時に、パスポートやクレジットカードを失くさないよう工夫したり、盗難に巻き込まれないように何か対策をしていますか?

カナダは治安の良い国ですが、日本に住んでいるとき以上に危機感を持って行動することが大切だと思います。

みなさんが安全に、そして楽しくカナダ生活を満喫していることを願いますが、事前に予備知識があったらより安心ですよね。

このページでは、トラブルに巻き込まれないようにするための対策と、万が一被害にあってしまった場合は、どのように対処したら良いかを紹介したいと思います。

紛失や盗難に合わないように対策をしよう!

みなさんはどんな対策をしていますか?

備えあればなんとかですよね!

私が普段気をつけていることをご紹介します。

・安全だと思われる場所でも荷物から目を離さないこと

トイレなど席を立つときは必ず荷物を持ち歩きましょう。

特にスマートフォンや財布は要注意!

・財布など貴重品はズボンのポケットに入れない

カバンやバックパックのファスナーが閉まる部分に保管する。小さめのバッグに入れて常に肌身離さず持っているのもいいですね。

・高級なバックや財布は身に着けない、過度なオシャレはしない


自らターゲットになるような格好や行動はやめましょう。

自分の身は自分で守る!

・シェアハウスに住んでいる場合は、必ず自室に鍵をかけるのを忘れずに


スーツケースにも念のため鍵をかけておくといいですよ。

・部屋に貴重品を保管している場合は、鍵のついたケースなどセーフティボックスに入れる

柱などにチェーンキーでくくりつけて、持ち運ばれにくいようにするのもいいですね

・財布には必要なお金やカードのみ入れて持ち歩く

現金はなるべく持ち歩かない。カナダではカード社会なので、現金を使う場面も少ないです。

もし現金を所持している場合は、何箇所かに分けて保管しておくことをおすすめします。

・パソコンやスマートフォンのデータは数箇所に保存しておく

これ、意外と大事ですよ!写真、申請書類の情報、レジュメなどは、USBメモリや便利なクラウド機能を利用して数箇所に保管しておく。

失ってしまったデータは戻って来ません!

せっかくの思い出の写真が無くなるのは悲しいですよね。

しっかり管理しましょう!iCloudやGoogle Driveが便利です。

もし被害にあってしまったら?

まずは慌てず、状況確認をしましょう。

周囲に人がいる場合は助けを求めることをお勧めします。

被害直後は冷静に判断ができないこともあったり、またケガ人が出ている場合は一人で対応が困難な時もあるからです。

また、盗難にあった場合は、盗難された物を出来るだけ明確に思い出して、メモに書き留めておきましょう。

警察に被害届を出す時に必要になります。

どこに相談したらいいの?

紛失または盗難にあった場合は、カナダの警察にオンラインで紛失届け/盗難届け(Reportといいます)を提出することが出来ます。

速やかに届けを出し、ReportNumber(届出証明番号)を取得しましょう。

加入している海外保険へ保険金請求書を提出する時に必要になります。

・バンクーバー警察

The Vancouver Police Depertment:http://vancouver.ca/police/contact/report-a-crime.html

・トロント警察

Tronto Police service:https://www.torontopolice.on.ca/core/theft_under.php

また英語に自身がない場合は、遠慮せずエージェントや友人に相談してみるのも良いでしょう。

余談ですが、私はシェアハウスに住んでいる時に、空き巣被害に遭ったことがありました。

当時はルームメイトたち全員が仕事に出かけていた為、ケガ人などなかったのが不幸中の幸いでした。

玄関にはもちろん、各部屋のドアにも鍵をかけていましたが、ドアを破壊されてパソコンやカメラなど高額なものを対象に盗まれてしまい、とてもショックでした。

被害直後は、親切なカナディアンの大家さん(landlord)がすぐに警察へ連絡をしてくれて、警察が現場検証する際にも立ち会ってくれて、とてもありがたかったです。

普段から慎重派の私でしたが、気を付けていても、やはり想定外のことは起こります。

二度と嫌な思いをしたくないので、今まで以上に危機管理に徹底するようになりましたよ。

パスポートなどの再申請について

各問い合わせ先をご紹介します。

申請手順など急に変更になる場合もありますので、詳しくは各ウェブサイトを参考にしてくださいね。

パスポート

紛失、盗難、焼失などした場合は、最寄の警察署に届けを出して、そのあとに必要書類を提出して通常パスポートの再取得ができます。

申請してから交付するまで約1週間かかるそうですが、その間に緊急に日本へ帰国しなければならない場合は、「帰国のための渡航書」の発給を受けて帰国することができます。

在バンクーバー日本国総領事館:http://www.vancouver.ca.emb-japan.go.jp/jp/consular_j/consular_services/passport_j/funshitsu.htm

在トロント日本国総領事館:https://www.toronto.ca.emb-japan.go.jp/itpr_ja/b_000007.html

<必要書類> ※以下は、在バンクーバー日本国総領事館での申請例になります。

  • (1)一般旅券発給申請書 1通(当館備え付け)または旅券申請書ダウンロード: http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/passport/download/top.html
  • (2)紛失一般旅券等届出書 1通(当館備え付け)または旅券申請書(紛失届)ダウンロード:http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/passport/download/top.html
  • (3)本人を確認できる書類(運転免許証等)
  • (4)戸籍謄(抄)本 1通(6ヶ月以内に発行されたもの)
  • (5)写真 2枚(サイズ縦4.5cm、横3.5cm)
  • (6)カナダ警察への届出書 1通
  • (7)カナダ滞在資格が確認できる書類(カナダ滞在査証、永住権証(PRカード)等)
  • (8)旅券失効、及び申請同意書(未成年者による申請で親権者が申請書署名欄にサインできない場合):http://www.vancouver.ca.emb-japan.go.jp/documents/passport_j/passport_agreement3.pdf

ビザ

学生ビザ/ワーキングホリデービザ(study permit/work permit)などは再発行の申請をすることが出来ます。

CICへ書類申請をします。

申請料は$30で、発行にかかる時間は2週間以上を目安に考えてください。

時期によっては長くかかる可能性もあります。

申請手順や提出書類に関しては下記のCICウェブサイトを参考にしてください。

CICウェブサイト:http://www.cic.gc.ca/english/information/

Compass Card/コンパスカード

紛失、盗難または破損時、一般的なコンパスカードで登録している場合であれば、カスタマーセンターへ連絡してカード残高の凍結を行い、新しいカードへの払い戻しや残高転送の対象になります。

速やかにコンパスカードウェブサイトにアクセスし、「Lost or stolen」をクリックして紛失報告をします。

https://www.compasscard.ca/

クレジットカード

まずは「利用停止」を一刻も早く行いましょう。

カード発行会社に連絡をするのですが、通常はクレジットカードの裏面に記載されています。

あらかじめ、渡航する時に緊急連絡先を控えておくといいですね。

連絡先がわからない場合はネットで紛失した場合の緊急連絡先を検索してみてください。

銀行カード

カナダはカード社会で、デビットカードでの支払いが多いです。

中にはタップをするだけで支払いができるカードもありますので、暗証番号を知らなくでも利用できてしまう場合があります。

至急、各銀行の窓口に問合せて「利用停止」を行いましょう。

Royal Bank:1-800-769-2511
CIBC:1-800-663-4575
TD Canada Trust:1-866-222-3456
Scotia Bank:1-888-823-9657
Bank of Montreal:1-800-361-3361

運転免許証

カナダの最寄の警察署に紛失/盗難届けを出しましょう。

日本に帰国時、免許証の再交付申請をすることができます。

手数料等に関しては各都道府県警察の運転免許センター等に問い合わせてください。

<再交付の申請に必要な書類> ※帰国時に申請する場合です。

  • (1)再交付申請書
  • (2)当該免許証、又は当該免許証を忘失し、若しくは滅失した事実を証するに足りる書類
  • (カナダでの紛失/盗難届)
  • (3)申請用写真
  • ※申請前6か月以内に撮影した無帽、正面、無背景で、胸から上が写っているもの。大きさ3.0×2.4センチ。
  • (4)住所変更の際は、そこが住所であることを証明する書類(本人宛の郵便物やそこに滞在していることを証明する書類(実家の世帯主等が作成したものなど。))
  • ※注意事項、原則として代理人による申請は認められていません。

BCID (B.C.Identification Card)

ICBCオフィスへ行き、再発行することができます。

紛失や盗難で十分なIDを持っていない場合は、本人が直接ICBCへ行くか、または電話で問い合わせてください。

<再申請に必要なもの>

  • パスポートとビザ
  • 手数料$15

ICBC(英語webサイト):http://www.icbc.com/driver-licensing/getting-licensed/Pages/Replace.aspx

まとめ

日本とは違い、紛失や盗難に遭った場合は、残念ですが手元に戻ってくる確立が少ないと考えたほうがいいかもしれません。

特に二次被害が予測されるクレジットカードや銀行カードについては、利用停止させるなどの処置を早めに取り、被害が広がらないように対応しましょう。

バンクーバーは住みやすい都市に選ばれるなど治安が良いイメージもありますが、現地カナディアンでも、治安の良くない場所には必要時以外には訪れません。

特に夜は一人で出歩かないなど、より危機感をもって行動し、トラブルに巻き込まれないよう注意しましょう。

みなさんが安全、快適にカナダ生活を満喫できますように!