カナダに長期的に滞在する人には、携帯電話の存在はかかせません。
カナダは基本どこにでもWi-Fiがあるので、携帯電話を契約する必要がないと考える人も多いですが、
学校で新しい友人ができても、また仕事探しにも必要になってくると思います。
このページではカナダの携帯事情について書いて行きます。
- 日本の携帯をシムロックして持ってくる方法
- 機種をレンタルして契約する方法
- プリペイドか月額か・・・?
- カナダの携帯会社について
日本から携帯を使えるようにして持ってくると、高額になるので解約してきましょう。
1、日本の携帯をシムロックして持ってくる方法

日本の携帯電話は、他国、他会社の携帯電話が使えられないようにシムロックがかかっています。
しかし2011年以降のiPhone以外のドコモの携帯はシムロックが解除できるように設定されています。
また、iPhone6以降は、どこの会社もシムロックが解除できるように設定されていることが発表されています。
カナダでこれらの携帯を使いたい場合は、ショップでシムロックを解除してもらう必要がありますので、カナダにくる前に必ず解除しましょう。
またオンラインでシムフリーの携帯も購入することができ、日本でもカナダでも使うことができますが、やはりiPhoneが一番、使い易い機種になります。
iPhone自体、世界中で使われていますので、どこの国に行っても周波数も合いますし、通信方式なども気にせず使うことができるからです。
ワーキングホリデーなどで1年間の滞在の場合、携帯電話の長期契約ができないので、普通のプランやローンなども組めません。
新しい携帯を購入するか、古いスマートフォン、またレンタルをする方法がありますが、日本の携帯を持って行って使えるならそれが一番安あがりになります。
2、機種をレンタルして契約する方法

レンタル式の契約は、どこの携帯電話会社でもしています。
月々の使用料金にレンタル料金が加算されて支払う形になっていますので、使用料金も見やすくなっています。
また会社によって、レンタル代が無料の場合もあるので、短期滞在者にオススメです。
レンタルが嫌な方は、カナダでシムフリーの携帯を購入すれば、帰国後、日本でも使うことができます。
安いスマートフォンや古いものは、新しい携帯やiPhoneに比べると使い勝手が悪いですし、機能もそこまでよくありません。
電話とメールができたら良いと思っている人は、安い携帯を購入しても使えますが、高機能なスマートフォンを使いたいならレンタルすることをオススメします。
またカナダの携帯電話は電話とメールのみで、日本で解約した携帯をWi-Fで繋いで使用すれば2台持ち歩かないといけませんが、機能的には問題なく使えます。
カナダでは必須になるグーグルマップもマップをダウンロードしておけば、道の名前も場所もわかります。
またオンライン状態で道順を調べて、その画面のままオフラインになってもGPSが使えるので、迷わず目的地まで行くこともできます。
日本の携帯がスマートフォンやiPhoneなら解約したものを売ったり、日本に置いてきたりしないで、カナダに持ってくるようにしましょう。
そうすれば、カナダで契約する携帯は機能があまりない携帯を買っても、十分困らず生活できます。
携帯のレンタル料金は$1/1日程度でレンタルできます。
自分の滞在に日数を考え、購入するかレンタルするのかを考えましょう。
3、プリペイドか月額か・・・?

携帯の契約には簡単に言えば2通りあり、プリペイドか月額かを選ぶようになっています。
1年くらいの滞在なら長期契約ができない会社が多いので、携帯代のローンを組んだりできませんし、安いプランに契約できないようになっています。
そのため多くのワーキングホリデーで滞在している人や、短期留学生はプリペイド式の携帯プランを選んでいます。
しかし、日本からシムロックを解除した携帯を持ち込む場合は、長期契約者と同じプランに入ることも可能な会社もあります。
また、バンクーバーやトロントには帰国する日本人も多いので、その人たちからプランを引き継ぐことも可能です。
月額契約の場合は、無料通話や時間帯によって、通信料がかからないサービスなどもついているので、よく電話を使う人には月額の方が合っているかもしれません。
イーメープル(E-maple)やJPカナダで携帯引き継ぎは見つけることができるので、見てみましょう。
イーメープル:http://www.e-maple.net/classified.html?cat=WO
JPカナダ:http://www.jpcanada.com/
プリペイド式は、前払いなので、使いすぎの防止にもなるし、プランが安いので貧乏留学生には助かります。
会社によっては、時間帯によって無料通話ができる会社もありますので、その時間を狙って電話すれば、料金がかからないので$30の支払いで3ヶ月ほど保たす事もできます。
プリペイドのSIMカードは携帯屋でも、コンビニやウォールマートでも購入することができますし、チャージもオンラインで簡単にできますので、便利です。
契約も簡単にできるので、短期留学者のみならず、ワーキングホリデーなどの長期の人にもオススメできます。
4、カナダの携帯会社について

カナダには、4つの大きな携帯会社があります。
どの携帯会社にも平日夜間は通話無料、週末の場合は終日無料になっています。
カナダの携帯は電話をかける人にも、受ける人にも料金が発生します。
また広いカナダならではのロングディスタンス(長距離手数料)というものも発生しますので、バンクーバーで契約した携帯をトロントに持っていくと、トロントからトロントに電話していてもロングディスタンスとして手数料を加算されます。
またこの範囲も狭いため、バンクーバーからウィスラー、トロントからナイアガラなどの数時間しか離れてなくても手数料が必要になります。
どの会社も大きな違いはありませんが、日本人が働いている携帯屋さんもありますので、英語に自信がない人は、そちらを利用しましょう。
①けーたい屋
日本人スタッフが働いている携帯ショップです。
プリペイド携帯レンタルサービスなどもあるので便利です。
BellとSolo mobileの代理店で、バンクーバーのダウンタウンにあるので利用しやすいです。
日本で携帯を受け取り、カナダに着いたらすぐ使えるサービスもあります。
②PHONE BOX
日本人スタッフが対応してくれるバンクーバーにあるショップです。
スマホのレンタルがあります。
サイト:https://www.gophonebox.com/
③TELUS
サービスエリアやネットワークエリアが広い会社です。
モールなどにもショップがあり便利です。
④BELL
ベルの携帯にはシムロックがかかっていないので、他の会社のものに切り替えが簡単にできます。
データ通信のスピードも早いです。
⑤WIND
基本料金が使っている機種関係なく決めることができます。
他者に比べて安いのが特徴ですし、国際電話も50C/1分と格安です。
⑥MOBILICITY
契約不要ですが、エリアが狭くバンクーバー周辺のみしか使えません。
⑦FIDO
請求金額から4%のキャッシュバックがあります。
海外でも使うことができるので、アメリカによく行く予定の人にオススメです。
⑧ROGERS
基本料金のプランが多いので、自分に合った金額、プランを選ぶことができます。
⑨モバコン
トロントにある日本人スタッフがいる携帯屋さんです。
サイト:https://mobaconblog.wordpress.com/
まとめ
携帯の契約は、電話などでもできますが、オペレーターと電話で話すのは結構、難しいです。
またショップに行っても、説明などを英語でされるので難しい話になるとわからないことも多いと思います。
そんな時のための日本人スタッフがいるお店があるので、ぜひ行ってみましょう。