留学をするともちろん英語が話せるようになります。

しかし、留学すると語学力以外に身につくものがあります。

それは、行く場所や出会う人、現地での経験などで大きく変わってきます。

留学した友人が身近にいる人は気づいているはずです、友人の変化に・・・

そしてきっとあなたの友人も留学後のあなたをみて驚きます。

このページでは、そんな留学後に身につく不思議なスキルを紹介します。

  1. 自信がつく
  2. NOと言えるようになる
  3. 視野が広がり、意見が言えるようになる
  4. 日本を良く知り、日本人の誇りをもてるようになる
  5. 親孝行できるようになる

資格などのスキルとは違う心や自分の成長を自分で感じる事ができるのが、留学の素晴らしいところでもあります。

1、自信がつく

青空とビジネスマン

これは、何をするにも必要になるスキルではないでしょうか。

海外に行き、一人で生活する事で、海外で通用した事に対しての自信や、英語が話せる事など今までなかった自分への自信を帰国後に感じるでしょう。

どんな仕事だろうと、少しでも英語が話せる人は必ず即戦力になります。

今の時代、コンビニで働いていても外国人は来ます。

居酒屋だろうが、大手企業だろうが、英語が話せる事はプラスのスキルで、英語が話せるからこそ自分に自信をもって働く事ができます。

また海外で見てきたものやシステムについて、アドバイスをする事だってできます。

日本から出た事のない人もまだまだ多いので、『カナダではこうだったよ・・・』と教えてあげると喜ばれます。

また自信がつくと、今までできなかった事にも挑戦する意欲も湧いてきます。

いや、無理か・・・なんて考えることも減り、ポジティブになって帰国する人が多いです。

ネガティブな考え方で留学するのは、難しいですし、ネガティブな考えをしていると、そもそも留学に行く事も不可能かもしれません。

2、NOが言えるようになる

停止ポーズを作っている若い女性

日本人は『NO』が言えないと、昔から良く言われます。

しかし海外で1年揉まれると、NOと言えるようになります。

カナダでもオーストラリアでも、自己主張がみんなハッキリしています。

自分の言いたいことは伝え、嫌なことはしない。

そんな中での生活は自己主張しないと始まりません。

ホームステイ先でも、仕事場でも、イエスかノーかどっちなの?と選択を責められる事もあります。

はっきりした答えを求められる事が多いです。

また小さいことですが、シェアハウスで誰かにパンがいつも食べられていたとします。

大抵の日本人が黙って見て見ぬ振りをしますが、そうすると、パンはいつまでたっても食べられてしまします。

一言、『誰か私のパン食べてない・・・?』と聞いてみるまで、状況は変わりません。

カナダの人も考え方が全然違うので、お互い話し合うしか解決方法がありません。

『パン食べているの、誰よー!』と聞いてみると、案外、遊びに来ている友達が食べていたり、家のルールをよく理解していない人がいたりします。

まず、自分から動かないと何もかわりません。

また付き合いで・・・なんて付き合い方もありません。

そういう日本の変わった文化は帰国した時に、変えてやるぞ!と思う一面かもしれません。

NOと言えるようになる、自分の意見が言えるようになるのは、留学後の特徴です。

3、視野が広がり、意見が言えるようになる

風船で日暮れ草原の上を走る女性

日本にいたころと、留学後は視野の広さが変わります。

流行り物にも流されなくなり、服のセンスが少し変わります。

またテレビを見なくなったという人も多いです。

ほんの1年の留学では、テレビの世界が大きく変わっています。

知らない芸人や歌手やアイドルがテレビで騒がれているのをみると、なぜ・・・?思います。

カナダ滞在中、アメリカの音楽など聴いているので、日本の歌手の歌唱力に帰国後驚きます。

なんで、この人が歌手になれたのだろう・・・そんな疑問が湧きます。

視野が広がるのは、とてもいいことです。

今までやらなかったことにも挑戦できますし、自分の経験を友達とシェアすることもできます。

またカナダ滞在中に日本についても少しずつ学んでいくので、帰国後は政治に興味を持ったり、今の社会について、また日本だけではなく世界のニュースに目を向けるようなったりもします。

英語がわかるようになると、英語のニュースも読めるので、日本のニュースを海外の新聞で読んでみると、全然違う視点なのでおもしろいですよ。

4、日本を良く知り、日本人の誇りをもてるようになる

長岡花火大会の尺玉百連発

長い間日本を離れると、日本の素晴らしさに気づかされます。

日本食が美味しいこと、美しい自然、日本の独特な文化について。

知れば知るほど、日本が好きになります。

今まで海外旅行に行っていたけど、日本国内の旅行に切り替えて色んな景色を見てみたくなります。

海外にいると、外国人のほうが日本について知っていることもあります。

『ここに行きたい!』と見せられた場所を知らない事や、『こんな街なのでしょ?』と言われても、何も知らなかったりする事もあります。

歴史についても、知らない事が多いと感じます。

戦争中の話をカナダ人とすると、日本の歴史が見えてきます。

自分たちにも、習っていなかった事がある事を知ります。

携帯を片手に日本人以外と歴史などの話をする機会もカナダ滞在中にはあると思います。

知れば知るほど歴史は面白く、日本を知れば知るほど、好きになっていきます。

日本の独特な文化も、以前は気にしなかったのに、『素晴らしい文化だ』と感じるでしょう。

5、親孝行できるようになる

行きていく上での最大のスキルです。

留学すると親を大切にできるようになります。

これは、1日でも早く身につけるべきスキルではないでしょうか。

離れる事で、親の大切さに気づくでしょう。

またカナダに滞在している時も、『今親が倒れたら間に合わないかも・・・』と考えていると、まだ長生きしてほしいと強く願うでしょう。

カナダの家族の愛の形にも、自分の家族との関係を考えさせられます。

親を抱きしめる事や、愛しているとは日本では伝えません。

その代わりに、日本には、日本らしい愛情表現があります。

それがわかれば、自分が親に愛されていた事に気付きます。

親をもっと大切にしたいと考えられるようになるでしょう。

まとめ

留学すると、大きく成長します。

周りの人間はあなたの変化に驚くでしょう。

語学力が上がる事も大切です。

帰国後の仕事につながる資格をとるのも大事なことです。

しかし、人間として成長する事が、私は留学の一番の特徴であり、特権であると考えています。