もしも友人に『何故留学するの?』と聞かれたら、なんと答えますか?

留学には、費用がかかります。

それなりの理由がないと日本から出ようとは思わないはずです。

留学する理由は人それぞれですが、このページでは留学に行く事を決めた人たちのそれぞれの理由について書いていきます。

留学する事を反対されたり、迷ってしまったりする事もありますが、そんなときにこのページを読んでみて、もう一度留学について考えてもらいたいです。

  1. 語学力の向上
  2. 海外で就職する
  3. 帰国後のスキルアップ
  4. 自分へのご褒美

誰がなんといっても留学をする事は、必ずあなたの将来のためになるでしょう。

1、語学力の向上

女性に英語を教える外国人講師

留学やワーキングホリデーに行く人の中で、この理由で留学する人が一番多いとおもいます。

『英語なら日本でも勉強できるじゃん。』と言われるかもしれません。

確かに日本にも、英会話教室などがあり英語を習う場所はあります。

しかし、日本で英語を使う機会は滅多にありません。

日本での京都やニセコのような外国人が多く集まる場所で、毎日英語を使えば上達しますが、英語は習っているだけでは話せるようになりません。

『英語』は言語で勉強ではありません。

人が言葉を使う理由はコミュニケーションを取るためです。

語学力はコミュニケーションなしで上達はしないという事をおぼえていてください。

これは、海外にいても一緒です。

いくら1年間海外で過ごしても、コミュニケーションを取らないと語学力は伸びないのです。

海外に行き留学すると、習った英語をその日に使う事ができ、日に日に外国人とコミュニケーションする力が伸びていきます。

日々の生活の中で英語を使う事で、語学力は伸びます。

もし、誰かに『日本で英語の勉強をすればいいじゃん』と言われてしまったら、英語は勉強じゃない事、コミュニケーション能力だという事を教えてあげてください。

英語が話せるようになるまで2000時間かかると言われています。

この2000時間は英語を勉強する時間ではありません。

英語を使ってコミュニケーションを取る時間です。

留学して英語が話せるようになるのは、2000時間の英語のコミュニケーションをする時間が十分に作れるからです。

日本語とは、文法も単語も違うので、英語を話せるようになるのに勉強は不可欠です。

しっかり勉強して、しっかり言葉を話しましょう。

語学力の向上には、コミュニケーションがかかせません。

2、海外で就職する

経営陣

海外で働きたい、そんな夢や目標を持っている人も多いです。

海外で働くのに、必要な力はなんだと思いますか?
それは、語学力です。

英語が話せないと海外で働く事はできません。

また語学力意外にも、自分で物事を決める力、自信、説得力、プレゼンテーション能力なども海外で働く場合必要になります。

ですので、日本の大学を出て海外に就職するのは少し難しいです。

海外で就職を考えている多くの人は、海外の大学へ留学し、そのまま現地で就職先を見つけたり、ワーキングホリデーなどで海外に滞在し、その間に長期で雇ってもらえる仕事を探したりします。

カナダでは、大学やカレッジを卒業すれば、その後3年間の就労許可がもらえます。

就労許可があれば、自由に仕事をする事ができますし、そのまま永住権も取る事ができます。

ワーキングホリデーで、仕事を探す場合なら、日本食レストランやツアーガイド、旅行会社や日本人用の留学エージェントなどで働けば、就労許可の発行を手助けしてくれる場合もあります。

日本にいる状態で仕事を探しても見つかる事はまずありません。

特殊な仕事意外まずないでしょう。

就職を考えているからこそ、その第一歩で海外の大学に留学したり、仕事を探すためにワーキングホリデーで滞在しながら職探しをしたりします。

親が反対するかもしれませんが、バンクーバーもトロントも日本からの直行便がありますし、繁盛期を避ければ、フライトも安いです。

いつでも会いに来られる事を教えてあげましょう。

またあなたがカナダで永住権をとれば、ファミリークラスで家族をカナダに呼ぶ事もできます。

カナダに留学生が世界中から集まるのは、治安の良さや学費の安さだけではなく、将来もきちんと保証されているからではないでしょうか。

3、帰国後のスキルアップ

くしとはさみをもつ女性

留学を自分の仕事のスキルアップのためにする人も多いです。

医療関係では、最近では外国人患者が増え、看護学校でもレベルの高い英語の授業があります。

そんななか、医療英語や医療通訳などを目指して看護師さんが留学しています。

またカナダの専門学校を出て、カナダで就職すると日本よりも高収入で働く事もできます。

また美容師さんの留学も多く、英語が話せるようになる事や西洋人の髪について知る事ができるので、日本に帰ってから外国人のお客さんを多く持つ事もできます。

美容師の場合も看護師の場合も、給料も働く環境もカナダの方がいいので、帰国しないでカナダに残る人も多いです。

就労許可や永住権も取りやすい仕事です。

また車の整備士の給料は日本の数倍あり、週末も休みで働きやすいです。

もちろん仕事で英語を使う人が語学力アップのために短期留学したりもしています。

留学すると語学力以外にも、専門分野の知識が広がる事も多いです。

美容師や調理師、看護師などの専門職で、日本の技術がいくら上でも、知らない事もたくさんあります。

カナダなりの工夫や新しい考え方、知識が帰国後必ず役に立ちます。

ワーキングホリデーなどで、仕事を探す際は日本でしていた同じ仕事を探してみましょう。

カナダは経験がとても大切にされます。

会社側も自分達の知らない技術を知っている日本人を雇う事は、会社経営にもプラスになる事です。

自分のできる事や知識を面接でしっかり伝えれば、きっと雇ってもらえるでしょう。

4、自分へのご褒美

写真を屋外で撮っている若い女性

昔は高額で自分で貯金して海外に留学するなんて考えられませんでしたが、ワーキングホリデー制度ができてから、多くの若者が自分で貯金して自分の力で海外に長期滞在できるようになりました。

ワーキングホリデーをスキルアップや語学力の向上のために使う人もいますが、中には、頑張って働いた自分へのご褒美に長い旅行気分で使う人もいます。

楽しむ事を目的にするワーキングホリデーです。

これは、ワーキングホリデーだからこそできる事で、日本人にはあまりいませんが、ヨーロッパ人はこの使い方をしている人が多いです。

オーストラリアでは、ラウンドといってオーストラリアを一周するのが流行っていたり、カナダでは雪山で働きながらスキーやスノボーを楽しんだりしている人も多いです。

楽しいを重視しているので、語学力が伸びない人も多いですが、コミュニケーション能力は皆高いです。

ジェスチャーや知っている単語のみで生活している彼らはとてもたくましいですし、外国人の友達も多くいつも楽しそうです。

日本でもリゾートバイトが流行っていますが、カナダにもリゾートバイトが沢山あります。

日本人観光客が多い地域では日本語がスキルとなり雇ってもらえる事が多いです。

スキー場内で働けば、リフト券が無料になったり、近隣のレストランではシーズンパスを半額出してくれたりもします。

安い値段で100%楽しむ。

これぞ長~い、長~い、お休みの楽しみ方です。

もしできるなら、一つ資格を取って帰る事が出来れば、帰国後に自分の好きな事が仕事にできるかもしれません。

スノボーのインストラクターや登山ガイドなど、好きな事を仕事にする事に少しだけ目を向けて、長い休暇を楽しんで欲しいです。

まとめ

留学する理由は100人いたら100通りあります。

反対される事もあります。

しかし海外に行きたいと思った気持ちをまずは一番大切にして欲しいです。

海外に行く事の大切さに気づける人は少ないです。

気づけただけ、すごいです。

楽しむのも留学の形ですし、勉強するのも留学の形、留学後一生懸命働くのも留学の形です。

あなたはどんな留学にしたいですか?