カナダ人の友達の作り方6つの秘訣

カナダ人との友達作りは、多くの留学生が経験する難しいハードルでもあります。

「あっちにいってしまえば行けばなんとかなる!」というのが留学にチャレンジした先輩達からよく聞くアドバイスではあるものの、あらかじめ知っておくと留学スタートの段階から友達が作りやすい方法(秘訣)があります。

それでは一体どうやったらスムーズに現地の人々と友達になれるのでしょうか?

ここでは、筆者自身の経験を織り交ぜてカナダ留学中の友達の作り方について、6つの秘訣をご紹介します。

1)自分の得意なこと、好きなことをみつけていろんなアクティビティに参加する

学校によって異なると思いますが、カナダでは一年を通して様々なアクティビティに参加する事ができます。

たとえば、スポーツ、楽器、写真、美術、ダンスパーティー、語学、ゲーム、アニメなどサブカルチャー系など・・・。

その他にもハイキング、カヌー、スノーボードなどなどカナダならではの大自然を思い切り堪能できるアクティビティも沢山です!

また、カナダはボランティアがとても盛んな国なので、いたるところでボランティアを募集しています。

私はカナダの人気スポーツNo1「ホッケー観戦」をビデオテープにおさめるボランティアもしていました。

日本でホッケーはあまり親しまれているスポーツではないですが、カナディアンのホッケー熱はすごく、人と話すときのネタにもなるし、そのネタで盛り上がれば、友達もつくりやすいでしょう。

皆さんが通う学校のアクティビティーでチケットが安く手に入ることもあるので、そういう機会にお友達を誘ってホッケー観戦ていうのもありだと思います。

もし高校でどんな部活やボランティアがあるかわからない時は、ガイダンスに直接行っていろいろ教えてもらいましょう。カナダ人のスタッフはフレンドリーで優しい人が多いです。

2)ランゲージエクスチェンジに参加する

学校以外で友達をつくる方法の1つに「Meet up」があります。

「Meet up」は、自分の目的や好みに合うグループに参加し、交流を深めることができるサービス。

ユーザーの多くが文化交流を望んでいるので、本当に自分の趣向にあった人たちと出会うことができるという点でもオススメです。

どの国でも同じだと思いますが、現地で一番仲良くなりやすい人は、日本のことが大好きな人、日本のことに興味のある人です。そんな人たちが集まる場には積極的に参加することをおススメします。

代表的なのが「ランゲージエクスチェンジ」です。母国語の違う者同士が、お互いに自分の母国語を教えあう交流会兼勉強会みたいなものです。

バンクーバーでは日本語と英語のランゲージエクスチェンジが多く開かれていました。

基本的に相手は日本のことに興味があるわけだし、タダで英語を教えてもらえるので一石二鳥です。

日本のことをそんなに好きな外国人がいるのかと思うと、嬉しくないですか?

外国人と会話する時にけっこう聞かれるのが、日本の人口は?

日本の面積ってどのくらい?

とか東京出身だったら東京の人口は?

など質問されます、あと日本の文化なども聞かれます。

せっかくのコミニュケーションの場を持った時に、ええっと…?ではまずいので、ある程度は行く前に自分の国のことを知っておくことが大事ですね。

3)笑顔であいさつする

私の場合はとにかく笑顔で挨拶することから始まりました。

笑顔は世界共通です。

大切なのは、出来るだけ相手との壁をつくらずに、笑顔で接することだと思います。

そしてまず、相手の名前を覚えることです。

"How’s going, Chikara?" という具合に「調子どう、Chikara?」と文脈に名前を付けます。

やはり、誰でも新しく知り合った人に名前で呼ばれるのはうれしいですよね。

名前を呼んでもらえると、「あっ、この人自分のことを覚えてくれてる」と好意をもちますよね。笑顔でいると声をかけられることも多くなります。

何事もまずは挨拶からです。

挨拶はコミュニケーションの起点になります。

最初は英語なんてできなくても挨拶くらいならできるはずです。

毎日あいさつを交わすだけでも次第にお互いが意識し出し、交流が始まることもあります。

挨拶は「キッカケ」作りにも良いです。積極的に自分から挨拶することを心がけましょう!

4)相手のいいところ見つけ褒める

カナダでは、みなさんお互いをよく褒めることがあります。

「褒める」文化の中で育ってきたから、自然に相手の良いところに着目し、褒めることが習慣になっているのです。

通りすがりの人にも「わぉ、かっこいい服だね!」などと称賛のフレーズを送ってしまうことも。

誰かが着ている服をステキだな、と思ったら口に出して、直接相手に伝えてみましょう。

服全体でも、褒めるアイテムを特定してもOKです。

私自身も留学生活でよく聞かれたり、使ったりしてたフレーズは「You look great!.Where did you get it?」きまってるね!(見た目について)それ、どこで買ったの?

相手の返答によって話も広がり会話が盛り上がりますね!

5)相手の目をみて!聞き上手になろう

英会話初心者に共通するのは、「話していることは何となく分かるけれど、返事が出来ない」ということです。

幸い、大抵のカナダ人は、本当に話し好きでなので、まずは、聞き上手になることから始めましょう。

ここで気をつけなければならないのは、相手が喋っている間、こちらがただボ?っとしていては駄目だということです。

こちらも一生懸命「聴きテク」をフル活用し、相手の話に耳を傾けなければなりません。

「聴きテク」=「相槌は頻繁に」

黙っていると「ちゃんと聞いてないのかな?話がつまらないのかも?」と思われてしまいます。

何を言ってるのかよく分からなくても、シンプルで言いやすいフレーズをつ かって相槌は小まめにしましょう。

以下のフレーズは何にでも使える便利な一言です。覚えておきましょう。

・uh huh(うん)
・oh, yeah?(へぇ~)
・really?(本当に?)
・wow, that’s Great!(わお~いいね!)

また、日本人は話をするときに相手の目を見つめない国民だといわれます。

相手が喋っている時は、相手の目を真っ直ぐに見ましょう。これだけで相手に対し、「あぁ、自分の話をしっかり聴こうとしてくれているんだな」という印象を与えることができます。

確かに、外国、特にアメリカやカナダ人などと比較すると、日本人は視線を交わすことなくコミュニケーションをすることが多いようです。相手の目を見つめながらは失礼って日本独特の文化でしょう。

6)ホームパーティーに参加する

日本ではあまり考えられませんが、海外ではホームパーティが一般的で、友達の家に集まってスポーツ観戦をしたり、BBQをしたり、各国の料理を持ち寄って皆で楽しむ習慣があります。

ホームパーティでは、ホストとなるメンバーがそれぞれの友だちを連れてくるので大半が面識のない人となります。

もしかしたら気の合う新しい友達を見つけることができるチャンスかもしれません。

ホームパーティーに参加したらまず友達を作ろうと思って待っていてはいけません。

こちらから飛び込んでいくことが大事です。

初めから上手く英語が話せる人なんていないし、留学する前も、実際に留学している間も、自分の英語力に不安や悩みを抱えるのは当然のことだと思います。

上手く話せるようになることにこだわりすぎるよりも、まずは思い切って声をかけ、コミュニケーションを楽しんで下さい。

仲良くなれれば一緒にご飯を食べたりできるし、一緒にホームパーティを開いてもっと友人の輪を広げることもできます。

このようなホームパーティーの良い所は、「お友達のお友達と知り合える」という事。

もしチャンスがあれば是非参加をしてくださいね。

まとめ

外国人の友達を作って、一緒に遊んだりしてるだけで、驚くほど英語力が上がります。

それだけじゃなく自身の発想方法や思考の方法の幅も広がりますので、自己表現力もアップします。

とにかくいいことづくしです!

せっかくの限られた時間なので、お友達を沢山作って楽しいカナダライフを過ごしてくださいね!