治安がいいと言われているカナダでも、留学生が巻き込まれる事件や事故は絶えません。
巻き込まれる原因は、気の緩みや油断、また日本にいるのと同じような感覚で過ごしてしまうことが原因になっています。
例えば鞄の一つの選び方でさえ、カナダでは気をつけなくてはいけません。
日本のようにファッション重視で選んで、チャックが付いていないものや、簡単に鞄が開けられてしまうようなものを選ぶと、財布や中身を盗まれることもあります。
このページでは、そんなカナダでの夜道の歩き方について書いていきます。
- 夜遅くなるバイトには、気をつけよう
- 週末の夜遊びに注意!
- 夜道の歩き方
- 昼間は安全で、夜危ない道とは・・・?
自分自身で気をつけるのが一番大切です。
1、夜遅くなるバイトには、気をつけよう。
ワーキングホリデーでカナダに滞在する場合、ほとんどの人が働くと思いますが、仕事によっては、夜暗くなるまで働かないといけないこともあります。
夜遅くなるような仕事を選ぶなら、できるだけ家は職場の近くにして、通勤の距離を短くするように心掛けましょう。
また女性に限らず、男性が強盗に遭う事件も起こっていますので、男性でも歩く場所や時間を気にする必要があります。
女性は得に暗くなってからの帰宅は避けたり、一緒に帰る人を見つけたりすることをお勧めします。
バスなどで帰宅するなら、家はバス停から近いところや裏通りを通らなくてもいい家を探すなど工夫が必要です。
昼間の雰囲気がよくても、夜になると人通りが減ったり、街頭がなく暗くなったりする道などは危険です。
日本は基本どこにでも街頭がありますが、カナダでは街頭がない道もすくなくありません。
得に裏道は街頭がなく、車も人もあまり通らないような道が多くあります。
家を探す際には、値段以外にも街頭、バス停の位置、周辺の治安などもよく確認するようにしましょう。
これは、カナダに限ることではありませんが、多くの事件などは夜起こることが多いです。
できるだけ昼間の仕事を探すようにして、夜は働かないことをお勧めします。
2、週末の夜遊びに注意!
カナダの生活にも慣れ、友達がたくさん出来ると、週末お酒を飲みに行くことも増えてきます。
夜遊びにも日本と違い所が多いので、気をつけないといけない事がたくさんあります。
まず、IDは必ず持参しましょう。
IDがないと入れない場所も多いです。
平日は確認しなくても週末は確認するバーなども多いです。
また服装の指定もあるレストランやクラブもあります。
ビーチサンダルやデニム、ショーツなどでは入れないお店もありますので、出来るだけ綺麗な格好で出かけましょう。
またバーで酔っ払うと追い出されたり、酔っているとお店に入れなかったりする事もあります。
ソファーで酔って寝てしまったり、机でウトウトしたりもカナダではできません。
また酔っている所を狙って、盗難にあったりもします。
バスや電車での帰り道の居眠りもしてはいけません。
寝ているうちに荷物を盗まれたりもしますので、注意しましょう。
バーテンダーは、客の酔い具合を見ながらお酒を提供する義務がカナダにはありますので、酔っ払っているとお酒も出してもらえません。
日本のように、潰れるまで飲む!はマナーでしてはいけないので、テキーラのショットを飲んだり、一気飲みをしたりなどは出来るだけしないようにしましょう。
荷物も預けたり、席に置いたままにしたりもできませんので、なるべく少ない荷物で邪魔にならない程度にして出かけましょう。
また荷物からは、絶対目を話してはいけません。
3、夜道の歩き方
夜道を歩く時は、必ず人がいる道を選ぶようにして、近道だからと公園を横切ったり裏道を通ったりするのは、危険ですので避けるようにしましょう。
女性の場合、後を着いてこられてそのまま家に強盗が入る事件なども起こっていますので、もし後をつけられていたら、タクシーに乗ったり、どこか寄り道したりして、家を知られないようにしないといけません。
盗難なども治安が悪い所は多いので、肩にかけるようなバックではなく、リュックなどの盗まれにくい鞄を選ぶ事も大切です。
音楽を聴きながら歩くのも危険と言われていますので、しっかり周りを意識しながら歩きましょう。
また、仕事帰りに後をつけられたり怖い思いをしたらな、シフトの時間を変えてもらったり、住む場所を変えるなど、自分ですぐ動きましょう。
盗難などは、音楽を聞いていたり、携帯で話していたりする人を狙いますし、強盗は人通りのない道を歩いている人を狙います。
狙われやすい人物にならないように、心がけ、自分の身は自分で守りましょう。
また自分の街の治安が悪い場所は事前に調べて、夜は得に近寄らないようにしてください。
チャイナタウンも治安が悪いので有名ですが、昼間は人が多くて雰囲気もいいです。
しかし夜になると雰囲気がガラッと変わり、人通りも減ります。
家探しの際、仕事探しの際には、そういう夜と昼の違いにも目を向けてみましょう。
4、昼間は安全で、夜危ない道とは・・・?
昼間は人が多く歩いているのに、夜になると危ない場所はどこだと思いますか?
日本もそうですが、公園です。
公園は夜中になるとホームレスの人が集まったりしますし、強姦なども起こりやすい場所です。
広い公園なども多いカナダでは、回り道をしたらすごく遠くなる場合もありますが、近道で夜公園の中を通るのは危険です。
いくら昼間子供達が遊んでいる平和そうな公園でも同じです。
遠回りでもいいので、明るい道を歩くようにして、公園には入らないでください。
熊も多いカナダでは、山沿いも危険です。
家の近くに山があるなら熊の情報もしっかり知っておきましょう。
また先ほども言いましたが、チャイナタウンは夜中行かないようにする事、バスターミナル周辺も治安が悪いので、夜行便に乗る際や、夜中につく場合は、すぐタクシーに乗りましょう。
数ヶ月カナダに住んでいると、少しずつ感覚がずれてきます。
最初は気をつけていたのに、危険な目に遭わないと『大丈夫』と思い出してしまいます。
そんな時に事故や事件に巻き込まれる人が多いです。
日本みたいに治安がいい国は珍しいという事を知っておいてください。
まとめ
留学中にあなたを守ってくれるのは、自分しかいません。
自分が危ないと思えば、危ないです。
得に男性は、女性が感じている夜道に対する恐怖感などに疎い人が多いです。
バイト先の店長に、『夜一人で歩いても大丈夫だよ!』と言われても、あなたが不安なら断りましょう。
店長はあなたを守ってはくれません。
『歩いて帰るので、夜働けません』こういう自己主張は大切です。
自分の事は自分で守りましょう。