ワーホリに行く前の準備

工業系の短大を卒業し、上場企業に就職しました。3年強ほど物流業の建築部門に所属し、エンジニアとして設計や分析などを主に行っておりましたので、英語を使うことは特にありませんでしたし、必要になる事も多くありませんでしたが、やはり今日ではキャリアアップを目指すのであれば、企業から必要とされる人材になるのには英語力を磨くことはもはや必要不可欠なステータスとなってきました。

「グローバル人材」育成に上場企業は特に最近は力を入れているように感じます。実際、勤めていた会社でも定期的にTOEIC試験があり、600点以上がをステップアップには最低必要でしたので英語力の必要さは日々感じていました。

ワーキングホリデーの準備

退職する前にワーホリに必要な設定した貯金額になるまで貯めて、その間にセミナーへ行ったりしてワーホリの知識を深めていました。

ワーホリ前に不安だったこと

カナダへ行ってから親との日本との連絡手段はどうしようということや、どうやって家を見つければいいのか、病気になった時のことなど全てに不安だった気がしますがそれ以上にワクワクしていました。

ワーホリのきっかけ

企業で働いて3年目のに昔から音楽が好きで洋楽ばかり聞いており、英語の勉強も苦では無くどこか憧れていた部分があり海外志向でしたが、当時仕事も出張ばかりで忙しく、海外で暮らしてみたい!という気持ちが高鳴り、ワーホリは年齢制限もあるので行ける時に行こう!というのがきっかけでした。

英語という武器をキャリアアップにつなげ、再就職しようという意思もあり、今しか無い!という気持ちで決意しました。

ワーホリの目的

一番の理由は英語力を磨くという点ですが、海外へ旅行で行くのでは無く、「暮らす」という目的も多かったです。日本にいては経験できない事を経験するのは誰もができることではないと思ったからです。

ワーホリに行く前の日本での手続き(住民票など)

ワーホリ前にしなければならない事は年金・国民保険・住民票の解約です。手続きしない場合、国外にいるのに高い住民税や国民保険料を払う事になってしまいますので絶対に忘れないようにして下さい。

年金手帳と保険証、印鑑を持って近くの役場へ行って手続きします。出発の14日前から手続きができます。年金については任意で払い続ける事も可能ですがその場合は親に代理になって払ってもらうなどして継続する事もできます。

ケータイの解約もしましょう。SIMフリーのケータイはそのままカナダでも使えますので持って行き、現地のケータイを契約しましょう。

ワーホリの費用(ワーホリをする前に貯めた費用)

200万円。

ワーキングホリデービザの申請方法

2014年からオンラインで申請ができるようになりました。私は2012年に申請して、エージェントを通して申請したのであまり詳しく覚えていませんが、書類をマニラにあるカナダ大使館へ送ってからビザ取得に2,3ヶ月かかりました。メールで通知が来ました。

今年申請する友人からはネットで簡単に応募できたと聞きました。2016年度からは抽選になる事を聞き、オンライン申請できるようになった分、申請する人数も増えたのかなと思っています。2015年度は募集がかかってからわずか3ヶ月で締め切られたようです。

ワーホリに行く前の英語の準備

英語力を少しでも高めるため、行く前の数ヶ月、個人の英語のレッスンを受けました。特に日本人特有のLとRが言えない、BとVができないなど発音を少しでもネイティブ寄りに治したかったので、発音をメインに通ったのは本当によかったです。

やりたいことリストを作って現地にいる間に絶対にやりたいことをメモし、情報収集をしました。また、両親があまりパソコンが得意でないので、連絡手段としてSkypeの使い方を教えたりしました。

はじめてワーホリをする人へのアドバイス

カナダへ一番安く行ける時期は大体10月~2月までの年末年始を除くシーズンです、航空代を少しでも浮かせたいと言う方には出発のできるだけ前に予約する事をオススメします。コスト面でも時間面でもエアカナダが良いと思います。

ワーホリで入国の方はワーホリの申請要項に記載されていますが、ワーホリ応募資格の欄に
have, prior to departure, a round-trip ticket or the financial resources to purchase a departure ticket for the end of your authorized stay in Canada,
とあり、往復航空券か帰りのフライトが払えるお金を持っている証明(残高証明書)が必要ですので、資金に余裕の無い人は片道チケットを購入し、帰りのチケットをカナダで購入して、出発前に銀行で英文の残高証明を用意しましょう。

残高証明は窓口受付のみで、5~10日かかります。以下のものを持参します。
・キャッシュカードか銀行通帳
・届け印
・免許証か保険証
・手数料(各銀行により異なる)

銀行から自宅に郵送してくれ、出来上がった時点で電話をくれるので窓口に取りに行く方が早いのであれば窓口に取りに行けます。

入国審査で「帰りはどうしますか」と聞かれたら残高証明を見せて帰りは後で買う事を伝えるとスムーズに進み、そのままワーホリビザの発行をしてくれます。

1年間有効の往復航空券は1年以内に帰る事が確実であればオープンチケットでも良いと思います。

そしてエアカナダの場合、預ける荷物は2個まで、ひとつの荷物の重さは23.0kgまでです。(2個×23kg=46kg まで)少しでも不安要素は消しておくのが成功するワーホリへの道です!

ワーキングホリデーにかかった費用

エージェントに支払った金額が約30万円(本当になんだったんだろうと思います。)

片道チケット13万円

海外保険(1年間)20万円

ホームステイ(1ヶ月)14万円

ビザ申請1万2千円

語学学校(7週間)CAD$4,000

家賃(11ヶ月分)約CAD$5,000

食費CAD$300/月程度

語学学校に通った経験

トロントには多くの語学学校があります、随時見学を行っている学校が多いので日本で決めずに現地に来てから学校選びをした方が良いです。ESLという学校では授業内容はコンバセーションクラス、グラマークラス、ディスカッションクラス、イディオムクラスなどコースが別れており、1クラス90分です。

毎月行われる実力テストの結果でレベル別でクラス分けされていました。同じクラスにいるメンバーは皆同じレベルだったので、ばらつきが無く、授業も毎回スムーズに進んでいました。レベルが上がっていくと決められたテーマでプレゼンなど、チャレンジしがいのある事も多かったです。

そして見学に行ったほとんどの学校はEnglish onlyというポリシーで学校内は英語オンリーというストイックなルールです、さらに私の行ったESLでは授業を1週間に2日休むと次週は1週間授業が受けられないというとてもストイックな学校でしたので、追い込まれた方がいい方にはオススメの学校です。高い授業料を払っているのですから無駄にしないようにしましょう!

ワーホリ開始時の英語力

学生時代は工業系とあって英語とは無関係でしたが、洋楽や海外ドラマが好きくらいのレベルでTOEICも500点未満でした。昔英会話教室に少し通っていたので少々会話ができる程度でした。

どれだけ英語力が伸びたか?

帰国後すぐにTOEICを受けるとなんと700点台に上がっていたのでとてもびっくりしました。特にリスニングが圧倒的に伸び、行ってちゃんと学んだんだなと感動しました。

どんな英語学習をしたか

勉強嫌いで机に向かって座っていられない性格なので、海外ドラマが好きだったので常に見ていました。分からない単語を一時停止して調べたりしました。音楽も洋楽ばかり聞いていました。英単語の学習ができるアプリを活用し、ストレスフリーで学べる教材を探していました。また、カナダにいる間はできるだけ外に出かけ、友達と会話することを心がけました。

シェアハウスが見つかるまでの滞在方法

ホームステイを1ヶ月経験しました。何も分からない私にいろいろ教えてくださりとても感謝しています。

中国系カナディアンの家へ1ヶ月滞在しました。同時期に韓国の学生さんもホームステイで滞在しており、夕食時に学校はどうだなどいろいろな話をしました。英語を話すことに慣れる場所としてはとてもよかったです。

ホストファミリーも本当に優しい方達で、シェアハウスを紹介してくれたり親身になって相談に乗ってくれました。行ってよかったと思います。

シェアハウスの見つけ方

シェアハウスを見つけるための一番の情報網はやはりネットです、有名なサイトでいうとcraigslistかkijijiです。マップを見ながら、値段や駅周辺など様々なソートをかけて自分の条件にあった家探しができます。日本とは違い、仲介業者を挟まず、オーナーと直接やり取りをするのがスタンダードですので、自分からコンタクトをとり、見学へ行って自分の目で見て決めましょう。

良い物件はすぐに取られてしまいます。また、見学へ行く際は一人で行かず、友達についてきてもらうのが良いです。女性は特に、まれに変な人もやはりいるのが事実です。人気のエリアはコリアンタウンやリトルイタリー、キングなどのダウンタウンエリアです、特にコリアンタウンには日本食が買えるスーパーもあるので非常に便利でオススメです。

そして家が見つかったら契約をします、流れとしては契約書にサインして、デポジットとして最初と最後の月の家賃を契約時に払います。家を出る際は引っ越す1~2ヶ月前にオーナーに伝えましょう。

たまにテイクオーバーという契約の仕方があります。以前の入居者から家具などを引き継ぐという意味です。デポジットとは別にテイクオーバー代も一緒に払うところがたまにあります。自分の次の入居者が決まったらテイクオーバーしてもらえばいわゆる保険みたいなものですのでお金は帰ってきます。

シェアハウスもやはり母国語を喋れる仲間がいて居心地が良いせいか、たまに日本人同士で住んでいる方も多く見られますが、せっかくマルチカルチャーな国に来たのなら、シェアハウスで英語を磨いて友達も作った方が良いですね。

アルバイトの見つけ方

飲食店であれば最近は日本食がとてもブームで、ダウンタウンを歩いていればラーメン屋や居酒屋などのウインドウにサーバーバイト募集のチラシが貼ってある事があり、結構簡単に見つける事ができます。

ですがせっかく海外に来たのに日本食レストランで働くというのも少し悲しいので、できればチャレンジして英語環境でのバイトを探すのをオススメします。

また、チラシを貼っていないところでもレジュメ(履歴書)を持参して置いていけば向こう側からコンタクトをしてきてくれる事も少なくありません。自分の持っているスキルを活かせられるような場所を見つけたらやるだけやってみるというのがカナダ流バイト探し。

本当に行ってみたい所には履歴書を渡してから連絡がなくても、自分から連絡して自分がどれだけその仕事をしたいかアピールするのもいいと思います。採用されたら大体トレーニングがあります。トレーニングの期間や無給か有給かなどは場所によるので始める前に聞いておきましょう。そして美容師やマッサージ、ネイルサロンなどの特定の経験がある方はデマンドがとても多いので楽に仕事を見つけられるはずです。

そして飲食店でバイトに際して注意しなければいけないのは、日本とカナダで異なる点として、サーバーになるにはお酒を作るのに「スマートサーブ」という資格が必要です。ネットで申し込み可、全てネットで受講?テストを受ける事ができます。持っていなくても後で取ることを意思表示すれば雇ってくれる飲食店も多いです。

求人情報(リソース)

求人情報は家探しと同じくcraigslistかkijijiで探す事ができます。少し英語に自信があるという方はmonsterというサイトもあります。日本人のための情報であればe-mapleが一番です。

どれだけアルバイトでお金を稼ぐことができたか

オンタリオの最低賃金はCAD$11.25です。お酒を出す場所ではCAD$9.80+チップです。(2015年10月から)カナディアンオーナーのレストランで週4~5日、6~7時間/日程度でキッチンで働いていました。

月にCAD$1,200程度の稼ぎがあったと思います。毎月貯金できるように暮らしていたので、貯めた分、コンサートへ行ったりNYへ旅行する事ができました。

実際にアルバイトをした経験

カナディアンオーナーのレストランで週4~5日、6~7時間/日程度でキッチンで働いていました。当時の時給はCAD$10.25でした。(2013年)バイトを見つけたのは家からとても近い場所に可愛いレストランがあるなというきっかけで求人募集の張り紙もしていなかったので、ダメ元で履歴書を置いていきましたが、後日面接となり、仕事をゲットする事ができました。

キッチンはした事がなかったので、初めは英語も瞬発的に反応する事もままならず、たまにオーナーに怒られる事もありましたが、追い込んだ環境に身を置いたおかげで英語も人間的にも大きく成長する事ができ、辞める時にはみんながお別れ会を開いてくれ、やってよかったなと感じています!

アルバイトで、どれだけ英語を使ったか?

英語環境だったので毎日英語で同僚のカナディアンのサーバーやオーナーとやり取りをしました。難しい英語を無理に使おうとしなくても、挨拶の仕方や簡単なリアクションからジョークまで、学校では教えてもらえないカジュアル英語をここでたくさん学んだ気がします。ネイティブスピーカーと話すのが一番の勉強だったと思います。電話での予約やオーダーをとったりというのも初めは緊張してろくに分かりませんでしたが慣れてくると楽しくなって来ていることを感じました。

アルバイトについてのアドバイス

ワーホリでバイト探しにとって一番大事なのはビザの有効期限です。英語が得意でなくてもビザの期限が長い人ほど優遇されるところもあります。1年間という決められた時間をどのようにするか計画的に動く!という事を十分考慮した上でバイト探しをしましょう!

履歴書の書き方

日本の履歴書とは違い、学歴よりも経験してきた事、自分が何をやってきてどんなことができるという事をこちらの人間は重視します。また、ビジネスクラスであればカバーレターを添えるのが一般的です。業績やスキルなどアピールできる点はいっぱいした方がより仕事ゲットの確率は上がります。

現地での生活

トロントには多くの建築物があり、中でもOCADという美術短大は見たことも無い不思議な建物で、初めて見たときは驚きました。また、本物の金でできたビルや数々のアーティスティックな建物を探すのも楽しみの一つでした。

友達作り

学校でできた友達とよく一緒に出かけ、モントリオール・ケベックへ旅行したりしました。できるだけいろんな国の人と絡んで日本人とつるまないようにしていました。また、バイト仲間やシェアメイトとご飯へ行ったり、現地でも友達をたくさん作れるように、常に外に出かけるようにしました。

銀行口座の開設の仕方(もしも開設したら)

TDバンクが日本人で開設するなら一番メジャーな銀行かと思います。トロントに本社があります。パスポートとワーホリビザ、を持っていくと開設してくれます。どこの支店でも開設してくれます、デビットカードとクレジットカードの機能を持ったATMカードと小切手を発行してくれます。

口座はsavingとcheckingに分かれており、普段のお金のやりくりはcheckingで行います。savingは基本的にATMで引きおろすことができないので窓口へ行き、降ろしてもらいます。毎月利用料としてCAD$10程度かかります。通帳は発行に料金がかかりますが、オンラインでいつでも見ることができます。

ワーホリ中の保険

海外保険は入っておく方が良いです。日本出国前には必ず歯科へ通い、治療してもらってください。カナダでは歯科治療は保険適応外ですので、数万円簡単にかかってしまいます。海外保険に入らないで万が一怪我をして入院するなどの場合にはとんでもなく高額な治療費がかかってしまうので、必ず入っておきましょう。

現地での生活

ワーホリをしてよかったこと

旅行だけでは分からない、生活をするという面では日本と全く違い、何をするのも新鮮で毎日が新しい経験でした。インターナショナルに多くの国の友人ができたのは一生の財産です。

ワーホリをして、変わったこと

価値観が圧倒的に変わりました。日本で当たり前、常識なことがこっちでは全く違います。言いたい事を遠慮して言わない日本人はだから地味なのよとカナディアンの友人に言われた時は「あぁそうかもな」と思ってしまいました。

ワーホリを通して得ることができたこと

一番は主人と会えたという事です、3回目の引っ越しで隣の部屋の住人が主人との出会いのきっかけとなりました。

その他、経験されたこと

帰国してからの遠距離恋愛を経験しましたが、Skypeや他のソーシャルメディアツールを使って乗り越えられた事、日本で主人と結婚する際にカナダ領事館へ予約し、婚姻要件具備証明書という聞いた事も無い書類と取りに行ったりと役所へ行って無事国際結婚する事ができました。

ワーホリ中に行った旅行について

NYへ1週間ほど行きました。タイムズスクエアやセントラルパークなど、映画の中でしか見た事がなかった夢の場所へいく事ができて感激しました。5番街には好きなブランドの本著地へ足を運んだりできてとても嬉しかったです。

留学代理店をどのように利用したか?

ワーホリについての知識が全くない時期に複数のエージェントのセミナーへ行来ました。

登録料として数十万円も払い、仲介手数料にこんなに使ったのかと今では後悔していますが、親に安心させるという面や、分からない事を代行してやってくれる、教えてくれる、英会話教室も契約後無料でいつでも通えるなどサポート面はしっかりしていたのでは無いかなぁとも感じます。

帰ってからの就職について

帰国後は未経験でしたが、英語を使った仕事をしてみたいと思い、貿易事務になる事ができました。