ワーホリをしたきっかけ
ワーキングホリデーを始める前は日本で大学に通いながら、アルバイトを2つ掛け持ちしワーホリの費用を貯めていました。
大学3年生の時に大学を1年間休学し、アメリカの西海岸に語学留学をしました。当初はアメリカに10か月滞在する予定だったのですが、私が滞在していた地域は小さな街だったため滞在4か月ごろに物足りなさを感じ、どうせなら東海岸側にも行ってみたいと思い、通っていた語学学校の同じ系列校があったトロントへ引っ越しました。
語学留学でトロントに滞在したのは4か月ほどでしたが、滞在するうちにトロントの住みやすさや街の雰囲気が好きになり、また戻ってきたいと思うようになりました。語学留学だったためトロントでの就業経験はなかったため、今度はトロントで働いてみたいと思い大学卒業後にワーキングホリデービザを使いトロントに戻ってきました。
ワーキングホリデーの準備
まずワーホリをするにあたり、大まかなスケジュールを決めました。ビザや航空券の手続きを6か月前から行い、3か月ほど前から海外旅行保険などの準備をすると決めました。
以前にトロントへ滞在していたことがあったので、準備はできるだけ自分で行いました。ワーホリのビザの申請はインターネットで自分で行い、ワーホリの間の保険の手続きも自分で海外旅行保険を扱う代理店へ行き、個人で申し込みました。航空券は、インターネットのいろいろなサイトを使い値段を見比べ自分で購入しました。
他の準備としては、歯医者さんに通いました。カナダの歯の治療はすごく高額で、保険でカバーされない場合、虫歯の治療やクリーニングのみであっても数万円かかってしまいます。ですので、カナダ滞在中に歯の急な痛みやトラブルが起こらないように、歯の治療を終えてからカナダへ渡航しました。
以前の語学留学時、具合が悪くなったときに北米で市販されている薬を購入したのですが、自分に合わなかったことがありました。なので、風邪薬や痛み止めなど、何種類か自分が普段から使っている薬も購入しました。コンタクトレンズも1年分、渡航前に購入しました。
また、ワーホリ中の仕事探しやシェアハウスを探すときに必要なパソコンを新しく買い換えました。
ワーキングホリデーにかかった費用
ワーキングホリデーに行く前に貯めた費用
航空券や保険代の支払いを除き、カナダに現金として持っていくものとして、50万円ほど貯めました。この貯めたお金で、仕事が見つかるまでの生活費や、最初の家賃などを払いました。このほかに自分の日本の口座に20万円を残しておき、カナダでクレジットカードを使用した際に引き落とされるようにしました。
ワーキングホリデーにかかった費用
ワーホリにかかった初期費用ですが、以前にトロントで語学留学をしていたこともあり、最初は語学学校には通わなかったことやできるだけ自分で手配したこともあり、安く抑えられたと思います。
初期費用は、航空券(片道でキャセイパシフィック航空利用)約10万円、留学保険 約10万円、ビザの申請料 約1万5000円(2014年時点)が主なものでした。12月の末か1月の始めの出発予定だったのですが、年末年始は航空券が割高だったため出発を12月初旬に変更しました。
片道の航空券だったのですが、この変更で5万円ほど安い航空券を購入することがでできました。航空券にも、割高の時期や少し安い時期があるので、出発の半年ほど前から値段を調べておくのが良いと思います。
あとは新しいパソコン代として約10万円、トロントへ持っていく日用品や消耗品、薬、食料品などを購入したので、出発前に5万円ほどかかりました。
トロントでの生活費
トロントでの生活費ですが、主なものとして、まず交通費としてTTCメトロパスというものを購入します。このパスが月々1万4000円ほど(約140カナダドル、2016年1月現在)かかりますが、1枚でトロント市内の地下鉄、バス、路面電車が乗り放題ですので、ほとんどの人が利用しています。次に家賃ですが、ワーホリでトロントへきている人でシェアハウスを利用している人の相場が5万円程度(500ドル前後)です。
私も最初は、月々500ドルのシェアハウスに住んでいました。その他の費用ですが、私の場合、まかないがでる職場だったため、食費は少し抑えられたと思います。買い物や外食などほどほどに楽しんだため、その他の費用として、5万円程度(約500ドル)かかりました。
また、ワーホリ中にニューヨークへ旅行をしたのですが、往復のバスの運賃、ホテルの宿泊費、交通費、ミュージカルのチケット代、食事代、お土産代など合わせて10万円程度(約1000ドル)使いました。
他の費用で大きなものといえば、ワーホリ期間の後半にカレッジへ進学したいと思うようになったため、その準備をするためにカレッジ付属の語学学校へ通いました。週に1回4時間のクラスが12回で500ドルほど支払いました。
ワーキングホリデーをした都市
トロントについてですが、いろんなところで言われているように多様性のある都市だと思います。たくさんの国からの移民が住んでいるため、一つの市の中でいろいろな文化を感じることができます。
街の雰囲気は、小さい都市の中に、チャイナタウンやコリアンタウン、リトルイタリー、グリークタウンなどがあり、それぞれで街並みやレストランなどが異なり、とても興味深いです。
いろいろな国の料理を本格的に食べられるので、お気に入りのレストランがたくさんできました。
天候ですが、冬はやはり寒くなることが多いので最初にトロントへ来たときは、経験したことがない寒さに驚きました。
とても短くすぐに過ぎ去ってしまいますが、春と秋はとても過ごしやすいです。夏は25度を超える日がよくありますがじめじめしていないため、日本の夏より過ごしやすいです。夏には野外で毎週のようにイベントがあります。
英語力について
高校の時に短期留学を経験していたことや、大学受験の勉強で英語を重点的にしていたこともあり、留学する前も英語の文法やリスニングは得意でした。しかし、実際語学留学をしてみると、思っていた以上に言いたいことを伝えることが難しいことに気づきました。
最初にアメリカで語学留学をしていたころは、カフェでコーヒーを頼む際にもすごく緊張し、うまく伝わらないことがありました。アメリカとカナダでの約10か月の語学留学中に会話力はかなり上達したと思います。トロントにワーホリで戻ってきたあとすぐにレストランで働き始めたのですが、注文を取ったりお客さんにメニューを説明するのに困らない程度の英語力はあったと思います。
しかし、ビザの関係で移民局へ電話をしないといけないときや、銀行の手続き等でカスタマーサービスに電話をするときなどは、相手の言っていることがすべて聞き取れているかがすごく不安でした。
また、アルバイト中に電話での注文を受けたり、予約を取ったりする場合も、少しとまどうことがありました。しかしワーホリの1年が終わりに近づいてくる頃から、電話での会話や、以前不安に思っていた少し難しい内容もスムーズに聞き取れるようになり、自分の言いたいことも頭で考えることなく簡単に言えるようになりました。
どんな英語学習をしたか?
ワーホリに来てすぐの頃はとにかく会話になれるために、いろいろなところに買い物に行ったり、出かけたりして知らない人と少しでも話す機会を作りました。
また、カレッジ進学を考えていたので、カレッジ進学時に必要なIELTSという試験の勉強を独学でしました。CD付きの参考書を何冊か購入し問題を解いたり、インターネットで過去問を探して勉強したりしました。
このIELTSは、リーディング、リスニング、ライティング、スピーキングの能力すべてを測る試験で、進学のためだけでなく総合的な英語力がついたと思います。
ホームステイ
語学留学時にトロントでホームステイを経験しました。語学学校を通じての申し込みだったので、自分では特になにも準備はしませんでした。ホームステイ先は、フィリピンからの移民の家族で、30代のご夫婦と小学生の娘さん1人と、同じ語学学校に通っていたメキシコからの留学生の女性がいました。
最寄りの駅までは歩いて約10分で、駅から学校までは地下鉄とストリートカーを乗り継いで40分ほどでした。最寄り駅前には、大きいスーパーがあったので、自分の食べたいものはそこで購入していました。大きい部屋にベッドが2つあり、もう一人の留学生とシェアしていました。お風呂とトイレも2人でシェアしました。
朝御飯と晩御飯がホストファミリーから提供されるプランだったので、朝は自分たちで家にあるシリアルやパンなどを食べ、夜はお母さんが作ってくれる手料理やピザなどを食べていました。ホストファミリーはとても親切で明るい家庭で、週末はみんなで買い物へ行ったり、ナイアガラ方面まで出かけたりしました。
平日の夜でも、家でみんなでテレビを見たり話したりととても充実した日々を過ごせました。小さい女の子がいたので、会話をたくさんしてくれ、とても良い英語の練習になりました。
シェアハウスの見つけ方
シェアハウスは日系の掲示板で見つけました。語学留学時はホームステイだったので、初めてのシェアハウスでした。そのため、日本語で募集が出ているほうが安心できると思ったので、日系の掲示板を利用しました。
何件か候補をあげ大家さんに連絡を取り、実際に見学へ行きました。条件の良いシェアハウスはたくさんの連絡が来るようで、こまめに掲示板や自分のe-mailを確認するようにしました。実際に何件か見学した後に、一番気に入った物件に決め、大家さんに2か月の家賃(入居の月と退去の月)をデポジットとしてすぐに支払いました。
その物件はすぐに入居ができたので、翌々日に引っ越し生活をはじめました。自分用の個室がありましたが、お風呂とトイレは3人で共同で使い、キッチンは住んでいる人全員で共同で使いました。交通の便も悪くなく、シェアメイトもみんないい人だったため、結局ワーホリの1年間は同じシェアハウスで過ごしました。
カナダでの仕事先の探し方について
ワーホリでの仕事ですが、多くの人が飲食関係の仕事についていると思います。私の場合、最初の仕事探しはカナダ在住の日本人向けのウェブサイトを使用しました。
日系の掲示板は、ワーホリでカナダ(特にトロント)へ来る人のほとんどが、仕事探しやシェアハウス探しなどに利用するサイトです。このサイトでは、日本語での募集がほとんどのため、日本食レストランや日本人経営のレストランの募集や、日本人が何人か働いている現地のお店が主になります。
サイトを通じて履歴書を添付しメールする、直接お店に履歴書を持っていくなどの方法で応募します。私の最初の仕事が決まったときは、日系の掲示板からメールを送り、数日後に「面接に来てください」という連絡が来ました。
その後、直接お店へ面接へ行き、日本人のオーナーさんと日本語で面接を行い、数日後にメールで採用の連絡が来ました。面接の内容は、今までの職務経験についてや、勤務時間の説明など簡単なものでした。
日本人のオーナーさんでも、英語での面接をしていらっしゃるところもあるようです。
その他の方法では、レストランの入り口等に「サーバー募集中」や〝Hiring"等の募集広告が貼られていることがあるので、忙しそうでない時間帯に直接お店に履歴書を持っていくこともあります。オーナーがいる場合はその場で面接となる可能性もあります。
またE-MAPLE以外にもすべて英語表記になりますが、仕事を見つけるためのウェブサイトや掲示板がいくつかあります。自分の働きたいと思うカフェやレストランのウェブサイトへ直接行き、そこで求人情報や応募フォームが見つかる場合もあります。
トロントでは面接までたどり着いたとしても、不採用の場合は面接後に連絡がこないことが多くあります。私は、最初はそれに戸惑いいつまでも連絡を待っていました。しかし、面接が終わった後もこまめに掲示板をチェックするなど、引き続き仕事を探すのが効率的だと思います。
求人情報
求人情報ですが、日系の掲示板にはワーホリで期間限定で働いている人が多く、順番にみんなが帰国することもあり頻繁に求人広告があがります。しかし、時期によっては応募が殺到することや求人広告が少なくなることがあり、仕事探しに苦労する場合があります。私は12月初旬にトロントへ到着し、12月末から仕事を探し始めました。
クリスマスと年末年始で求人広告があまりなく、仕事が決まったのが1月末でした。日系の掲示板と、カナダ現地の掲示板の両方を使いました。20通ぐらい履歴書を添付したメールを送りましたが、返信が来たのは5通ほどで、面接まで行ったのは2、3社でした。トロントで仕事を探してみて、運やタイミングもすごく重要でメールを送っても返ってこないことが多くあるため、あまり職種やポジションにこだわらずに応募してみるのがいいと思いました。
仕事探しの時期ですが、仕事が見つかりやすい時期と見つかりにくい時期があると思います。例えば、5月ごろはカナダの現地の学生が夏休みに入ることもあり、仕事への応募が殺到します。8月の末から9月は学生がまた学校へ戻るため、求人広告が多くでるようです。また、ワーホリで来ている日本人が3月や9月に多く帰国するため、日系のレストランであれば、その前後も多く求人がでるようです。先ほども述べましたが、クリスマスシーズンや年末年始は、お店が一時的に閉まることもあり求人が減ります。
履歴書の書き方
カナダの履歴書は日本のように決まったフォーマットがあるわけではないので、自分でマイクロソフト ワードで作成します。内容で日本と違う点は、写真や生年月日、性別は記載しません。私は、インターネットでサンプルを検索し自分で作成しました。
その内容ですが、上から
1)名前、住所、連絡先(電話番号とメールアドレス)、ビザの期限。
2)自分のどういったところが応募している職種に適しているかのまとめ。
3)職務経験(日本でのアルバイト経験)
4)学歴と海外での経験(語学学校に通っていたこと)
を記載しました。日系の職場でのアルバイトでも、英文の履歴書を送りました。
履歴書を作る際に、②のまとめを考えるのに苦労しました。レストランに送る履歴書の時には、「日本でのサーバー経験があるので、自分で考え、素早く効率的に働くことができます」ということを強調して記載しました。
ある程度、募集広告に採用先がどのような人材を募集しているかが載っているので、その内容と照らし合わせ少しずつまとめを変更しました。たくさんの応募が来る中で、目にとめてもらえるのは簡単ではないと思うので、②のまとめを重点的に履歴書を作成しました。
履歴書を作成する際にパソコンは絶対に必要です。また、印刷した履歴書をもっていかないといけないとこをもあります。図書館で無料でパソコンを利用できる場所もありますが、インターネットを通して仕事探しや履歴書を送るので、日本からパソコンを持ってくることをお勧めします。履歴書の印刷は、有料ですが図書館で行いました。
どれだけアルバイトでお金を稼ぐことができたか
1年間のワーホリの間で、2つのアルバイトを経験しました。
まず一つ目は、日本人経営の飲食店でサーバーとして働きました。先ほど述べた日系のウェブサイトで求人を見つけ応募し、面接を受け合格しました。週に4-5回の勤務で、1週間に30-35時間ほどの勤務でした。時給は当時の最低賃金で約9ドルで、これにプラスでチップとして1時間あたり6ドル程度もらいました。やはり忙しい週はチップが多く、暇なときは少なかったです。1時間であわせて約15ドルほど稼ぐことができました。週の収入は時給とチップを合わせ、400から500ドル程度でした。
二つ目のアルバイトは、カナダでフランチャイズ展開をしているサラダやサンドウィッチを販売しているお店でした。こちらも日系の掲示板で、代理投稿がされているのを見つけ応募しました。
仕事内容は、お客さんから注文を取りサラダやサンドウィッチを作ったり、食材の切ったり洗ったり、次の日の準備をしたりしました。このお店は持ち帰るお客さんがほとんどだったため、チップは週に5ドル前後しかありませんでしたが、時給はその分サーバーのアルバイトより高く、11ドルでした。週に25-30時間働き、週の収入は300ドル前後でした。
アルバイトの経験
2つの全く違った種類のアルバイトを経験して、どちらともにいい点、悪い点があったと思います。
1つめの日本人経営のレストランでのアルバイトですが、サーバーやキッチンスタッフのほとんどが日本人でしたので、同じように日本からワーホリで来ていた人と友達になることができました。トロントに友達や知り合いがほとんどいなかったため、いろいろな情報を交換できるすごく心強い存在でした。
また、毎日簡単な賄いが出たので、食費を少し浮かすことができました。一番良かった点は、サーバーのポジションでチップをたくさんもらえたので貯金をすることができました。しかし、やはり日本人環境で働いていたので、アルバイト中に英語はあまり伸びなかったと思います。接客は英語で行いますが、メニューの説明やオーダーの取り方などいつも同じような会話ばかりでしたので、英語をたくさん使っているという感じではなかったです。
2つ目のアルバイトは、ダウンタウンにあるファストフード系のお店でしたので、ランチタイムがすごく忙しかったです。同僚には日本人も数人いました。ランチタイムの忙しさを除けば簡単な作業が多かったので、リラックスして働くことができました。同僚もみんな仲が良く、とても楽しい職場でした。このアルバイトでもランチを食べることができたので、お昼ご飯代の節約になりました。
しかし、お昼の忙しい時間帯以外はすごく暇だったので、後ろのキッチンで食材の準備などをすることが多く、準備中は同僚やお客さんとコミュニケーションをあまりとらないことがあり、孤独に感じることもありました。また、チップがほとんどもらえないアルバイトだったので、1つ目の日本食レストランに比べるとあまり稼ぐことができませんでした。
2つのアルバイトに共通して言えることですが、トロントにはいろんな国から来た人や、異なる宗教の人がいます。そのため、食生活が様々です。宗教上、豚肉や牛肉が食べられない人、ベジタリアンやヴィーガン、グルテンフリーの生活をしている人などがいます。
また、アレルギーを持った人から注文を受けることもあります。実際に私が働いていた両方のアルバイトでも、毎日のように上に述べたような方々から、料理の材料に関する質問を受けました。食べ物を扱うアルバイトの時は、少しでもこのような知識と説明できる英語を学習していれば、スムーズにお客さんの質問や要求に答えられるので、お客さんにも安心して食事をしてもらえると思います。
ワーキングホリデー中に行った旅行
語学留学中とワーホリ中に、1度ずつアメリカのニューヨークへ旅行しました。1度目はトロントからニューヨークまでバスで行きました。トロントからNYまでは毎日数本バスが出ています。約10時間の旅でした。
10時間の間に、トイレ休憩や食事休憩が数回あったので、思っていたよりしんどくなかったです。バスにはWi-Fiが通っており、携帯等の充電もできるので、退屈せず過ごすことができました。また、バス停がトロント、ニューヨーク共にダウンタウンの中心の地下鉄の駅の近くだったため、飛行機のように、空港のある郊外まで交通機関を使っていく必要がないのでとても便利でした。
特にニューヨークでは、タイムズスクエア周辺にバス停がありました。バスのチケットは往復で70ドルほどで、早くから予約すると安くなることもあるようです。3泊で行ったのですが、宿泊はブルックリン地区のドミトリーにしました。5-6人と一部屋とバスルームをシェアでしたが、値段は1泊100ドル以上とニューヨークの宿泊はやはり高かったです。初めてのニューヨークだったので、タイムズスクエアや自由の女神の島や、金融街など、有名な場所をいろいろ周りました。また、ミュージカルが好きなので学生用の割安のチケットを購入し毎晩観ました。
ワーホリ時代にニューヨークへ二度目の旅行をしたときは、飛行機を使用しました。トロントからニューヨークまでは飛行機で1時間ほどで行くことができます。航空券の値段は200ドルほどだったと思います。このときは、便利さを重視で旅行したので、タイムズスクエアの近くのホテルに宿泊しました。値段は少し高かったですが、いろいろな観光地に歩いていくことができるので、とても便利でした。
2度目の旅行ということで、1度目には行くことができなかった、日本で話題になっているハンバーガー屋さんやコーヒー屋さん、スイーツ屋さんなどを飲食を中心で回りました。ニューヨークでもそれなりに話題になっているようでしたが、日本ほど並ぶ時間は長くなく、短い待ち時間で購入することができました。このときも2回ミュージカルを鑑賞しました。
ワーキングホリデーで楽しかったこと
ワーホリに行く前の2年間、大学に通いながらワーホリに行く資金をためるためのアルバイトを2個かけもちし生活していたため、自分の趣味や好きなことに使う時間とお金があまりありませんでした。
トロントにワーホリに来てから、フルタイムで働いてはいましたが、アルバイトの前やあとに少し余裕ができました。その時間で、ヨガ教室に通ったり、いろいろなカフェを回ったり、ゆっくり家で料理をしたり、友達とお買い物に行ったりできたことがとても楽しかったです。
また、勉強の時間をゆっくりとれたこともすごくよかったし、それが今の生活につながっていると思います。ワーキングホリデーという言葉のとおり、働きながら休暇をゆっくり自分のために楽しむことができたことがすごくうれしかったです。
ワーキングホリデー後の仕事
ワーホリの終わりごろから、トロントでのカレッジ進学について考えるようになり、2015年よりトロントのカレッジに通っています。
2015年はカレッジでの勉強が大変で、週に2回ほどのアルバイトしかできなかったのですが、2016年よりカナダのある企業で、勉強している分野のフルタイムのインターンとして雇ってもらい働いています。
仕事は、他の同僚の手助けをするのがメインです。自分が勉強している分野のことなので何をするのも興味深く、毎日がたくさんのことを学ばせていただいています。
これからワーキングホリデーへ行く人へ
ワーホリ中にいろいろな体験をしたことからカナダでの夢を見つけ、現在カレッジに通っています。語学留学時からすると、全く想像していなかった人生ですが、とても充実しています。
1年間という限られた時間ですが、いろいろなことに挑戦してワーホリを楽しんでください!