初めての留学の方、長期の留学の方。

海外での体調不良はとても、心配ですよね。

慣れない環境での生活。

食生活の違い。

時差ボケからの過度な疲れ。

全てが英語環境での生活で、体は気づかない内にストレスを感じているものです。

この記事では、生徒さんからの実体験をもとに、体調不良を起こした時の対処法。

予防策を書いていきます。

体調不良になる?

ほとんどの生徒さんが一ヶ月以内に、軽い風邪も含め、なんらかの体調不良を引き起こします。

主な原因としては、

・新しい環境での疲れ

・激しい気候の変化の影響

カナダに着いてすぐは、興奮と少しの不安があります。

ホームステイ先の方と英語でのコミュニケーションが上手く行かないのに落ち込む生徒さんもいるようです。

しかし、実際、あなたの体は、体内時計の狂いと急な変化に着いて行っていません。

また、カナダの日本にはないウイルスを吸い込むため、免疫のない私たちの体は耐えられません。

カナダの気候についてですが、特にカナダの気候は変わりやすく、室内と外の温度差が激しいため、たいがいの人は3週間以内に一度風邪を引きます。

季節の変わり目は、特に気候の変化が激しいため、現地のカナダ人でさえも体調を崩すものです。

不安になるでしょうが、留学前に知っていることが大切です。

そして、十分に対処法を知ること、体調不良にならないために何を心がけるかが大切です。

日本にいる時よりも気をつけないといけないでしょう。

体調不良への対処法

体調不良と言っても、軽い風邪の場合、安静にしていれば数日で回復するでしょう。

問題は、大きな怪我をした時、自分の英語力だけで現地の病院に行けるかが大きな不安ですよね?

軽い風邪

ほぼ全員が風邪を引きます。

・風邪薬

・熱ざまシート

・体温計

・マスク

など、日本から持って行けるものは持って行きましょう。

薬はカナダでも買うことができます。

しかし、カナダの薬はとても強力だと言われています。

もしかしたら体に合わない可能性もありので、日本から風邪薬は持って行った方がいいでしょう。

後は、家で安静に寝て体力の回復を待ちましょう。

外傷など病院が必要な場合

皆さん、保険に加入していることと思います。

病院によって、治療費をそのまま保険会社に請求してくれる所と、自分で一度カバーして、後から自分で保険会社に請求しなくてはならない場合があります。

方法は大きく3つです。

1.自力の自分の英語力のみで病院に行く。

2.日本語が通じる病院へ行く。

3.病院での通訳を努めてくれるエージェントに頼む

ほとんどの方が、2か3を使います。

やはり、病状を説明するのは難しいですし、薬の説明なんかも間違えたら不安なようです。

ある生徒さんは、指に細菌が入り化膿して、どうしようもなかった時にこちらの会社を使いました。

日本人の看護師としての経験のあるエージェントさんが付き添ってくれて、書類の手続きまでしてくれました。

代金は、留学エージェントさんの金額に含まれていたため、一切かかっていません。

以下の方法で探してみて下さい。

・保険会社へ問い合わせる

・エージェントに尋ねる

・語学学校の日本人アンバサダーに聞く

このように、病気になっても、さまざまなシステムも用意されていますので、
そんなに不安に感じなくても大丈夫ですよ。

病気にならないために気をつけること5つ!

いくら病院のシステムが整っていると言っても、病気にならないのが一番ですよね。

ここでは、主に5つ!留学の際、自分の体調管理のために気をつけるべきことを紹介します。

1.時差ぼけを甘く見ない

カナダと日本の時差は14時間です。

日本と全く逆の時間帯になります。

ほとんどの人は飛行機の中で、しっかり寝て朝到着するなどして体内時計を調節しますが、実際に時差が治るのに1週間は必要と言われています。

9時頃に眠くなり、4時に頃に目が覚めます。

こんな生活が1週間続きます。

カナダにについてすぐの頃は、楽しさからか、時差ぼけになっていることを、そこまで問題だと思っていません。

それよりも、出かけて多くの経験をしよう!と言う人が多いです。

短期留学の方は1ヶ月ほどは、テンションだけで乗り切ることができるでしょう。

しかし、長期の方は、最初は無理をせずに時差ぼけを乗り越えることを優先することをお勧めします。

だいたい、着いて2週間後にどっと疲れがでます。

2.生ものに注意!

カナダ現地での生ものには気をつけましょう。

カナダでは、基本水道からの水でも、問題はないです。(tap waterと呼ばれます)

しかし、カナダの現地の方は、生卵だけは、絶対に食べません。

基本生ものは、危険と言う意識があるからです。

最近“すし”がこちらでは人気のためレストランでは、生ものも提供されています。

それでも、生ものを食べる時は注意が必要です。

免疫力が低下しているときや、体調が少しでも悪いと感じた時は生ものは避けるようにしましょう。

3.ストレス

新しい環境、毎日会う新しい海外の人々、英語に囲まれた生活。

毎日が変化ばかりで。

飽きることはないでしょう。

しかし、あなたの心は知らず知らずのうちにストレスを抱えているものです。

自分の言いたいことが言えなかったり、慣れない生活、なかなか親しい友達が出来なかったり、出来ても、次々と友達は彼らの国に帰っていきます。

そんな時、ホームシックにかかる生徒さんも多いです。

日本いる家族、友達とも連絡を取り合い、自分の心がストレスを感じない環境を作るように気をつけてあげましょう。

あまりに詰め込みすぎると、ネガティブになり、あなたの体調に大きく影響してきます。

無理は禁物です。

4.適度な休憩

カナダでは、特に夏はたくさんのイベントがあり、皆、出かけることが大好きです。

多くのお誘いがあなたを待っています。

あなたのスケジュール帳はすぐさま予定で埋まって行きます。

しかし、あなたの体は追いついていけません。

時には、しっかりと家でのんびりと過ごす時間も作りましょう。

5.気候の変化に対応出来る服装

誰も口をそろえて不満を言うものは、カナダの天気についてです。

本当に、予想外に天候が変化します。

特に気温の差が激しいです。

冬の間、外は信じられないほど寒くなります。

しかし、室内やバス、電車の中は暖房が効きすぎるほど暑くなります。

室内では、半袖の方もいるほど…

春は、一週間の間に冬のような気温の時もあれば、夏のように暑い日もあります。

また、日中と夜の温度差も激しいです。

このような気温の変化に対応できるよう、体温調整が出来るような服装を心がけましょう。

自分の体調を英語で言えるようになろう!

実際、病院で医師に、英語で病状を説明するのも、聞き取るのもとても難しいものです。

しかし、ホームステイ先の方に体調を説明するくらいは、自分で出来るようになっていないと、現地で困ると思います。

なので、簡単なフレーズのみご紹介します。

実際に留学する前に練習しておきましょう。

I feel sick.(私は病気です。)

I’ve caught a cold. / I have a cold.(風邪を引きました。)

I have a headache. /My head feels heavy.(頭が痛い)

I have a migraine. (偏頭痛がする)

I have a pain in my back. / legs….body parts.(?に痛みがある)

I have a sore throat.(喉が痛い)

I have a fever.(熱がある)

I feel chilly. / cold.(寒気がする)

I feel dizzy. / weak / run down.(めまいがする)

I have a running nose.(鼻水がでる)

I have a poor appetite. / no appetite.(食欲がない)

I feel nauseous. / feel like throwing up.(吐き気がする)

My stomach hurts.(お腹が痛い)

I have diarrhea.(下痢)

I am constipated.(便秘)

I have my period.(生理中)

I have cramps.(生理痛)

他にも、たくさんの表現や、もっと詳しく説明するためには、他にもフレーズがあります。

まとめ

日本にいる時でさえ、病気になると不安で心細くなりますよね。

留学中は尚更です。

実際、留学先では、病気になったらすぐに助けてくれる両親はいません。

自分自身で対処することが大切です。

そして、まずは、病気にならないために、無理をしないこと。

体調管理をしっかり行うこと。

そして、病気になってしまった時のことも考えて、事前に病院のことや、保険のことは大まかにでも。

把握することが大切です。

また、留学中は日本人の友達は作らない方が良いとは言いますが、助けてくれる親しい日本人の友達も大切です。

毎日出かけたくあまり多くのプレッシャーをかけすぎず、リラックスして留学を楽しんで下さい。

カナダは比較的安全な国で、留学制度はしっかりと整っています。

準備をしっかりしていけば、何も怖いことはありません。