海外での暮らしは初めてのことだらけで不安なことも多いはずです。
- 留学するには何を持っていったらいいの?
- カナダでは何が手に入るの?(または、何が手に入りづらい?)
- 持っていったら便利なもの、いらないものってある? こうした様々な疑問があるのではないでしょうか
こうした不安を解消し、前向きな気持ちでカナダへ渡ってもらいたいと思いますので、持ち物リストを作成しましたので是非参考にしてください。
必ずこれは持って行こう!(必需品)
まず、カナダへ渡るにあたって必要となる重要なものをあげてみます。これらがなければ、そもそもカナダへ渡って生活することも不可能です。日本を発つ際は、手荷物にこれらのものが入っているか確認して下さい。
1.パスポート:事前に有効期限を確認して下さい。留学終了日までの有効期限が残っている必要があります。また、写真が載っているページのコピーもとっておくと良いです。
2.航空券:日本のようにカナダではプリントアウト出来る場所が多くありませんので、プリントアウトすることをお勧めします。
3.ビザ:カナダで正式なビザを発行する際に必要になりますので、パスポートと一緒に忘れないようにして下さい。
4.クレジットカード:こちらも有効期限の確認をして下さい。カナダでは買い物の際にカードを使用したり、宿泊の際の身分証明書として使用する場合があります。2~3枚持っていると良いかもしれません。
5.キャッシュパスポート:旧トラベラーズチェック。日本からの送金も行え、現地通貨で引き落としができます。使い方はクレジットカードと同様ですが、使用した時点で金額が引き落とされます。
6.残高証明書:片道航空券の場合、帰国する際の航空券を購入する余裕があるのか確認される場合があります。
7.現金(カナダドル、日本円):現地に着いた際にカードが使用できない場合もありますので数日過ごせるだけの金額は両替しておいて下さい。また、日本へ帰国した際に日本の携帯電話が使用できず小銭が必要になるなどの場合もありますので、日本円も持ってカナダに渡って下さい。
8.学校の書類:入学時に確認のために提出が求められる場合があります。また、パスポートとビザも一緒に確認される場合がほとんどですので、忘れないようにして下さい。
留学に必須の持ち物とは?(学校生活/日常生活)
語学学校に通う際に何を用意していけばいいのか、カナダで暮らしていくには何を持っていけばいいのかをお伝えします。
まず、学校生活で必要なものとしては…
1.筆記用具(鉛筆、シャープペン、カラーペン、消しゴム、ノートなど):正直カナダでも購入は可能なのですが、価格や品質でいうと日本のものを持っていくことをお勧めします。特にノートやルーズリーフは日本と規格が違うので数冊用意しておくと良いです。
2.電子辞書:英和・和英・英英辞書が搭載されたものを用意して下さい。他国には電子辞書がなく、紙の辞書かスマートフォンを使用している海外の学生から羨ましがられるほど便利です。
3.パソコン:自主学習や就労する際のレジュメの作成に必要になります。
留学に不安を持つ人は多いと思いますが、それはどこの国の人でも同じです。
誰しもが、語学を身に付けたいと思ってきていますので、やる気を持って授業に挑めば互いの励ましになりますし、他国の留学生とのコミュニケーションもはるかに上がります。
次に、カナダで日常生活を過ごすにあたって必要なものを紹介します。これは、短期か長期か、また留学の時期によっても変わるものもあります。
日常生活での必需品とは…
1.スマートフォン:カナダはWifiが普及しているので、ネット通信や日本とアプリなどで連絡を取り合うのに便利です。
2.コンセントの変圧器、電池:基本的にカナダとコンセントの形状は同じで日本の電化製品をカナダで使用することは可能ですが、念のため持って行ったほうが良いです。
電池もカナダは高いので、長期滞在の場合は電化製品の交換分は用意しておくと良いです。
3.洗面具・風呂用品(歯ブラシセット、シャンプー、コンディショナー、ボディーソープ、洗顔フォーム、化粧水、乳液など):これらのものは提供されないホームステイ先もありますので、トラベルサイズのものは用意しておいた方が良いです。
化粧水などは現地でも購入可能ですが多少高いのと、肌に合うか心配な方はカナダで過ごす分だけ用意してもいいかもしれません。
4.生理用品:現地調達もできますが、日本のものに比べると品質が劣ります。
5.タオル(バスタオル、ハンドタオル):シェアハウスなどの引越しの際にカナダのものは日本に比べると大きくかさばります。
6.スリッパ:玄関で靴を脱ぐ家もあるので1足は用意しておくといいかもしれません。
7.薬(風邪薬、下痢止め、胃腸薬、便秘薬、目薬、虫刺され薬など):カナダのものは日本のものに比べると効き目が強いことがあり、薬局に行っても英語表記のパッケージのため選ぶのが難しい場合があります。自分に合ったものを用意しておくと安心です。
8.衣類:どの季節に滞在するかにより変わりますが、現地調達の場合、サイズ規格やデザインが日本とは異なりますので、行く時期の1週間分を過ごせるくらいは用意してください。
- パジャマ、下着、靴下、半袖/長袖のシャツ、デニムパンツ:最低1週間分
- 薄手/厚手の羽織物:夏でも寒暖の差があるので最低1着
- ウィンドブレーカー:レジャーが多いのと、カナダ人は傘をあまりささないので雨具代わりになります。
- ダウンコート:特に冬にトロントに行く場合やオーロラ鑑賞を予定している場合は必須です。
- 靴:荷物になるのでスニーカーと歩きやすい靴、夏の場合はサンダルなど数足で十分です。
- レインブーツ:冬の時期に限られますが、とにかく雨が降ります。
- 折りたたみ傘:カナダでは、日本ほど折りたたみ傘を見かけません。日本で買うより高いです。
- サングラス:夏は日が長く紫外線対策としてお勧めします。
9.日本のお土産:ホームステイの場合にホストファミリーに向けて持っていくと喜ばれます。価格は1,000円前後で十分です。
あると便利なもの
現地調達ができたり、わざわざ日本から持っていく必要もないけれど、余裕があれば持っていくべきものをピックアップしたので紹介します。
- コンタクトレンズ:現地調達もできますが、処方箋を忘れずに持って行ってください。
- 保湿ケア用品:カナダは日本に比べると乾燥していますので、ボディクリームやオイルがあると便利です。
- 日焼け止め:カナダは紫外線が強いため、現地で日本よりも紫外線に強いものを購入してもいいかもしれません。
- ティッシュ:日本に比べ高く、品質も劣るためある程度、用意しておくと便利です。
- ヘアドライヤー:ホームステイでも各自のものを使う場合が多く、現地調達もできますが折りたたみ式のものは値が張るので余裕があれば持ってくることをお勧めします。
- スーツ、ストッキング、フォーマルシューズ:オフィスでの就労を希望する際に面接での着用が必要な場合があります。
- ワンピース:フォーマルな場所に行く機会ができた場合に1着あると便利です。
- 帽子:冬は防寒用、夏は紫外線対策としてあると便利です。
- 水着:夏のレジャーの他にも、プールがついているマンションも多いのであると便利です。
- 日用のかばん、エコバック:カナダのスーパーではレジ袋は有料の場合が多いです。
- 圧縮パック:荷物の中で衣類が一番かさばるのであると大変便利です
- 洗濯用ネット、洗濯バサミ:洗濯ネットはホームステイ先での衣類わけや、乾燥機でのダメージ防止に使えます。洗濯ネットは数個持っていくと洗濯以外でも使えますし、洗濯バサミが幾つか付いたハンガーも室内干しをする際にあるととても役に立ちます。
- 裁縫道具:カナダでは外干しはせず乾燥機を使用することが一般的なため、服が傷んでしまった場合に便利です。小さなハサミも日常生活で役に立ちます。
- 日本食:長期滞在の場合、日本食が恋しくなります。
現地調達だと何倍も高いので、インスタントの日本食やお菓子を持っていくと助かります。
まとめ
自分の知らない土地で暮らしていけるのかは、留学の前にとても不安になると思います。事前準備を万端にしていけば、気持ちが軽くなるかと思いますので是非参考にして下さい。
やる気は留学生活の中でとても重要になります。留学中に出会った人と刺激しあって語学力はぐんと向上します。
やる気を忘れてしまっては、誰ともコミュニケーションが取れずレベルアップがはかれません。
やる気は留学中のモチベーションを保つ秘訣ですので忘れないようにしてください。