会社を辞めてカナダに留学するには!?

幼いころから『留学したい…』『海外で生活してみたい…』と思っていながら、大学を卒業後、就職活動をして仕事をゲットしたけど、海外で生活することを諦められない…、でも仕事を辞めてまで行く勇気もない…帰ってきてから就職できるか不安…と考えている方。

この記事を読んで、勇気を出して留学してみましょう!

『私が留学に行きたいと思ったキッカケ…』

私は、看護師として働き3年目の頃でした。

仕事にも慣れてきて、毎日病院と家の往復でした。

毎日仕事はしていたものの、何か満たされておらず、何か違うことがやりたいと思うようになっていました。

また、看護師の仕事はとても大変でストレスフルな毎日を送っていました。

看護師になる前は国家試験に合格して看護師になることが目標となっていて、看護師1年目の時は、仕事に慣れるのが精いっぱいでした。

3年目になり仕事にも慣れ、ストレスからか、患者さんにも優しくできなくなるくらい余裕が無くなってしまっていました。

その時『このままじゃダメだ、看護師の仕事嫌いだ…』と思うようになり、仕事を辞めて海外に行く決心をしました。

辞めた時は『看護師の仕事なんてもうできない、自分には向いていない…』と思っていました。

何かほかにやりたいことがないか…と思った時、英語が話せるようになりたい!と思い、海外では働いたり、勉強したりできる方法はないか…と探し始め、ワーキングホリデー制度のことについてインターネットで知り、ワーキングホリデーについてたくさん調べました。

それから1年間でお金を貯金し、4年2か月働いた職場を退職しました。

私の職業は看護師。

看護師は免許があるので、日本中どこでも働けるし、なんといっても病院の数も多いため、需要があります。

しかし、4年2か月働いたところを退職し、看護師とは全く関係のない留学をすること、両親にはとても反対されましたし、明確な目標がなく退職することにとてもためらいを感じていました。

『仕事を辞めること』

帰国した現在思うことは、日本と外国の仕事や人生に対しての考え方や価値観が違うこと。

日本では、いい大学に入り、福利厚生のととのったいい会社に就職し、働いて数年すると結婚して子どもを…というレールのようなものができている気がします。

中にはもちろんそれだけではないという考えの方もいると思いますし、実際に海外に行ったりしている人もたくさん居ると思いますが、私の両親の世代やもっと上の世代の方の考えでは、そのレールに沿っていかないと『何をやっているんだ!』という考え方の人が多い気がします。

もちろん、日本に居ていい会社に就職して、そこで役職をもらって働いていくこともとても素晴らしいことだとは思います。

しかし、自分の選択次第で人生はいくらでも変えられると思います。

実際、私の周りにも『海外に行きたい、あなたみたいにいろんなところに行ってみたい!』と言う人もたくさん居ますが、実際に行動にうつす人はごくわずかです。

そういう人は本気でやりたいと思っているのではないと思うのです。

私がすごく思うのは『自分が行動しないと、誰も自分の人生を動かしてくれない』ということです。

仕事を辞めて、海外に行くことにあこがれているなら、自分がまず『仕事を辞めます。』ということを上司に言うべきだと感じます。

仕事を辞めることは、自分の人生が180度変わってもおかしくないくらい人生のなかで大きな出来事となると思いますが、そこから始まることもまた、人生の中で大きな出来事となると感じています。

『再就職の不安…』

仕事を辞めて海外に行くと、なんといっても不安なのは再就職ではないでしょうか。

私の場合は看護師であったため、再就職先などは簡単に決まります。

資格があるのとないのでは、再就職の際、仕事を辞める際に大きくかかわってくると思います。

しかし、カナダに留学していた人たちの中には社会人として働いて4年目あたりでお金がたまったから、退職してから留学、ワーホリをする方もたくさん居ました。

先ほども述べたように私は、退職する際免許があったため、再就職のことなどあまり深くは考えていませんでした。

友人の中には大手企業に勤めていたという人もいました。

しかし、『私の人生はこのまま会社で働いて終わるのか…自分の中でなにか変えたい!』と思い、大手企業を退職してカナダに留学したという人も…。

カナダに留学している人の中には、カナダでやりたいことを見つけて、日本に帰ってから就職活動に役立てたり、英語力をアップさせてから帰国し、TOEICで点数を取ってから良い就職先を見つけたいという人もいました。

しかし、ワーキングホリデーは1年間です。

1年間で英語力をつけてやりたいことを見つけて…となるとなかなか難しいのです。というか、時間が足りません。

そして、仕事を辞めて留学をした人は、本気で勉強をする人が多いと感じました。

なぜなら、彼らは、帰国してから就職活動でいかに英語ができるかをアピールしたいと思っているからです。

『まとめ』

このように、仕事を辞めて留学することは、収入も職もなくしてしまうため、マイナス面もたくさんあるかと思いますが、留学することにより今しかできない経験をすることができます。

外国にたくさんの友達ができたり、たくさんのところに旅行に行ったり、海外で働くことができ、英語力も身に付きます。

その英語力や経験を生かして、帰国後さらに自信のついた自分で新しい仕事、やりたいことにチャレンジしていくこともできますので、仕事を辞めるリスクを恐れず、1歩踏み出してみましょう!