ただ、カナダで1年間、留学やワーホリをしたというだけでは、就職には有利になりません。 多くの企業が、毎年、ワーホリ組が帰国して、就職活動をする時期になると、またワーホリ組が来たと、迷惑に感じるそうです。
なぜなら、多くのワーホリ帰国者は、ただ「カナダでワーキングホリデーを1年間経験しました」と企業の面接で、ワーホリを経験したことだけをアピールしようとするからです。
就職するのに有利な留学をする方法
面接でワーホリの経験をアピールするなら、「カナダでワーキングホリデーをして、○○を経験し、そのことによって、○○のように変わることができました」のように具体的に、ワーホリを通して、どのように変わることができたか、また、どのようなスキルを身に付けることができたかをアピールする方が有効です。
企業が求めていることは、あなたが、留学やワーキングホリデーをして、主体的に、どんなことをしたかなんです。
留学をして、試験のスコアで英語力を証明する方法もあります。 最近では、TOEICで、800点以上のスコアを持っていると、企業に評価される傾向にあるそうです。
ただ、TOEICは、主にリスニングとリーディングだけのテストで、TOEICで高得点を持っているだけでは、必ずしも、仕事に即戦力になる英語力があるとは限らないということが知られてきました。
そこで、最近では、TOEICのスピーキング試験も評価されるようになってきたので、併せてTOEICのスピーキング試験も受けておくといいでしょう。
最近では、多くの大学生が、1年間、休学し、留学やワーキングホリデーをするようになってきました。 目的は、就職に有利になるため、また、海外に就職する前に、海外で生活してみたいという目的が主です。
留学をしたら就職が不安という方がいますが、きちんと計画を立てて、目的を達成するように留学をすれば、その経験は、就職するのに有利になるはずです。
留学をしていなかったら、確実に、今の自分はいなかった
留学は、単に、語学力を高めるだけでなく、1年間、海外で生活をする経験をすることで、日本では絶対に経験できないことを経験することで、自分を変えることができるチャンスもあるのです。
「留学をしていなかったら、今の自分がいなかった」と言う留学経験者の方が多いです。
私がもしも、留学をしていなかったら、確実に、今の自分はいなかったと断言できます。
私は留学とワーキングホリデーを経験したことで、自分が本当にやりたいことがわかりました。
私は、留学をしたことで、自分は人に英語を教える仕事をすることが好きなんだということがわかりました。その結果、私は、英語教材開発、英語教材販売、著名外国人が開発した英語教材のプロモーションをする会社を立ち上げました。
また現在は、英語を教えるだけでなく、留学生を応援したいので、カナダで、ホームステイビジネスをしていた経験を元に、カナダ専門の留学代理店の会社も立ち上げました。
また、海外で生活して、自分が本当にやりたいことがわかっただけでなく、内面的にも変わることでき、自分に自信を持てるようになりましたし、自分の意見をはっきりと相手に伝えることができるようにもなりました。
外資系の会社で仕事をするに圧倒的に有利になる
私は、留学をする前は、社交的な性格ではなく、とてもシャイで、自分の意見を言うことすら苦手でした。
海外では、自分の意見を主張することが求められます。
カナダの語学学校でも、授業の中で、自分の意見を言うことを求められるので、留学することで、自分の意見を伝える力を鍛えることができます。
ですので、自分の意見をしっかりと主張できないといけない外資系の会社で仕事をするには、海外に留学していた人は、圧倒的に有利になります。
また、海外に留学すると、サバイバル能力を鍛えることができます。
サバイバル能力が身に付くと、何ができるようになるかと言うと、まず、ちょっとしたことでは、くじけないようになります。つまり、精神的に強くなるということです。
また、留学をして、サバイバル能力を身に付け、起業する方もたくさんいます。
日本で育って、普通に就職したら、なかなか起業をするという発想にはなりませんが、留学をすることで、日本にいたら一生なかったであろう発想がでてくるからです。
海外留学をして、就活をして、あなたの希望の会社に勤めるか、留学経験を生かして、あなたの好きな仕事に就くか、または、留学先で、あなたが本当にやりたいことを見つけて、起業をするか、将来を作るのは、あなたの留学先での行動次第です。