ワーキングホリデーをしたきっかけ
母の友人に、英語を小学6年生の頃から中学2年生まで教えてもらったおかげで、中学3年生までは英語を勉強するのがすごく大好きで、英語の弁論大会に参加し、英語は私の得意科目でした。そして、将来は、海外で生活してみたいと夢みるようになりました。
高校1年生の夏に、母の友人でもあり、私の英語の先生に会いに、2週間ロンドンに留学しました。それが、私の初めての海外でした。初海外の私は、見るもの、食べるもの全てに興奮し、もっともっと英語を勉強したい、将来は、絶対海外で生活するんだとさらに気持ちは強くなりました。
しかし、厳しい部活動に所属していた私は、毎日の部活の練習に忙しく、いつのまにか海外への想いはだんだんと薄くなってしまい、英語の勉強も少しずつおろそかになってしまっていました。
部活一色だった高校生活が終わり、大学進学した際に、また海外への想いが少しずつ強くなってきました。気の合う友人と長期休みには海外に旅行で多くの国を訪れたりはしましたが、留学、ワーホリまで自分の気持ちを突き動かし、踏み切ることができませんでした。
大学就職後は、5年間企業に勤めていましたが、当時の私は日々の生活にいっぱいいっぱいで、海外で生活したいということなどすっかりと忘れていたのです。
いや、忙しさを理由にして、なかなか踏み出せなかったのかもしれません。そんな私にとって、海外旅行が唯一の楽しみでした。いつも一緒に行くのは、ルームシェアをしていた大学時代の先輩で、彼女は、「海外での生活したい」という私の夢を素敵だね、きっと成功するよといつも応援してくれました。
不安症な私は、インターネットでいろんな情報をみては、自分には本当にできるのだろうかとさらに不安になり、なかなか踏み出せずにいました。
しかし、いろんな周りの友人や先輩などに相談するなかで、いってみないとやってみないとわからないこともたくさんある、きっと大変だけど、人生一度きり、昔思い描いていた海外生活に飛び込んでみようと思えるようになり、ワーキングホリデーのビザを申請することを決めました。
中学生の頃思い描いていた頃から、とても遠回りをしてしまいましたが、やっと海外での生活への一歩を踏み出すことになりました。
ワーホリを実現する前の苦労
ワーホリを決めるまでに、会社を辞めること、家族の説得にかなりの時間がかかりました。会社も約5年勤めており、上司やお客様など多くの方に大変お世話になり、良好な関係で仕事をさせていただいていただので、辞めるという自分自身の決断までに1年、辞めると伝えてから実際に辞めるまで1年とかなりの時間がかかりました。
家族へは事後報告が多い私は、会社ももうすぐ辞めるからと辞める目処が立ってから両親に伝え、昔からいきたいと行っていたワーホリを実現することを告げました。
私の性格を一番理解してくれている両親は、本当は反対したい気持ちをおさえ、昔から自分がやりたいといいだしたら、実現させるまで、言うことを聞かない子だと、十分に気をつけて、楽しんでおいでと、私のワーホリ、カナダ行きを承諾してくれました。
ワーホリの申請に向けて準備をしていた中、ISISが日本人を人質にとり、殺してしまうという恐ろしい事件が起こり、この事件に家族からは猛反対を受けました。
海外は怖い、日本でも英語は勉強できる、わざわざ海外に行く必要がないと、何度も説得されましたが、私の気持ちは変わらず、2ヶ月程度、冷戦状態が続きました。
当初イギリスへのワーホリを目指していた私は、抽選に漏れてしまい、やっぱりワーホリにはいかない方がいいのかと悩み、ワーホリ行きを一時辞めようと思い、再就職先を探し始めることにしました。
再就職先を探していても全く心が弾まない私を見て、母から「行きたいなら行きなさい」と言ってくれたのをきっかけに、最終的にワーホリをしようと自分自身も決心することができました。
しかし、カナダのワーホリについての情報がなかなか解禁されなかったため、時間があるので、カナダに行く前にまずは、流行りのセブへの留学を決め、その後ワーホリでカナダへ行くことを決めました。
ワーホリを実現するまで、行きたいと思った時から約2年以上たってしまいましたが、2015年10月やっとカナダへのワーホリが実現しました。
ワーホリをした都市について
トロントにワーホリを決めた理由
理由は、大きく分けて、2つあります。大好きなNYやナイアガラの滝、モントリオール、ケベックなど様々な観光地に近いこと、アジア人がバンクーバーよりも少なく、多国籍の人が多いので、いろんな文化に触れることができることでした。カナダに今まで旅行でも訪れたことのなかった私は、いろんなHPや実際にワーホリを経験した方のコメントをみたりした上で、セブ留学時代の先生に相談し、トロント行きを最終的に決めました。実際に、ホームステイ先の家族に車でナイアガラまで連れていってもらったり、NYまではバスで10時間かけてNEWYEARのカウントダウンにいってきたりとトロントの立地をいかして観光も楽しんでいます。
トロントの人ってどんな感じ?
実際にトロントに来てみると、本当に多国籍で驚きました。カナダ人でさえ、イタリア系カナディアン、韓国系カナディアン、サウジアラビア系カナディアンとさまざまなバックグランドを持っていて、異なる習慣や異なる言語をお互いがとても尊重しあって共存しているとても素敵な街だなと思いました。
そのため、ほとんどの人が英語以外にも母国の言語を話せることができたりと、島国日本の私からは想像できない世界がトロントにはありました。
また、トロントの人は、基本的に親切でフレンドリーな人が多く、ほどよく都会で住むにはとてもよい都市だと思います。ただ、日本と同様、ホームレスがたくさんいるのには驚きました。
ご飯は美味しい?
トロントは多国籍ということもあり、さまざまな料理が楽しむことができます。はっきりいってなんでもあるので困ることはありません。アジア系のスーパーに行けば、日本食を作るための材料はほとんど手に入り、日本食レストランもたくさんあるので、こちらにきて、日本食が恋しいと思ったことはありません。ただ、基本的に外食するととても高くつくので、基本的には自炊をすることをおすすめします。
気候はどんな感じ?
「とてつもなく寒い」というイメージを持ってカナダに来ましたが、夏は日本同様暖かいみたいです。私は2015年10月からトロントにきているので、秋から冬にかけてのトロントしかまだ知りませんが、10月中旬ですでに一桁しかなく、とても寒いと感じた記憶があります。
10月からずっとダウンのコートを着用していました。今年の冬は今までにない暖冬と言われており、1日だけマイナス24度の日がありましたが、基本的には寒くてもマイナス5度程度の日が続いており、雪が積もることもほとんどないので、寒くて家から出られないというほどではありません。
また、寒くても天気がいいのがトロントのいいところだと思います。ただ、防寒はしっかりしないと凍傷などになる危険性もあるので、要注意です。カナディアンの友人からすると、冬ではなく今年は秋が続いていると言われるほどあったかいみたいです。
しかし、昨年の冬は、とても寒かったみたいで、ほぼ毎日マイナス20度以下という気温だったそうで、年によって気温もかなり違ってくるみたいです。
治安は大丈夫?
治安は、驚くほどよいというのが私の感覚です。電車やバスでも日本同様、寝ている人がチラホラ見られたりします。財布や携帯もなくしても、基本的には見つかるみたいなので、本当に日本と同じぐらい安全だと思います。
交通網は整っているの?
トロント市内は地下鉄が東西南北に、その他ストリートカーやバスなども多くあり、基本的に市内で生活する分には問題はないと思います。また、24時間バスがあるので、遅くなってしまったときも安心です。ただ、日本のように時刻表は基本的になく、時間通りにはこなかったり、途中で止まってしまったりするので、その辺は考慮しなければなりません。
カナダ大好きカナダ人
トロントにきて本当に驚いたことは、カナダ人の母国愛の強さです。いろんなところにメープルマークがあり、とっても素敵だなと感じたことを覚えています。また、CANADAと書いたTシャツや帽子、手袋などが色々なところに売られており、多くの人が着用しているのには、とっても愛らしさを感じました。日本人では到底考えられないなと思いました。すっかりカナダの魅力に魅了されてしまった私も、CANADAと書いてあるパーカーを買ってしまいました。まだまだカナダグッズが増える予感がしています。
英語力について(どのように上達したか)
カナダにきて4ヶ月になりますが、英語力は少しずつですが、伸びているという感覚はあります。特にスピーキングが明らかにできるようになってきました。
私の場合は、セブでの留学を経験がとても役に立ったと思います。来た当初は、基本的になにを言っているのかはだいたい理解できましたが、返答がうまくできず、返答までにかなり時間がかかってしまっていました。今は、日常会話なら、楽しんで話すことができるようになりました。
しかし、4ヶ月が経ち、このままでは英語力が向上するのかという不安もあります。
1年近くトロントに住んでいるにもかかわらず、全く英語を話せない人にも会いましたし、まだ半年未満なのにもかかわらず、外国人の友人をたくさん作って英語を巧みに話す人にも会いました。
英語力の向上は本当に自分次第だと思います。ワーホリをすると英語が話せるようになるというのは、夢のような話で、実際は、英語なんてほとんど話さなくても暮らしていけます。
英語を話す環境にどれだけ自分を置くか、どれだけ積極的に海外、トロントに住んでいというメリットをいかして、いろんなイベントに参加するか、英語の勉強を継続してできるかがポイントになってくるのではないのかと思います。
カナダでの仕事先の探し方について
カナダで仕事はじめるにあたって、英文レジュメは必須です。また、カバーレーターを要求される場合があるので、できれば用意しておいたほうがいいと思います。
英文レジュメも、カバーレターもいろいろなサイトにサンプルがでています。
私は、サイトを参考にして、自分用の英文レジュメを作成しました。
レジュメが完成したら、次は、仕事探しですが、仕事探しの方法としては、大きく分けて3つあります。
1ネットで求人情報を探す
基本的には、情報サイトを利用する方法が多いと言われており、私は、仕事探しをする際に、下記3つのサイトを主に利用しました。
まず1つ目は、日本人向けの情報サイト e-maple。(http://www.e-maple.net/classified.html?cat=WO)
トロントにきているほとんどの人がこのサイトを利用しているといってもいいと思います。ワーホリ向けの求人が多く掲載されており、日本語で情報が記載されていたり、日本語でのメール送信が可能なため、英語が苦手な方におすすめです。
しかし、基本的には日本食レストランやベビーシッター、お土産屋さんなど情報に偏りがあります。補足ですが、e-mapleは求人以外にも、様々な現地情報や家探しの情報なども掲載されているので、とても便利なサイトです。
2つ目は、kijiji(http://www.kijiji.ca/b-jobs/city-of-toronto/c45l1700273)というサイトで、基本的には英語で全て表記されているため、英語での問い合わせとなります。
求人情報もレストランだけでなく、多岐にわたるため、現地の方も多く利用しているサイトです。
3つ目は、craigslist(http://toronto.craigslist.ca/search/jjj)です。こちらもkijiji同様に全て英語です。個人的には、マップで求人情報を探せるのが、とても便利でよく使ったサイトです。
2 レジュメを配る
こちらにきて驚いたのが、直接レジュメを配るという仕事探しの方法です。実際に、レジュメをメールで何件も送ってもなかなか返ってこないので、レストランやカフェなどにレジュメを飛び込みで配るという方法も多くの人が実践しているようです。
実際に私も、5件ほどレジュメを持参し、2件ほど面接をしてもらうことができました。レジュメを配るコツとしては、かならずオーナーに渡すことです。オーナーに渡して置くねといってもなかなかオーナーまでレジュメが渡っていないことがほとんどだそうです。
また、求人サイトを見ていても、レジュメを指定時間に持参するようにと書いてあることも多いので、怖がらずに、レジュメどんどん配るのも1つの方法だと思います。
といっても私自身、配る前は怖くて、何度もレストランの前を行き来しましたが。
3友人に紹介してもらう
カナダでは、口コミで仕事が見つかる率が非常に高いそうです。実際に、私の友人も、友達経由で仕事を見つけた人がいたので、人脈を広げることは、仕事探しにも繋がるなと感じました。実際に、私の友人から、今仕事探している子いない?と連絡があったりもするので、意外なところから仕事の話が舞い込んだりするので、色々と自分がしたいことをアピールしておくことも大切だなと感じました。
面接について
メールをして、インタビューの日程の返事が届いたら、次は面接です。私自身、最初は練習だと思い、様々なレストランにエントリーし、合計11回ほど面接をしました。
面接で聞かれることを想定して、一度文章を作って、何度も練習して面接に挑みましたが、レストランなどは、基本的には、日本と一緒でアルバイトの場合はそんなに難しいことを聞かれませんでした。
自己紹介と、どうしてカナダに来たのか。日本でしていた仕事はなにか。そのあとは、仕事内容についての説明がある程度でした。
語学学校や留学エージェントの面接は、レストランの質問に付け加えて、強みと弱み、あなたを雇うことのメリットなどについて、将来の目標についてなどかなり長い面接だったので、ある程度しっかりと準備しておくことが大切だなと感じました。
準備が必要とは言え、多少英語が間違ったり発音がおかしくても、いろいろな人種の方がいるトロントの方は、日本人の英語にも寛容なので、自信を持って、元気よくしっかりと答えることがポイントだと感じました。
アルバイトについて
私は、今までに4つのタイプの仕事を経験しました。1ヶ月にしか語学学校に通う予定がなかったため、カナダにきて、3週間目に突入した頃から、求人サイトをみては、気になるもの全てにレジュメを送り始めました。
お祭り企画 in Toronto
できるだけ、面白い仕事をしたいと思っていたので、1つ目は、アルバイトではなく、インターンで募集していた、日本の祭りをトロントで企画するイベントに応募しました。応募を連絡があり、スカイプでのインタービューが実施されました。初めての英語でのインタービューにとても緊張したのを覚えています。
日本でしていた仕事が、営業職やイベント企画などをしていたため、前職の仕事をいかすことができること、新しいことに挑戦したい思いを伝えました。面接から3日後に、採用のメールをいただき、現在7月のイベント企画に向けて、ミィーテイングを重ねています。
ジャパレス(日本食レストラン)
時給もよく、ワーホリで来た人の定番と言われているジャパレスでの仕事も経験しました。サーバーでの採用で、時給9.50+tipでした。ダウンタウンにあるお店で立地もとても良かったのですが、従業員がほとんど日本人で、日本語しか話さない環境と同じタイミングで違う仕事が決定したため、たった2日で辞めてしまいました。
いくらお客様が外国人の方とはいえ、メニューをとる際やお会計以外に、英語を話す機会がほとんどないため、英語環境で仕事をしたいのであれば、あまりおすすめしないなと思いました。しかし、実際は、多くのジャパレスが時給もチップもかなりいいため、お金を稼ぐにはジャパレスが一番いいように思います。
語学学校でのマーケティングスタッフ
ワーキングホリデーで就きたい仕事の一つとして、語学学校やエージェントを考えており、求人サイトで、語学学校のマーケティングスタッフの応募をみて、前職での経験もいかせると思い応募しました。レジュメは、レストランに応募するものとは違いかなり時間をかけて作りあげました。レジュメを送って返信を待っていると、すぐに返信が来ました。
学校が少し離れたところにあったため、電話でのインタービューとなり、とても緊張したのを覚えています。内容は、強みや弱み、私が学校にどう貢献できるのか、なぜカナダに来たのか、どのような経験をしたいと思っているのかなどについて20分程度、話をしました。実際に20名以上の方から応募があったという話を聞いて、きっとダメだろうなと思っていたところ、電話の最後にいつから来れますか?と言われ、採用が決まりました。
後から聞いた話では、レジュメの時点で採用しようと思っていたと言われてレジュメがいかに大切なのかということを知りました。また、前職で学校関係のマーケティングをしていたことが決めてだったそうで、今までに経験があるかどうかということも非常にカナダでは大切なのかなと感じました。
仕事内容としては、HPやリーフレットの翻訳と新しい日本の英会話教室とのコネクションを作ること、カナダにいる日本人へのアプローチ、SNSの更新、また学校のイベント企画など様々な仕事を経験させていただいています。
講師、スタッフ全員が、カナダ人のため英語での仕事に最初はとても苦労しましたが、学校の雰囲気がとてもアットフォームで、今は、とてもいい環境で、いい経験をさせているなと感じており、毎日本当に充実しています。
現地レストランでのキッチン、ディッシュウォッシャー
語学学校での仕事が慣れてきたので、他の仕事も大変してみようと思い、3ヶ月目に入る頃に、現地レストランでの仕事探しを始めました。日本食ではなくてどうしても現地レストランで働いてみたかったので、メールを送ったり、レジュメを配ったりと1週間程度色々と試してみましたが、全く返事がありませんでした。
家の近くのおしゃれなレストランを見つけどうしても働いてみたいと思い、まずはレジュメを持参し、メールでレジュメを配るという2重でのアプローチを試みて、面接をしてもらうことになりました。ちょうど募集をしようと思っていたとのことで、面接内容もいつから働けるかとビザの期限しか聞かれず、金曜日に面接を受け、月曜日から働くことになりました。仕事内容は、名前の通り初めはお皿洗いと野菜の皮むきでした。
ほとんど英語を話す機会がなく、お皿と向き合う時間が非常に長く、人と話をするのが好きな私には、ハードな仕事でした。でも、スタッフはみんな明るく、時間があれば私に色々と声をかけてくれたりと素敵な環境でした。また、賄いがとても美味しいのもレストランで働くメリットかなと思います。
しかし、1週間が過ぎた頃、オーナーから、人材不足だと思っていたが、そこまで忙しくないので、申し訳ないが、明日から来てもらわなくて大丈夫だと言われました。初めは何を言われているのか全く理解できませんでしたが、これもカナダ(外国)ならではなのかなと思い、受け止めることができました。
たった1週間程度ですが、面白い経験ができました。
ワーホリで得られること
まだカナダに来て4ヶ月ですが、海外旅行とは違い、海外に住んで、友達を1から作り、英語で、仕事や家を自分で探さなければならず、1年海外で暮らすのは意外と大変です。またワーキングホリデーは本当に何も保証されていないので、自分が動かなければ何も得ることができないといっても過言ではないと思います。
そんな中でも、私が4ヶ月で得られたこととして、出会い、考え方の変化、語学力が挙げられると思います。
出会い
たった4ヶ月ですが、本当に色々な出会いがありました。日本にいて、仕事を続けていればきっと出会うことのなかった人たちとの出会いは私にとってとても素敵なものとなっています。
日本人の友達はもちろんですが、カナダ、アメリカ、ドイツ、ブラジル、メキシコ、チリ、コロンビア、サウジアラビア、ウクライナ、イタリア、韓国など様々な国の方そして、様々な年代の方と出会えて、文化、言語の違いに触れることができ、日本という国が他国からどういう風に思われているのか、日本の良いところ、悪いところを考えるよい機会になりました。
また、いろんな業種の仕事をしていたり、本当に話を聞くだけで勉強になることがたくさんありました。この多くの方との出会いが自分自身を人間的に成長させてくれているように感じます。
自信
カナダに来る前に、「自信」をつけたいと思っていました。今まで、どこか自分に自信を持てず、自分の夢ややりたいことを人に話たりするのがとても苦手でした。英語も話せないし、私なんかに仕事が見つかるのだろうか。と仕事が見つかる前はうじうじしていました。
しかし、失敗してもいいや、いろんな経験をするために来たんだと自分に何度も何度も言い聞かし、無理だと思っていた求人にも挑戦し、結果採用していただくことができました。また英語も初めは自分から話すのが苦手でしたが、ホストファミリーから、英語上手だねと褒めてもらったことをきっかけに、誰とでも躊躇せず話せるようになりました。
本当に少しずつですが、いろんなことに挑戦することで、今自分がやっていることに自信が持てるようになってきました。
語学力
一番の目標としているのが語学力の向上です。海外生活に憧れ、英語を話せるようになりたいと思い、ワーキングホリデーでカナダに来ましたが、最初は本当にネイティブの人が何を言っているのか聞き取るのに苦労しました。しかしだんだんと耳もなれリスニングもできるようになってきたと思います。今は、積極的にいろんな人と話すことができるようになってきたので、少しずつですが、成長していると思いますが、まだまだ自分の目標としている段階にはほど遠いため、英語環境にいるということを忘れず、積極的に日々行動していきたいと思っています。
これからワーホリをする人へ
私は、海外生活に憧れ、ワーキングホリデーに挑戦してみたいと思ってから、カナダに来るまでかなりの時間がかかりました。決断するまでも、決断してからカナダに来るまでも本当に不安で、海外で生活していけるのか、ワーホリで成長できるのか、考えると仕事をやめてまで、行かなくてもいいのではないかと思ったこともありました。
現在4ヶ月が経ちましたが、毎日新しい出会いや発見に出会うことができ、とても毎日充実しています。あと8ヶ月で、どれだけ成長できるか、不安もありますが、楽しみでもあります。1年という限られた期間をいかに楽しむか、積極的に過ごすかは本当に自分次第です。
悩んでいるなら、とりあえずやってみてください!カナダでは、同じような境遇の人がいっぱいいて、みんな助けてくれます。そして、一緒に成長することができます。やらない後悔より、やって後悔しましょう!後悔するかしないかは自分次第ですが、きっと想像以上にいろんな経験ができると思います。