ワーホリの仕事探し、そして仕事の面接、カナダにワーホリに来ている日本人と盛り上がる話の一つに「仕事探し、仕事の面接」があります。

そして彼らとの話の間で誰もが共感しあうことが、「仕事が決まるのは思ったよりも時間がかかった」ということです。

もちろんみんながみんなそうではないですが、少なくとも日本にいる間にある程度業種や会社を絞っていない限り時間がかかることが多いかと思います。

また、せっかくカナダにきたのだから英語環境で仕事がしたいと思うのならば、時間をかけてじっくり選んだり、下調べをしたり、面接練習をしたり、いろんなところに応募してじゃんじゃん面接を受けにいってどんどん面接慣れをしていくのも勉強になるのではないかと思います。

面接に向けての準備

「備えあれば憂いなし」という言葉の通り、普段から準備をしていればいざというときに何も心配はいらないかと思います。

しかしながら、仕事の面接においてどんな風に準備していいのか、またカナダでの仕事の面接はどんなものなのか。日本語での面接も難しいのに英語となるときちんと聴き取って答えられるのだろうか。と不安は尽きないかと思います。

レジュメ作成や面接において一番いいのは、英語スピーカーにチェックをしてもらう、面接であれば実際に練習に付き合ってもらうことかと思います。

語学学校に通ってから、仕事探しをする方はぜひ、学校を卒業する前に先生にレジュメやカバーレターのチェックを頼む、授業で一回は面接練習を取り入れて欲しいということを申し出ても良いかもしれません。クラスの人数が少ない、または同じ状況の生徒が多いのであればそのような内容の授業にも対応してもらえるかもしれません。

また、それは難しいということであっても、大抵の語学学校には授業の終わった後に担当の先生が分からないことをいつでも聞きにいけるような場所を設けている場所があるので、そこに相談にいくと良いです。

すでに学校を卒業してしまっている場合でも、語学学校時代の友達ですでに仕事が決まっている人、またはレジュメが完成している人にお手本を見せてもらってもいいかと思います。

今時、インターネットで探してもサンプルがたくさん出てきますので、参考にしながら作成したものを一度は英語スピーカーの先生や友達にチェックしてもらうことをお勧めします。

面接を受ける姿勢や心構え

面接が日本語でされるのか、もしくは完全に英語なのか半々なのか、どんな風に臨んだら良いのか・・・受ける仕事先の業種によって若干変わってくるかと思います。

例えば日本食レストランやカフェなどの飲食店の場合、オーナーが日本人であれば全く英語を使うことのない日本語面接だけの場合もあります。しかしながら注意していただきたいことが一点あります。

例えば求人でこんな言葉をみることがあると思います。「英語に自信のない方でも働きながら英語の勉強ができます。」「優しいカナディアンのスタッフが英語を教えてくれることも!」なんて掲示板を目にすることもありますが、「働きながら英語力を上げたい!」なんて言ってしまうことは面接ではとても印象が良くないです。

面接官によっても業種によっても変わるのかもしれませんが、実際に私が話したオーナーが言うには、「ここは英語の学校ではないです。そういう他力本願な姿勢で面接に来る人が結構後を絶たないのです。」
というのもそのオーナー、面接時にあえて「英語力」についての質問をみんなにするのだそうです。英語に自信がない、できないというところに注目しているのではなく、働いてお給料がでるのだから仕事としての姿勢を見るためだそうです。

英語力が足りないからここで働くのは自信がない!ということであっても応募してみなければわかりませんし、実際にやっていけば英語力は心配しなくても自然とついていきます。(もちろん仕事の先輩がどんな風にお客さんと話しているのか観察して自分で勉強して覚える努力は最低限必要かとは思いますが)。

本当に英語力が足りないということであれば面接の時点で通りませんので、最初から無理だなんて思わず受けてみるのも悪くないかと思います。

むしろできないからどうせ無理だから日本語環境のレストランで・・・という理由で日本食レストランを選ぶのであればとてももったいないです。

本気で英語環境で働きたいということであれば、カナダの企業に応募してみても良いと思います。確かに面接はとても難しいですし、聞かれることも複雑なことが多いです。

きっとそれは英語であっても日本語であってもそれなりの準備は必要となってきます。
例えば、私自身、最初はカナダの企業を受けてみるという自信は全くありませんでした。しかし、先方が面接をしてくれる!ということであれば喜んで受けに行きました。

一番初めの面接で受けたところはカナダのチェーン店であるペットショップでした。まずはネットでその企業・業種がどんなことを面接で聞いてくるのか検索。実際に現地の人たちが面接はどんな風だったか書いているものが多くでてきますので、まずはそれを一字一句読みメモ、質問をノートにまとめ自分なりに答えを考えていきます。

わからなくなったら友達に聞いたり、またネット検索したり、学校に行っている期間中であればもちろん先生に聞くのが一番かと思います。その後それを丸暗記します。

少し奇妙ですが、面接官と面接を受ける私をシュミレーションしながら一人面接練習。完全に一人部屋の中で大きな声で自分と会話をしておりました。

さすがに最初からうまくいくということはありませんので、実際に最初に受けた一社目は結構わからないことも多く、聞き返したり、正直にわからないと答えたりもしました。

もちろん最初は落ち込みましたが、自分自身が答えられなかった質問やつまってしまったもの、あまり良い答えができなかったものに関しては帰ってからノートにすべて書き出しどんな答えがよかったかもう一度考えなおし次に生かすよう練習しました。

よくあることとは思いますが、あの時こういえばよかったなんてことは日常でも多くあります。今まさに新鮮な考えが出てきているときに自分の考えを整理することは必ず次に生かすことのできる一つの方法かと思います。

もちろん一社目に受けた面接の結果はむなしく、一次面接で落とされてしまいましたが、二社目、三社目と受けているうちに傾向もわかってきてそのころには堂々と英語で話している自分がそこにいました。

仕事の面接で聞かれること

さて、日本語でも英語でもよく面接で聞かれることがあります。以下のものは実際に私が面接でよく聞かれたものです。

もちろんこの中にはネット検索ででてきたものもありますので、しっかり準備したものについては最初からしっかりと答えることができました。

○あなたはなぜこの会社に応募したのですか。
○あなたは仕事を覚えるのが早いですか。
○あなたの仕事経験について教えてください。
○もしもお客様が怒ってしまったらあなたはどうしますか(接客業の場合)
○このペンを私に売ってみてください(接客業の場合)
○あなたにとって良い上司または同僚とは。
○いつから働くことができますか。
○フルタイムとパートタイムのどちらを希望ですか。
○週にどれくらい働けますか。○あなたの強みは?
○逆にあなたの弱みはなんですか?
○5年後または10年後のビジョンは?
○この会社があなたを雇うメリットは何ですか?
○あなた自身について教えてください。
○他に何か質問はありませんか。

単純にどのくらい働くことができるかなどを詳しく聞かれるだけの面接もありますが、カナダのチェーン店などはもう少し面接を受ける側の人間性や考え方を見る質問も多くあるように感じました。

また、ワーホリでの仕事で目指すものの一つにカフェでの仕事があります。例えば、某ドーナツチェーンのお店なんかでも多くの留学生が働いていますが、有名なチェーン店の中でもスターバックスでのアルバイトはみんなの憧れの職場でもあります。

現地の人のアルバイトでもスターバックスで働いた経験があると良いカスタマーサービスを提供するためにトレーニングされているということで、就職に有利なのだそうです。

私の現地で出会った友人も様々な職場を巡りながらやっと憧れだったスターバックスでの仕事に就くことができました。

私自身も彼の話を参考に面接の準備を進めさせてもらいました。
上の項目に加え、スターバックスでは以下のこともよく聞かれるそうです。

○スターバックスで好きなメニューは。
○サービス業でもっとも大切なこと。
○チームメイトがよくないことをしてしまったとき、あなたはどうしますか。
○スターバックスに申し込んだ理由。
○仕事で大変だったこと。またそれをどうやって解決しましたか。
○チームワークはなぜ大切だと思いますか。

準備もなく突然このような質問をされたら誰でもきっと一瞬は考えてしまうと思います。また準備をしていれば、これとまったく同じことを聞かれなかったとしても、答えを考えてきていたら他の似たような質問の答えにも応用して使えるので、準備をしておいて間違いはないかと思います。

雇ってもらうための面接の仕方

さて、雇ってもらうための面接の仕方ですが、こればかりはその会社に自分自身が合うか合わないかという部分を一番面接官は見ているかと思います。

その人がどんな人なのかある程度知るためにはもちろん会話をしないことには話になりませんので、自分の考えをまとめて質問に答えていく必要があります。

どんな答えが正しいのか正しくないのかということを考えすぎるとどこかで盗んできた模範解答のような答えになってしまいますので、ネットで検索するにしろ印象の良い言葉+自分の長所や自分自身の経験を加えることで面接官側もより突っ込んだ質問もできますし、自分自身をより知ってもらうチャンスにつながるかと思います。

私自身、携帯電話販売の仕事に就くことができ、学校を卒業してから約9か月間たくさんの経験をさせていただきました。

何よりも一緒に働いた上司や同僚と仲良くなり、楽しく働かせていただいたことで私のワーホリ生活は充実したものとなりました。

少人数の職場だったので、お店のオーナーとの距離も近く一緒に飲みに行ったりおうちのパーティーに招待していただいたりもしました。

よく話すようになってから、書類審査及び面接についてのお話しを聞いたことがあります。基本的なことではありますが、履歴書の時点で書き方が間違っているもの、または明らかに量が少ないものは書類審査に通りません。
間違いについては、「この人がうちで仕事をして大丈夫だろうか」。というところを想像し不安になってしまうのだそうです。履歴書の量については「ここで働きたいという気持ちや、仕事に対してのやる気があるのかどうか。面接でもそうだけど、どこでも【うちで】働きたいという気持ちや熱意が欲しいね。」と言われていました。

また、これも基本的なところになると思いますが、接客業が好きだと言いながらも終始下を向いたままだったり、声が小さかったり、はっきり話さないなどなども実は意外と多いようです。

カナダでの面接の仕方というよりかは基本的なことにはなってしまいますが、レジュメやカバーレターの書き方、面接の仕方などは誰かにチェックしてもらったり、一緒に練習に付き合ってもらったり準備がいかにできているかというところが合否に関わってくるかと思います。

また、経験のないことでも、自分自身の長所やボランティアでの経験を交えながら堂々と自信をもって張り切って言ってしまう方がいいかと思います。

日本人の謙遜しがちな性格が邪魔してしまいつい無難な言葉を選んでしまいますが、カナダでの面接なので思い切って「私にはこんなことができる!」と言ってしまいましょう。

また、オーナーさんは過去にした面接の中で好印象だったものを教えてくださいました。

「私がこの会社に入ったらこんな役職についてこんなことをしたい」「こんな会社のここに魅力を感じました。私将来的にはこんな新しいプロジェクトをやってみたい」

なかなかここまで面接で言ってしまうのは気が引けるかもしれませんが、この会社でこれから働く自分の将来の目標や目的が見えるととても強く印象が残ると言われていました。

私のワーホリでの仕事

レジュメ作成から始まり、仕事探し、面接、新人研修、初めての接客業を経験していろんなことを感じたり傷ついたり、英語での会話に心が折れそうになったりすることもありましたが、帰国して今思うことは、カナダで学んだことは必ず自信を持って日本で生かしたいと強く感じることができました。
元々は、もっと長く学校に通って語学を外に出ても十分に使えるようになってからでないと・・・と思っていましたが、私が感じた感想としては総合すると学校で学ぶより多くの英語を学んだように感じます。
受け身の学習より、実際に現地の人が使う英語を聞き、自発的に使い伝えようとするところから初めて自分のものになったように思います。
また人と関わることは自分にできるのだろうかと今まで躊躇していた接客業への挑戦で、新たな自分を見つけることができ、今は人と関わる仕事が好きだと胸を張って言うことができます。

まとめ

「外国で働くことができる」というのは簡単なことではありませんが、簡単ではない分貴重な経験ができるチャンスだと私は思っています。

働くことを通して、英語はもちろんのこと日本とカナダの文化の違い、世の中のルールも学ぶことができます。
せっかく働くことができるのならば、本当にやってみたい仕事、興味のある仕事にチャレンジしてほしいと思います。

そのためには、私はやはり「準備が一番大切!」だと思っています。

みなさんがどんな仕事を選んでも必ず充実したワーホリ生活になると私は信じています。こんな仕事がカナダでしてみたい!できてよかった!こんなことができるようになった!そんな風に思えるように準備段階からしっかり計画を立てていくことをお勧めします。