ワーホリに行くにあたって、一番心配なのが費用。
バイトや仕事で貯金をしていたとしても、それが目標額まで達するまでにはかなりの努力が必要です。また、ワーホリには申請の期間が限られていて、貯金が足りないことで時期を逃し、また1年間待たなければいけないなんてことも。
そこでやっぱり頼りになるのが、両親です。誤解を生む言い方になってしまったのかもしれませんが、何も別に「親のすねをかじろう。」と言っているわけではありません。
親も人の子。自分の子供がしっかりとしたビジョンを持って「海外に行きたい!」と言えば心は動き、サポートをしたいと思うものだと思います。
それが子供の可能性を広げると確信するのであればなおさらです。
そこでこのページでは、私の経験を踏まえて、どうやって両親からサポートをしてもらうように説得をするのかについて書きたいと思います。
親は子供のことが心配!
実際に私が両親を説得した方法を書く前に、1つだけお話ししたいことがあります。
それは、親も子供が心配だ、ということ。
立派な大人に見える両親も人間ですから、自分の子供が離れてしまうのはやはり辛いですし、心配をするもの。そうゆう気持ちからついつい強く反対してしまうものだと思うのです。
例えば、自分が付き合っている彼氏・彼女が急に「長期間海外に行こうと思う。」と言ってきたらどうでしょう?
「なんでそうな急に!私たちはどうなるの!?」と不満になりませんか?正直、できることなら行ってほしくないというのが本音だと思います。
それは両親でも同じこと。
なので、まずは両親の気持ちも理解して、たとえ最初は猛反対されたとしても、そこでカッとならずに気持ちを理解してあげることが重要だと思います。
それがもとで喧嘩をしてしまっては、サポートも受けられなくなってしまいますから、本末転倒です。
私の両親も最初は反対でした。ただ、今から紹介する方法で私は説得に成功しました。
自分で作ったプランを見せよう!
さて、私は高校2年の時に初めての留学を決意しました。アメリカの大学への留学です。
私の場合は「交換留学制度」という制度を使う予定だったので、幸いにもアメリカの大学での授業料はかかりませんでした。ただし、ちょっとしたワケがあり、留学のためには私学に通わなければいけませんでした。また、留学した先ではバイトができなかったので、生活費を援助してもらう必要がありました。
合計すると、とても高額の費用を両親に負担してもらわなければなりませんでした。
そこで私は両親を説得するために、具体的なプランを書くことにしました。そのプランに書いたのはこんな内容でした。
1. 渡航するまでに自分が貯金できるだろう金額の概算
2. 大学の授業料も含めた、留学中にかかる費用
3. それを差し引きして、実際に貸してもらいたい金額
ここで重要なのが、それぞれの項目で、自分の調べられる限りの細かい情報を書いて、できるだけ現実に近い金額を算出するということです。
私の場合は、すでに留学に行った先輩に聞いたり、ブログを調べたりして、できるだけ現実に近くなるように心がけました。
それともう一つ重要なのは、お金の工面をつけてもらうお願いをするときはできるだけ早くお願いすること。
両親も無限にお金があるわけではありませんし、急な出費のためには時間をかけて積み立てをする必要があります。
親だって、お金がなければ、サポートしたくてもできないのです。
なので、できるだけ早くプランを見せて説得することで、両親の負担を減らすことができれば、説得もしやすくなると思います。
大切なのは「本気」を見せること
上に書いたプランもそうですが、やはり人間が一番心を打たれるのは「本気」を見せられた時だと思います。
ではそのためにはどうしたらいいのでしょうか?
私の場合、留学の準備をするにあたって、自分でできる準備は早々にしてしまい、求められる英語のスコアを達成しても勉強を辞めることはありませんでした。
ちなみに留学の準備中は親の立場は反対のまま。いずれ賛成をしてもらえるかどうかは分かりませんでしたが、それは考えずに着々と準備は進めていました。
これは後から聞いた話ですが、私の両親が言うには、
「あのまま反対していれば、私達としても金銭的にも楽だった。でも、私たちが反対し続けて、もし留学に行けないということになったら、あなたがあれだけ努力したことが無駄になってしまう。」
こう思ったのが最終的に賛成をするきっかけになったそうです。
そこまで準備を進められたら、断りたくても断れないということかもしれませんね。
まとめ
いかがでしたか?私が実際にした説得の方法を紹介してみました。重要なのは、
1. 親の気持ちを理解することから始めること
2. 具体的なプランを見せること
3. 本気を見せること
でした。
両親の大切なお金を使わしてもらうのはやっぱり簡単なことではありません。ただ、こうやってプランを立てたり、本気に勉強に取り組んだりすることは、のちのち自分にとってもいい結果を生むと思います。
ぜひ参考にしてみてください。