カナダのワーキングホリデー、楽しいこともあれば、大変なことや辛いことなど、沢山あります。

このページでは、先にワーキングホリデーに行った人たちが困ったこと、またその時どう対処したのかを4つのポイントにまとめて書いていこうと思います。

  1. シャンプーや化粧品が合わない!
  2. ホームステイ先の家族に打ち解けられない。

1番大切なのは困らないように先を見て行動して、予定を立てることです。

せっかくのワーキングホリデー悔いがないように過ごしたいですよね!

1、シャンプーや化粧品が合わない!

女の子には大事な問題ですよね。

日本からカナダに来る時にさすがに1年分のシャンプーや化粧水を持ってくる人はあまりいないと思います。

数週間分持ってきてなくなったら現地のものを買おうと思っている方多いと思います。

しかし、このシャンプー、化粧品探しがカナダ最初の難点になるかもしれません。

シャンプーに関しては、さすがカナダ、移民の国です。

カーリーヘアー用、ストレート、ブロンドの人用など、日本にはあまりないジャンルのシャンプーがあります。

もちもん表記は英語とフランス後なので何書いているのか、よくわかりません。

適当に『shampoo』と書いてあるやつを選ぶと、肌や髪に合わない場合があります。

また、カナダは日本より乾燥しているのと紫外線が強いので、髪が傷みやすかったり肌が乾燥しやすくなります。

化粧品が肌に合わず、肌が荒れて困っている友人も何人もいました。

では、みんなどうしたんでしょう。

・シャンプーは諦めて少し良いヘアトリートメントを買う。

シャンプーは安いのを買ってトリートメントは良いやつを使うと、あまりシャンプー後のギシギシが気になりません。

・日本から事前に多めにトリートメントを持って行く。

探すのが大変そう・・・と思うなら日本から持って行って少しずつ使いましょう。

トリートメントだけなら、あまり場所もとりません。

・チャイナタウンに行く

チャイナタウンに行けば、日本製のものや、韓国製の化粧品やシャンプーなど買うことができます。

チャイナタウンがなくても、アジアンマーケット(中国人が経営しているスーパー)などにも置いてある時があります。

・友達の友達で今からカナダにくる人に頼んで買ってきてもらう。

カナダにいる友達の中に、これから恋人が会いに来る人や、家族や友達が来る人必ずいると思うので、事情を説明して買ってきてもらいましょう。

・オーガニックに切り替える。

カナダはオーガニックが日本よりも人気でオーガニック用品や手作りの化粧水など、安い値段で手にいれることができます。

オーガニックなら肌荒れの心配はなくなります。

また手作りの化粧水も簡単で水とグリセリンがあれば自分で作れます。

ラッシュやボディーショップもカナダにはありますし、無印もあります。

自分に合ったのが見つかったらいいですね!

2、日本人の友達ばかりと一緒にいてしまう。

英語を勉強したくてカナダに来たのに、気が付いたら日本人とばかりいてしまう。

こんなはずじゃなかったのに・・・と悩む方多いです。

実際ワーキングホリデーは日本食レストランで働いて、シェアハウスにも日本人がいる。

家や仕事先で日本人と一緒で英語も上達せず、カナダにいるのに外国人とは出かけない。

そんな状況を悩んでいる人は、どうやって解決したのでしょうか。

・家を出る。

そうです。思い切って引っ越ししましょう。

カナダに最初に着いた時は英語もあまり喋れず、外国人と住む家を見つけるのは難しかったかもしれません。

しかし数ヶ月経って生活も落ち着いているなら、今が家を出るいい時期です。

日本人がいない家をさがしましょう。

・日本人以外と出かけてみる。

語学学校には、日本人もいるしアジアのいろんな国から来た人やヨーロッパ人などもいます。

ですが、日本人が学校にいたら、日本人と話してしまったり、仲良くなったりしてしまいます。

『最近日本人とばかりいるな。』と思ったなら勇気を持ってクラスメイトを誘って遊びに行ってみましょう。

カナダ人と話すのは緊張するかもしれませんが、語学学校の友達なら英語をお互い学びたいと思っていますし、間違いだって気になりません。

日本人と友達と出かける時に外国人のクラスメイトを誘うのもいいかもしれませんがそれだと、英語が喋れる友達に頼ってしまったり、日本語でつい話してしまったりします。

二人で出かけて、お互いの事を辞書片手に話す。

それが一番の英語上達法です。

・クラブに参加する。

言語の壁がある時、共通の趣味があるだけで、親近感が湧いてきますよね。

自分が日本で楽しんでいた趣味をカナダでも続けましょう。

ヨガが好きだった人はヨガのクラス。

編み物が好きだった人、料理が趣味だった人。

サイクリングや登山。

カナダでも楽しむ事ができます。

クラスに通うとお金がかかるかもしれませんが、共通の趣味を持った人に会う事ができます。

また英語で自分の好きな事を習うと、英語の吸収の仕方も学校で勉強するのでは変わってきます。

英語じゃきっとわからない・・・と諦めずにここも勇気を持って申し込みしてみましょう。

・外国人とデートする。

実は何度かデートに誘われたのに、二人きりで出かけられる自信がなく、断ったりしていませんか?

もったいないです!出かけましょう。

外国人と付き合うと、友人関係も変わってきますし、英語も上達しますよ!

なかなか外国人の友達を作るのは言葉の壁があるし難しいと思います。

でも自分から動かないと誰も助けてくれません。

ワーキングホリデーに1年行って帰ってきた時、英語が全然喋れない人も少なくありません。

英語のスキルアップを目標で行くなら、楽な方に逃げずに自分から行動できる力が必要です。

3、ホームステイ先の家族に打ち解けられない。

これからカナダにワーキングホリデーに来る人で、最初の数ヶ月の滞在先にホームステイ選ぶ人多いと思います。

ホームステイ先は本当に様々で、フィリピン人の家族の家で英語に訛りがあってわからなかった、インド人の家族で毎日カレーを食べた、クリスチャンの家で厳しかった、などカナダは移民国なので色んな家があり、そこに泊まる私たちは色んな経験をする事ができます。

旅行者を受け入れるのが好きな家族もあれば、お金の為にしている家族や、子守が必要でしている家族など、ホストファミリーにもホストとやっている理由があります。

そんな色んなホストがいるのだから、こちらの悩みも様々です。

最初の滞在先としてホームステイを選ぶのだから、もちろんそこには語学の壁があります。

何故か気付いたら壁ができていた、うまく話せない、嫌われている気がする。

そんな状況になった時は、こんな風に行動してみましょう。

・一緒にご飯を作る。

語学学校から帰ってきて、もう英語なんて喋りたくないし、聞きたくもない!そんな状況かもしれませんが、もう一度何故ホームステイを選んだか思い出してみましょう。

英語が喋れるようになりたい、外国の文化が知りたい。

そう思ったからじゃないですか?

学校が終わって疲れていて、ホストマザーに『できたら呼ぶわ。』なんて言われたら、部屋で休んでいたいと思うと思います。

でも期限が決まっているホームステイ。

なるべく一緒にいましょう。

ご飯を作るのを手伝うのは、あまり英語力は必要ありません。

ジェスチャーでも大丈夫です。

ホームステイ先では、料理禁止の家もあります。

でも料理を手伝う事でお昼のお弁当を作ってもいい許可がもらえたりもします。

英語の勉強にもなるし、カナダの人の料理を覚える事もできるし、家族と仲良くする事もできる。

お手伝いは最高のコミュニケーションです。

是非実践しましょう。

・質問してみる。

自分から質問するのって大事です。

数週間ホストファミリーと一緒にいて、どんな生活をしているのか、なんとなく人間性などもわかってくると思いますが、質問ばかりされていませんか?

あなたはホストファミリーの事をどのくらい知っていますか?

もし知らないと思ったなら、どういう経緯でカナダに住んでいるのか聞いてみてください。

カナダというのは移民の国です。

いつ、どこから、誰がカナダに来たのか。

話を聞くと大変興味深いです。

日本では基本、日本人同士の結婚ですがカナダは違います。

祖父の父がスコットランドから来て、ドイツ人と結婚して、祖父が12歳の時にカナダに移住してきて、オーストラリア人の祖母と出会って、父はカナダ人だけど、母はインド人で、カンボジアで出会って、今カナダに住んでいる。

なんて複雑な話を聞かしてくれるでしょう。

それならあなたは何人なの?と聞きたくなりますが、カナダ人です。

また家の中には移住の時に利用した古いカバンや、祖父母が母国から持ってきた宝物など、大事に飾っていたりもします。

それを聞かずに、見せてもらわずにさよなら言うのは、モッタイナイです!

是非、自分から質問してみましょう。

もっと、ホストファミリーが好きになるはずです。

4、貯金がもうすぐなくなりそう。

100万円貯めて来たはずなのに、気付いたら残高$1000切りそう・・・なんて状況になる人いますよね?

私もなりました。

カナダでは2週間に1度給料が貰えるのでそんなギリギリでも生活できます。

しかし貯金がなくなっていくのは怖いですよね。

ここで大事なのはどう節約するか、またお金を増やすかです。

・フルーツピッキング。

カナダでは決まった時期になるとフルーツピッキングという仕事が増えます。

短期間でお金を稼ぐにはこれが1番です。

仕事は基本、採った分が給料になりますので、自分が頑張れば、頑張るほどお金がもらえますし、日給なので、好きなだけ好きな日に働けます。

田舎にあるので滞在費も安くできます。

・ホームキーピング。

1時間$20程度で家の掃除をします。

基本的な掃除が多く、掃除機をしたり机を拭いたりするくらいです。

大掃除のような窓拭きとかはあまりありません。

学校が終わってからや休みの日に数時間働いてお金が貰えるので助かります。

・子供の世話。

家賃と給料$400程度で決まった時間に子守をするだけです。

家賃を払わないでいいので助かります。

住み込みじゃないのもあります。

・バイト先に相談する。

素直に今の時給や、シフトの入り方だと生活できない事を伝えましょう。

シフトを増やしてくれるかもしれません。

また英語が喋れるようになったなら、時給がいい店に移動するのもいいと思います。

・ファームステイする。

市内にはあまりありませんが、郊外ではボランティアという形で、住み込みで1日数時間畑仕事や子守、掃除などをすれば家賃無料、3食付なんて条件の家があります。

学校が終わってから数時間働いたり休みの日に働いたり、それは自由にこちらで決められる場合が多いです。

条件に合う家を見つければ、バイトをしながら、学校に行きながら、このプログラムに参加する事ができます。

ボランティアなので無給です。

Helpx(英語)で検索してみてください。

お金がなくなるのは怖いですよね。

なくなる前に早めに行動しましょうね!

まとめ

カナダ滞在中には色んな悩みがあると思います。

でもその困難を乗り越えれば、乗り越えた分あなたの成長に繋がります。

ワーキングホリデー中一番必要になるのは、一歩踏み出す勇気です。

せっかくのワーキングホリデー、精一杯楽しみましょう!