全ての留学生の願い–1円でも余分なお金は使いたくない。

これは正直皆さんが純粋に思っていることですよね。

留学とは中身が何にせよ多額の費用がかかるものです。

そこで、カナダ留学経験の豊富な私がいかに手数料を使わずに日本円からカナダドルに両替するか、かつてないほど真剣に考えてみました。

構成として手数料が高いものから順番にご紹介しているので、読めば読むほどお得な情報が満載です!

空港

飛行場

安全性)良い

利便性)かなり良い

レート)かなり悪い

まずは、悪名高くて有名な空港の両替所です。

私は生まれてこのかた空港の両替所のレートが良いという話を一度も聞いたことがありません。

それもそのはず、手数料が10-15%と群を抜いて高いのです。

このような場所で仕方なく両替をする場合は、金額を必要最低限に抑えましょう

ただし、もしあなたが安全面を重視して両替所を選ぶのであれば、空港での両替も決して悪くないと思います。

空港には必ず警備員がいますし、警察官が駐在している場所も珍しくありません。

また、旅の途中に換金できるのだから利便性はかなり良いと言えるでしょう。

 

有名観光地

夜景

安全性)良くはない

利便性)かなり良い

レート)良くはない

次に、有名な観光地です。

観光地と言えば必ず一つは両替所(換金所)がありますが、こちらもお勧めはできません。

理由としては、レートが悪い点と、安全性も決して高いとは言えない点が挙げられます。

実際に、有名観光地でスリの被害にあう人も少なくないので、利便性だけで安易に利用しないようにしましょう。

日本の銀行

説明を受ける女性

安全性)すごく良い

利便性)抜群に良い

レート)良くはない

続いて、日本の銀行を利用する場合です。

皆さんの中でも「取りあえず外貨が必要な時に行く場所」と聞くと、まずは銀行を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?

しかし、レートはお世辞にも良いとは言えず、実際に日本を代表する大手銀行によると約10%程度の手数料が取られるようです。

とはいえ、銀行が他と比べて優れている最大のポイントは、世界的に有名な通貨でなくても両替が可能ということです。

まさに、銀行の本領発揮というところでしょう。

また、安全性も良く、特に利便性に関しては町の規模を問わず銀行ならどこにでも必ずありますので心配する必要はありません。

カナダの銀行

海外

安全性)良い

利便性)良い

レート)悪くはない

今度は、カナダの銀行を利用した場合です。

何故かはわかりませんが、一般的に日本国内の銀行よりカナダ国内の銀行の方がレートは良いと言われています。

実際に本日カナダで有名なトロントドミニオン銀行のレートを調べてみたところ、手数料は5-8%程度でした。

間違いなく日本の銀行よりは良いようです。

銀行という事で日本国内と同様に安全性も高く利便性も良いため、数あるうちの両替方法の一つとして選んでみても良いレベルになってきたかと思います。

トラベラーズ・チェック

チェック鉛筆

安全性)すごく良い

利便性)悪い

レート)悪くはない

皆さんはトラベラーズ・チェックを使ったことはありますか?

私がオーストラリアに留学した際、オーストラリアドルでも日本円でもなくトラベラーズ・チェックを持っていきました。

なぜなら、安全性が非常に高く、手数料は約5%程度と決して悪いとは言えないからです。

そして、トラベラーズ・チェックを使う最大のメリットと言えば再発行が24時間以内に可能ということです。

ただ、利便性と言う意味では使える場所が限られてしまうなどのデメリットもあります。

また使う際に上乗せで手数料を払わされる場合もあるため、実質手数料は5%以上と考えたほうが良いかもしれません。

国際キャッシュカード

クレジットカード

安全性)最高

利便性)良い

レート)悪くはない

クレジットカードと言えば皆さんも1枚は持っているのではないでしょうか?

これらのカードは本当に便利ですよね。

しかし、便利であるが故にお金を使い過ぎてしまうというリスクはあります。

カナダ国内でこれらのカードを使った場合、まず手数料として支払総額の約2.5%が取られます。

これだけなら良いのですがカナダのレートは時によって結構悪い場合があります。

例えばカナダドルの相場が98円の時なら、1カナダドル100円くらいで計算されます。

ヤフーファイナンスで見るような手数料が入っていないレートでは計算されません。

つまり、手数料と悪い為替レートのダブルパンチを食らうようなものです。

しかしどちらも2.5%程度ですので、ト―タルにしても5%程度と格別悪いわけではありません。

クレジットカードを使う最大のメリットは、何といっても抜群の安全性と利便性の良さでしょう。

皆さんも実感している通り、クレジットカードを使えるお店は非常に多いです。

また、自分でカード情報をメモしていれば、万が一カードを紛失した場合でもすぐに使用停止の手続きができるので安心ですよ。

日本の金券ショップ

商売繁盛

安全性)悪くはない(リスクがある)

利便性)良くはない

レート)かなり良い

前述した日本の銀行やカナダの銀行よりも、レートが良い場所の一つして金券ショップが挙げられます。

手数料はそのショップなどによって様々ですが、平均2%-4%の中で納まるようです。

手数料だけに注目してみればかなり良いと言えるのではないでしょうか?

しかし、ここでの問題はそのお札を自分で持っていく必要があるということです。

日本国内からカナダに紙幣を持っていく際は、日本円にして100万円までと決められている上、お札を直に持っていく行為はあまり賢いとは言えません。

その代わり、カナダから帰国した際の両替所としてはかなり良い選択肢の一つになりうる事を頭の片隅に入れておきましょう。(カナダドルを金券ショップで交換できる場所は多くありません。事前に調べておくことをお勧めします。)

カナダの地元の両替所

お金

安全性)悪くはない

利便性)良い

レート)かなり良い

大抵の国や地域では、その土地ごとに現地の通貨に換えられる場所があります。

ローカルの通貨換金所です。

ここは銀行よりもレートが良いため、私もよく利用しています。

レートは地域によって異なりますが、日本人が多く日本円の需要が高いバンクーバーは手数料自体がそもそも低いです。

実際にトロントのローカルの換金所の手数料を調べてみたところ、2-3%程度になっていました。

これは地元のどの銀行よりも良いレートです。

しかし、ごくたまに偽札が出てきたという話も聞くことがありますので、ご利用にあたっては自己責任でお願いします。

カナダの両替所インターネット(バンクーバー)

オペレーター

安全性)良い

利便性)良くはない

レート)すごく良い

ここから更に手数料は下がっていきます!

ローカルの両替所について述べた際、バンクーバーのレートは低いと書きましたが、とある両替所では約1%-2%の手数料で済むようです。(ここではその両替所の名前を書くことは避けますが、インターネットを使えばすぐに出てきます。)

ここで皆さんの頭の中には、ある疑問が出てくると思います。「これってバンクーバーに滞在していなければ意味がないのでは?」ー大丈夫、カナダのどこであれ銀行に口座があれば使うことができます。

それがオンライン両替所の最大のメリットなのです。

ただし、安くて魅力的な手数料とは引き換えに、利便性においては必ずしも良いとは言えません。

なぜなら、銀行に口座を作る必要がある=手続きには時間を要すため、多くの留学生にとってはかなり面倒くさい作業になるからです。

オンライン海外送金

お金を運ぶ自転車

安全性)良い

利便性)良い

レート)すごく良い(一部条件を満たした場合に限る)

オンラインでの送金の手数料は、500円から最大1万円程度と言われているため、金額によってはかなりお得な方法になります。

しかし、送金前に日本円からカナダドルに換える必要があること、尚且つ換金する際の手数料は別に取られるということです。

今回は単純に手数料を比較しているので、後半でのご紹介になりましたが、外貨を受け取る側だけでなく送金する側でも手数料を取られる可能性があるならば必ずしも賢い選択とは言えません。

もしあなたが何らかの方法でカナダドルをすでに持っている場合はお勧めしますが、そうでなければ別の方法を検討した方が良いでしょう。

オンラインサイト

オンライン

安全性)悪くはない(リスクあり)

利便性)悪くはない

レート)最高

私の知る限り、これほど手数料が安い方法は他にありません。

というのも、手数料が1円たりともかからないからです。

ですが、うまい話には必ずリスクが伴います。

カナダ国内で最低でも一つはあるローカルの物々交換サイトをうまく使うことです。

皆さんと同じように帰国直前や留学したてでお金を換金したいと考えている人は少なくありません。

この方法だと金融機関を一切通さずにやり取りするため、手数料が発生しません。

ですが、その分リスクがつきまといます。

個人個人の純粋な両替なので騙されて全額取られてしまう、偽札と両替されるなどの事象がいつ起きてもおかしくないのです。

私自身は何回もこの方法で両替をしていますが、幸い今のところは何もありません。

もしあなたが少しでもこの方法に興味があるならば、一つだけ私からアドバイスをさせてください。

両替する場所は警備員が常にいるような学校や図書館を指定する、お互いの身分証明証を事前に確認しておき、現場には仲がいい友達に付いてきてもらうなど、なるべく一対一にならないような工夫をしましょう。

また、流動性が低いこともこの方法のデメリットと言えます。

例えば、あなたが日本円をカナダドルに換金しようとしたときにカナダドルを売ってくれる人を探さなければいけません。

ですが、カナダドルのレートが短期間で極端に良くなったり悪くなったりすると交換したいと思う人が片方に極端に増えてしまいあなたの換金を困難にさせてしまうのです。

とはいえ、100万円程度のお金を交換する場合、どんなにレートが良い両替所でも最低1-2万の手数料はかかるのでこの方法は大変お得です。

いかにリスクを軽減できるかがキーポイントですので、慎重に判断しつつ利用してくださいね。

フォーリンエクスチェンジ会社

お金と電卓

安全性)良い

利便性)良くはない

レート)MORE THAN最高?

「MORETHAN 最高」ってどういう意味?

–これは単純に手数料がゼロより良いということです。

実は、少しだけお金がもらえます。

お金がもらえる方法知りたくないですか?

今回は特別に、皆さんにだけお教えします。

実際にあるFXの会社を例に説明するため、記事にはその会社名を伏せておきますが気になる方は一度調べてみてください。

(1)まずFXの会社で外貨両替ができる会社を探します。(通常FX会社は為替取引をするためだけに通貨を交換できる仕組みなのですが、いくつかの会社は実際に外貨両替ができるようです。)

手数料としては0.003%となります。

これは非常に低い手数料ですよね。

またこの会社からカナダドルをあなた名義の口座に下すときも500円程度の手数料が掛かるようです。

その二つを足しても0.02%程度の手数料ですので、他と比べてかなり低いことがお分かり頂けるかと思います。

ここまでなら非常に手数料が安い!で終わるのですが、今回はさらにお金が少し増えて換金できる方法を発見してしまいました。

(2)お金がもらえる仕組みなのですが、大多数のFXの会社が入金ボーナスというプロモーションを行っています。

それをうまく利用するのです。

その会社に多少の入金をする必要がありますが、うまくやると200円くらいの手数料(実際にリスクがある取引をする必要はないです)で5000円のプロモーションがもらえる事がわかります。(すべての会社が外貨両替できるわけではありませんので事前に調べてください!)

また、いくつかのFX会社は空港で通貨を直接受け取れる仕組みがあるため、安全性も高いと言えるでしょう。

まとめ

天秤

たくさんの両替方法を紹介してきましたが、いかがでしたか?

私が最後に言いたいことは、いかに手数料が高いからといって必ずしも損をしているとは限らないということ。

クレジットカードはその典型的なパターンでしょう。

また、いかに手数料が安いからと言ってもリスクが高すぎる方法は避けるべきだと思います。

失ってから気づいても遅いのですから、手数料とリスクのバランスを慎重に考えて行動することを忘れないでください。