ワーキングホリデーに行ってみたい!カナダに行ってみたい!と思っているあなた。でも一体どうやったら行けるのか、何をいつからしたらいいのかわからないですよね。

このページではワーキングホリデービザの申請の流れも含めて、準備期間何をしたらいいのか、書いていこうと思います。

※ワーキングホリデー申請については他に詳しく書いている記事があるので、そちらも参考にしてください。

  1. ワーキングホリデーに行ける人の条件
  2. ワーキングホリデー出発前にやっておきたい事
  3. ワーキングホリデー出発前にやってはいけない事
  4. ワーキングホリデー出発までの流れ

この流れで見て行きましょう。

1)ワーキングホリデーに行ける人の条件

ワーキングホリデービザの申請には沢山の条件項目があります。もちろん条件をパスしているのが一番大切ですが、それとは別にどんな人がワーキングホリデーに実際に行っているのか気になりませんか?

ちなみにワーキングホリデービザとは日本とカナダで結ばれている交換プログラムで、1年間はお互い国で勉強したり、働いてもいいですよー。というビザです。

なのでもちろん、カナダから日本にワーホリに来ているカナダ人もいっぱいいます!
基本的な条件は18歳から30歳までのお金を25万以上もっている日本人。
それが条件になります。

ではそれ以外にどんな人がワーホリに行っていると思いますか?

1)英語力は関係ない

ワーホリ経験した友達に以前、ワーホリ前の英語力どのくらいあったの?の聞いたら、”『I am a pen.』くらいしか言えなかたったぜー!!”と言った友人がいます。
それ、『This is a pen.』って事?と大爆笑した事があります。
そのくらいの英語力でみんな海外に行っているので安心してください。
でも英語が話せるなら、もちろん話せた方がいいのでしっかり勉強してから行きましょうね!

2)貯金ができる!!

ワーホリの条件には、25万以上持っている。帰りの航空券を買う資金がある。これが条件ではあります。
2016年からはワーホリ申請時に資金証明をしなくても良くなりましたが、カナダに入国した時には税関で資金証明をする必要があるかもしれません。

が、それとは別にぶっちゃけ、いくらくらいみんな持って行くんでしょう。

30万(ビンボーワーホリ)・・・

学校にもいかず、すぐ働くのならこの金額でワーホリスタートできます。
給料は基本月に2回、2週間に1回貰えるのでビンボーワーホリにはとっても助かります。

ホームステイも高いのでほとんどの人が格安ホステルやバックパッカーズなどに泊まって家を探しています。
その場合バンクーバやトロントで一泊$30程度、一週間で$200くらいが目安です。

シェアハウスが一ヶ月$500—$900プラス、デポッジット(退去時に返って来る)が必要なところもあります。

英語が話せる人は、住むところも働くところも選べると思うんですが、英語が話せない人はこの数週間の間に外国人(日本人以外の人)と交渉して家を探したり、外国人が沢山働いている英語を使う仕事を見つけるのは難しいかもしれません。

まずは日本食レストランで働いたり、日本人が住んでいるシェアハウスなどを見つけて生活をスタートするのをお勧めします。

学校に行かない分の情報不足や、友人作りがそこでできると思います。

でも覚えておいてください。
仕事が落ち着いたら、外国人と住める家を探しましょう。

仕事も日本食レストランではなく、外国人と働ける仕事を探しましょう。
やっぱり、日本人といたら、英語は上達しません。

50万(バタバタワーホリ)・・・

50万あれば語学学校に行って勉強することもできます。
大体月の学費が$1200−$1500が目安です。

このバタバタワーホリの人は学校に行きながら、放課後バイトをする人が多かったです。
学校前にバーの片付けのバイトをしている人もいました。

80万(のんびりワーホリ)・・・

これだけあれば、学校も好きな所が選べますし、放課後バイトもしなくていいと思います。
でも3ヶ月くらいでお金がなくなるので、生活に慣れたらバイトを探した方がいいかもしれません。

100万以上(堪能ワーホリ)・・・

学校に行っている間、お金の心配をしないでいい金額です。
今まで頑張ってお金を貯めた分、ゆっくりカナダを楽しめます。

持って行った金額でカナダについてからの動きは全然違いますね。
あなたはどのくらい貯金してどんな生活がしたいですか?

3)いつでもカナダに行ける

2016年からはワーキングホリデービザの申請での第一ステージが抽選に変わりました。
応募してから一年保管の中からランダムに選ばれて行きます。

ワーキングホリデービザの申請が通ったら一年間の内にカナダに行かないといけません。
なので、今年からはフットワークが軽いのがキーとなります。

最初にも言いましたがワーキングホリデーは条件さえクリアしていれば誰でも行けます。
でも仕事が辞める事ができなかった人、自信がなく無理だと思って諦めた人、貯金が出来なくて行けなかった人、親や恋人に反対されて行けなかった人など、行けない人も沢山います。

行くか行かないかは自分自身で決める事。
諦めないで頑張って!

2)ワーキングホリデー出発前にやっておきたい事

ワーホリ前にやる事、沢山あります。
ビザの申請や役所の手続きなど。
それとは別に、どんな事をしたらいいと思いますか?

ワーホリに行ったら、日本でこうしてくれば良かったー!と後悔する事もあります。
ここではそんな後悔を紹介します。

1)歯医者に行けば良かった。

ワーホリの条件のなかに保険に加入するのが条件になっていますが、海外保険の中には歯医者や眼科の保証が入ってない場合もあります。
歯は痛くなったから、歯医者に行って保険を請求したら、保証してくれなかった・・・なんて話も聞きます。
歯医者の保証が付いているものは金額も少し高めの場合もあるので、保険に入る時は何が保証対象なのかしっかり見ておきましょう。

2)クレジットカードのサポート内容をちゃんと読めば良かった。

カナダはクレジット社会です。ワーホリ申請の支払いもクレジットカードでします。が、クレジット会社によっては、航空券をクレジットカードを通して買えば保証してくれる素敵なサービスがあり、お金の節約にもなります。
たとえば、3ヶ月の間は旅行保険の保証をしてくれる所があったり、飛行機などで壊れた物を保証してくれたり、飛行機が遅れた時のホテル代を払ってくれたり!!と海外保険顔なしの保証をしてくれる場合もあります。
なので、最初の3ヶ月は海外保険に入ってなくても、クレジット会社がサポートしてくれる、かもしれません。

3)美容院で髪を黒く染めれば良かった。

カナダで良い美容院を探すのは大変です。もちろん都会に行けば、日本人オーナーの美容院もありますが、高いです。

美容院はチップも払わないといけないので、カットだけで$60くらい必要になる時もあります。
またカラーは使っている薬も薬の強さも違うので、髪が傷んでしまう事もあります。
そして、雑な所が多いです。

シャンプーもこれでおしまい?!ってくらい早かったり、カットもカラーも揃ってなかったり、ガッカリする事間違いなし!!なのです。

日本を出国する前に、お気に入りの美容師さんに、当分髪を切らないでもいいように切ってもらって、当分髪を染めなくてもいい色に染めてもらいましょう。

4)友人の携帯会社以外のアドレスを聞いとけば良かった。

カナダから帰ってきたら半分くらい友人の連絡先が変わっていて、連絡できなくなった。なんて声も聞きます。
最近はソーシャルネットワークに登録している人も多いので大丈夫だとは思いますが、そういうのに登録してない人は是非この機会に登録してみましょう。

もしくは、友人の携帯会社以外のアドレスも聞いておきましょう。
日本を離れている間、連絡先が変わっても、パソコンのアドレスは変わらないので連絡がとりやすいです。

5)英語の勉強を早くから始めたらよかった。

語学学校に行けば英語が話せるようになる、は嘘です。
頑張って努力した人だけ話せるようになります。
英語が話せるようになるのに何時間必要かご存知ですか?
2000時間です。

これはだいたい海外留学(現地の大学に通う)に行った人が毎日学校に行って、2年経った人たちが 英語が仕事で使えるレベルで喋れるようになるまで、これくらいかかったという期間とも一緒の数字です。
ワーホリに行って語学学校に行くのなら、英語が話せるようになる、ではなく、最低限の英語がなんとなくわかるようになる。くらいです。

これはカナダにいる1日が24時間で計算するのではなく、実際英語を聞きながら自分も実際に話している状態を計算していきます。

もしあなたが英語を話せるようになりたい!と思っているなら、1日も早く英語の勉強を始めましょう。
英語を使って会話ができる外国人の友達をみつけましょう。

6)日本について知っておく。

カナダ人は歴史や政治について話すのが好きです。
政治に関しては、『君は日本の選挙システムについてどう思ってるの?』なんて、聞かれたり、歴史については日本がアジアの国にしてきた残虐な行為についてどう思う?・・・など、私たちが知らない事まで聞いてきます。
天皇について、なんて知らない事が多いですよね。
日本を出る前に日本の歴史や政治について少し勉強していくと、カナダ人の友人たちと盛り上がる話ができると思います。

3)ワーホリ前にやってはいけない事

これは、新しい恋人を作る。です。
ワーホリ行きを決めたら、恋は一旦お休みしましょう。

貯金に勉強、申請する準備。やる事はいっぱいあります。
ワーホリにいく前に別れようか、遠距離しようか、なんて悩みも恋人がいなければしないで良くなりますし、恋人と離れ離れになって寂しい思いもしなくてよくなります。

恋人ができたら、ワーホリ行きも心が揺れてしまいますよね。
恋はお休み・・・それが一番です。

4)ワーキングホリデー出発までの流れ

では出発までに何をするのか、流れをみてみましょう。

1)貯金を始める。

自分にいくら必要かは、なんとなくわかりましたか?ワーホリに行くにはお金が必要です。
しっかり貯金をする事がカナダへの第一歩です。

2)ワーキングホリデービザの申請をする。

先ほども言いましたが、2016年から抽選に変わりました。
いつ招待状が届くのかわかりませんので、今年は少し余裕を持って早めに申請する事をお勧めします。

3)航空券の購入する。(最低3ヶ月前)

早めに買うと安い航空券が買えます。ビザの申請が通ったら航空券を買いましょう。

4)海外保険に加入、美容院、歯医者に行く。(最低2ヶ月前)

歯医者に行って治療が必要な場合があるので少し早めに行きましょう。

5)役所手続き(1ヶ月)

海外に行く前には役所での手続きが必要です。
年金や国民健康保険についてなど、しっかり話を聞いて自分にあった手続きをしましょうね。

6)荷造り(1週間前)

持っていく物リストを見ながら、忘れ物がないように準備していきましょう!

7)携帯の解約

解約をする場合は解約する日にショップに行かないといけません。
前日には解約しておきましょう。

スマホはWIFIに接続すればどこでも普通に使えるので持って行きましょう。

ソーシャルネットやアプリなどは、携帯会社のアドレスを使っている場合使えなくなる事があるので、パソコンのアドレスに変えておきましょう。

まとめ

ここでは、あまり申請についてや準備について詳しく書きませんでした。
詳しく知りたい人は、他に詳しく書いている記事があるのでそちらを参考にしてください。

カナダに行くまでやる事がたくさんありますが、わからない事やサポートが必要な場合は留学センターやエージェントに問い合わせましょう。