カナダは、日本のように公共交通機関が発達していませんので、初めは不便に感じることも多いと思います。

また、長距離バスなども値段が少し高いですが、インターネットを上手に利用すれば安く移動することも可能になります。

このページでは、そんなカナダの移動手段について公共のものと、オンラインを利用し上手に移動する方法について書いていきます。

  1. 各都市の公共交通手段
  2. タクシーより安い!?ウーバーの使い方
  3. 長距離移動はどうするの?

カナダは広いですので、地図で見て近くても実際は遠い場合がほとんどです。

オンラインを利用することで、公共交通機関より安く、早く移動することも可能です。

1、各都市の公共交通手段

カナディアンロッキーの貨物列車。

各都市それぞれ公共の交通機関があります。

ルールも様々ですが、家探しの際にこのルールを知っていないと損することも多いです。

電車とバスが同じ会社の場合がほとんどですので、電車に乗ってからバスに乗り換える場合など別料金などがかかりません。

またゾーンに分かれていて、ゾーン内は一律料金になっているので、1ゾーン内に住むようにすれば通学、通勤も安くなります。

また健康志向な人も多いので、自転車通勤をしている人も多く、道には市外から市内へバイク専用レーンが引かれていて安全に、早く通勤、通学することが可能です。

またバスや電車に自転車やスケートボードを持ち込むことも可能です。

・バンクーバー市内

3つのゾーンに分かれていて、バス、電車関係なくこのゾーンで料金を支払います。

1ゾーン90分利用可能で$2.75で、チケットを利用してから90分間は乗り放題です。

うまくいけば、家からバンクーバーまで行って買い物し、90分以内にバスに乗ればこの1回分の料金で往復することも可能です。

バスはクレジットカードが使えないので、必ず現金が必要ですし、お釣りももらえないので、$3しかなかったら$3そのまま渡します。

その代わり、足りない時に見逃してくれることもありますが、運転手次第です。

90分間の乗り換えで、電車からバスなどに乗り換える場合は、チケットを捨てずに持っておくこと、またバスで発券されるチケットは旧型のため電車に乗り換えができません。

早く新型に変えてもらいたいですが、そんな中途半端な状況でも気にせず運行しているのがカナダの会社って感じですよね。

バンクーバーの場合、ゾーンには分かれていますが、平日の6:30以降と週末と祝日はゾーンが関係無くなったり、バスでの移動にはゾーンが関係なかったりというルールもあります。

それを知らずに6:25分にバスに乗って2ゾーン移動するのはもったいないですよね。

・トロント

トロントにはバス、地下鉄、路面電車の移動方法があります。

どれも1回の乗車が$3に統一されています。

地下鉄は夜2時頃まで走っているので利用しやすく、夜遅くなる仕事をするなら地下鉄駅周辺で探しましょう。

路面電車も朝早くから夜1時半まで動いていますし、市内の移動には便利です。

バス、地下鉄、路面電車は乗り換え可能なので、乗り換えする場合は運転手に乗り換えチケットをもらいましょう。

地下鉄の場合は、乗換券が駅で発行できます。

地下鉄はトークンを自動販売機で購入しますが、不便な作りになっていて$20いれたら$20分のトークンが出てきます。

間違えてしまったら、列に並んでいる人に売ったりもできますし、窓口で間違えたことを伝えると現金に戻してくれます。

2、タクシーより安い!?ウーバーの使い方

スマートフォンを持つ女性の手

カナダのタクシーの初乗りは安く、トロントで$4.25、バンクーバーでも$3?$3.5ほどで乗ることができます。

しかしタクシーはチップを払う必要があるので、それが厄介です。

バンクーバーにはありませんが、トロントにはウーバーがあり、使い慣れると便利です。

ウーバーは日本でも使えるようになりましたが、カナダでは便利に使うことができるようになっています。

なんと行っても魅力は、簡単に呼び出しができ、タクシーより安く移動できることではないでしょうか。

大きなバンで7人乗りができたり、快適な高級車に乗れたりするのがウーバーの魅力です。

どこにでも迎えに来てくれますし、ハイヤーもレビューを見て決められます。

また世界中どこででも同じアプリでハイヤーを呼ぶことができるので、日本で使い慣れているなら、カナダでも簡単に使うことができるでしょう。

ウーバーは現在487つの都市で使うことができますが、バンクーバーはタクシー社会を守るためウーバーが廃止されてしましました。

ウーバーの使い方は至って簡単で、アプリをダウンロードし、アカウントを登録すれば使えます。

場所も説明しなくても地図で指定するだけです。

近くにいる運転手を選んで呼ぶだけ!

支払いもオンラインで事前に済ませますし、チップも必要ありません!

カナダでいきなり使うのが不安な人は日本で一度試してみましょう!

ウーバー:https://www.uber.com/ja/

3、長距離移動はどうするの?

羽田空港

広いカナダを移動するのは大変です。

バンクーバーからカルガリーまで、地図で見ればちかいですが、実際に車で行くと13時間ほどかかり、どこかに一泊しないと移動できません。

電車でのんびり行くこともできますが、観光電車なので数十万円必要になります。

そのため、都市の移動は飛行機を使うことが多いです。

都市の移動をする場合、バンクーバー空港やトロントピアソン空港などを利用するより、住んでいる場所にもよりますが、小さい空港を利用すると、搭乗までの時間が短くなります。

トロントならハミルトン空港や、バンクーバーならアボーツファードからがオススメです。

大きい空港は、移動距離も長いし、待ち時間、セキュリティーチェックにも時間がかかるので、1時間前に行ったら時間ギリギリの時もあります。

小さい空港は、利用者も少ないので早く通過することができるので、空港にも1時間前にいけば十分間に合います。

カナダには長距離バスをグレイハウンドが運行していますが、やはり時間がかかりすぎるのが難点ですし、時期によれば飛行機と値段も変わりません。

グレイハウンドのホームページ:https://www.greyhound.ca/

LCCの安い航空会社も多く新しいニューリーフは日本のピーチ同様格安航空券が購入できます。

ニューリーフのサイト:http://gonewleaf.ca/

長距離移動の際は飛行機を利用しましょう!

まとめ

カナダの人たちは、インターネットを上手に利用し生活をしている印象があります。

お金の振込もオンライン、メールでお金を送ったりもできます。

これらのやりとりは英語ですが、もしかしたら新しい友達ができるチャンスにもつながります。

自転車に載って、バスに乗って、ウーバーを利用して広いカナダを移動してくださいね!