「海外旅行に行ったことがありますか?」と聞けば大概の皆さんはアジア圏だろうがヨーロッパだろうが経験があると思います、その国にみなさんが行くときに気になるものと言えばなんでしょうか?

例えばその国でなんの言語が話されているのかは本当に重要ですね、意思の疎通ができなければ旅行の楽しさが半減してしまいますよね、また気候はあなたがどんな服を持っていくのかという事で非常に重要ですし、宗教はその国ではどのようにあなたが行動しなければいけないかなどについてヒントを与えてくれます。

例えば、イスラム教の国々では女性は外出をする時にはヒジャブ(顔に巻く布)で顔を隠すべきと言う考えが非常に強くあります。

また治安などはあなたがどんな保険を掛ける必要があるのかなどのヒントになりますよね?

では物価はどうでしょうか?

これも海外旅行でも留学でも行くにあたり知らなければいけない重要な情報ではないですか?

大多数の日本人にとってたまに行く旅行だとしてもお金を使いたいだけ使うといことはできないですよね、その国の物価によってホテル費用を抑えたりしなければいけないです。

実はこれからカナダに留学行くんだけど、物価がわからない今日はそんな皆さんのためにカナダと日本の物価を比べていきます。

交通機関

日本での交通手段と言えば、鉄道、バス、モノレール、トローリバスなどありますが、大概の場合は通過した駅の分だけ料金を払う仕組みだと思います、つまり距離が遠くなればなるほど払う料金が変わるわけですね。

カナダはどうでしょうか?

カナダの大都市トロントとフレンチカナダの中心地のモントリオールは行く距離に関係なく均一料金です、またバンクーバーはゾーン制ですが3段階に分けられているだけで、どんなに遠くても片道1千円なんてする事はないです。

トロントとモントリオールは片道が3ドル以下、バンクーバーも仕組みが多少異なりますがマンスリーパスなどを買えば出費を抑えられます。

トロント郊外の交通機関はトロント中心部に比べると仕組みは多少違いますが大きく変わる事はないです。

カナダの交通機関は日本より安いです。

生鮮食品(新鮮であることがもとめられる食品)

次は生活必需品を比べてみましょう、実際に値段を調べた場所として。以下の三点からウォールマートを調べる対象にしました。

ただし物によっては100%正確に比べる事が困難なためにウオールマート以外を使う事もあります

実施日 2016年 5月 15日

  • 日本で(431店舗、ただし、名前は西友)もカナダ(391店舗)でも、全国各地にある。
  • 値段が安い、皆さんがよくまとめ買いをする場所と判断しました
  • 生鮮食品から電気製品まで取り扱いが豊富 (1カナダドル=86円で計算 2016年5月27日)

日本

カナダ

高級肉(牛)100グラム

黒毛牛もも肉(国産) 400円

アンガス牛(カナダ国産)
$2(172円)

鶏   100グラム

もも肉 157円

国産 $1.3(胸肉)(112円)

豚   100グラム

もも肉 178円

国産 $1.2(リブ)(103円)

牛乳

明治牛乳198円1リットル

国産 $1.7 1リットル(146円)

中サイズ 10個 268円

Lサイズ 18個  $3.68(316円)

パイナップル(丸ごと一個)

200円

$2.98(256円)

トマト (1キロ)

660円

$2.8 (240円)

キャベツ 1個

157円

$1.97(169円)

きゅうり 1本

110円

$1(86円)

スイカ

2800円

$3.97(341円)

オレンジ (1キロ)

750円

$2.8(240円)

アイス(ハーケンダッツ)

298円

$4.97(427円)

コーヒー(ネスカフェ)

700円

$3.7(318円)

ペットボトル(水)24本

2500円

$1.97(169円)

米  10キロ

3000円

$9  (タイ産)(774円)

パスタ 1キロ

520円

$2.20(189円)

魚(サーモン)100グラム

600円(国産)

国産 $2.8(240円)

コーラ

1400円

$6.77(24本)(582円)

ポテト チップス

218円

$.97(83円)

みなさんがまず口にするような米や野菜または肉などはもちろんリストに入れましたがどうですか?

日本の方がやはり全般的に高いですよね。(日本の物はできるだけ国産の物にしましたのでその影響もあると思いますが)

野菜のトマトからはじまりオレンジなどの価格の差はかなり違いますね、それとスイカですがこれはまったくお話にならないレベル。

カナダなら毎日食べられるものですが日本の場合は毎日は食べられないですよね

またアイスが大好きな皆さんには少し悲しいお知らせかもしれませんが、カナダでのアイスは全般的に高いです気軽に100円で食べれるようなものではないです、少しまともなアイス(アイスキャンディーなどではなく)を食べようとすると$5くらいは普通にかかります。

何故かわかりません、日本の場合はコーヒーなどの愛好品がインスタントコーヒーかまたは本場のドトールやスターバックスに関わらず高いですね。

ちなみにカナダのスターバックスのミディアムサイズのコーヒーは約$2で日本の場合は280円です。

ペットボトルの水も全く値段が違いますね、コメに限っっては日本産とその他の海外産との間の価格差は大きいと思われます。

また日本人がよく食べる鮭ですがこれも国産になると値段が跳ね上がります、値段からして日本の一般家庭で現在に食べられているのは外国産という事がわかりますね。

日本の場合は買うものが何に関わらず8%の消費税がかかります、ではカナダはどうでしょうか?

カナダの消費税は州によって違うのですが10%くらいの場合が多いですね。

しかし人間が必要としている主食や野菜または肉などは軽減税率と言われる税が適用されて、税金が0%になるか最低でも消費税が減ります、ですのでここにあるよりさらに安くなるのです。

それとここで言っておかなければいけない事ですが2016年5月現在の為替レートは1カナダドル約85円ですので(100円ではないですよ)それを考慮するとさらに差が広がりますよね

車の保険とガソリン

次は車の保険とガソリンですね、この価格もカナダの地域によって本当に大きく異なります。

まずはガソリンの価格から

1リッター

日本

カナダ

最安値

千葉県 118円L

アルバータ州 $ .70 / L (60円)

最高値

長崎県 130円L

ブリティッシュコロンビア州
$1.2 / L (103円)

ガソリンの分析に行きたいと思います、やはりといいますかカナダ世界で有名な石油産出国ですので、為替を考慮した後の価格は千葉とアルバータ州では約2倍の差が出る様です。

続きまして車の保険ですが、日本は車の車種や年齢などによって価格が変わりますが、カナダの場合の最大の要因は年齢と住む場所です。

日本では住む場所によって値段が極端に異なる事はありませんが、カナダの場合は住む場所によって異なります、ちなみに全く同じ状態の車でも住む場所によって3-4倍の違いがうまれます。

マニトバ州などは安めで、最高値はオンタリオ州みたいです。

賃貸(地価)

続いて賃貸の価格を調べてたいと思います、ただし日本やカナダの個別の地域の賃貸を調べるのはかなり限界があるため地価の価格を比べたいと思います、賃貸はその土地の価格に比例するはずですので参考にしてください

1平方メートル(**)ただし、カナダは一軒当たりの平均価格

日本

カナダ(**)

最高値

東京 84万

ブリティシュコロンビア州 約 100万ドル(8600万円)

最安値

秋田 2万

ノバスコシア州 約 20万ドル(1720万円)

地価の値段で言えば日本の東京がダントツに高いようですが、過去の20年間はほとんど地価があがりませんでした。

一方、カナダのバンクーバーは土地の高騰で(去年は20%も土地の価格が高騰しました。)ワーホリや学生のみなさんは賃貸を探す際にも価格の面で相当に苦労しそうです。

光熱費(場所によって異なる)

カナダの光熱費ですがの日本と比べる若干、安いと言われています、そしてほとんどの留学生方々の光熱費はホームステイ、または家の部屋かコンドミニアムの部屋をシェアする事になると思いますので、家賃に含まれている事が大半ですね。

ですので、自分が節約する必要には中々追い込まれるような事はありませんが、少し付け加えておくとカナダの寒い場所の方が光熱費は高くなります。

愛好品(タバコなど)

愛好品といえばタバコ、酒、お茶など色々ありますがほとんどの項目で言えばカナダだからと言って値段が極端に高いという事はないんです、たった一つ(タバコ)を除けばですが

日本

カナダ

ビール キリン一番搾り

225円    500ml

$2.55 500ml (219円)

ウィスキー(スミノフヴォッカ)

2780円   750ml

$26.75 750ml (2300円)

お茶

3996円 600グラム 静岡産

$4.5 450グラム 中国産 (387円)

タバコ マルボロ 赤

460円   20本

$13.5 20本 (1161円)

運がよく一つのカテゴリーを除いてすべの同じものを探すごとができましたので、公平な価格を比べられそうですね。

全般的に日本もカナダも同じような値段になったと思います、ただ茶葉は産地の違いから値段も変わってくる事はしょうがないですよね。

問題はタバコですね、値段は3倍近いものになっていると思います。

まず、助言としてもしあなたがタバコを吸っているのならカナダに来る前にタバコをやめるのも一つの手です。

値段が高すぎてワーホリや語学学校の学生が毎日1箱吸うには値段が高すぎます

このタバコの値段ですが60-80%税金だと言われています。タバコは百害あって一利なしと言いますがカナダ政府は値段をあげて喫煙者を減らしたいのでしょう。

(外食)レストラン

 

日本

カナダ

ラーメン 山頭火 (塩)

820円

$12.5 (1075円)

ステーキ (牛)300グラム

3300円
ステーキ

ステーキハウスKEG
BBQリブ $24.95(397グラム) (2145円)

マクドナルド ビックマックセット

670円

$8.99 (773円)

みなさんが思う疑問の一つに日本とカナダの外食の味は一緒なの?と言う疑問があると思います、少なくてもマクドナルドと山頭火ではサイズも味も一緒です。

また値段ですが多少の高低差はありますが多少違うという事だけでカナダドルが1ドル85円くらいの事を考えると(2016年 5月)値段も日本と同じようになってくるのではないでしょうか?

ですが!!!会計の際にはカナダの方が少なくても2-3割は高くなります。

ではなぜでしょう?

カナダに来たあなたが数日で気が付く事ですが消費税(ちなみカナダではセールスタックスと言います)がとても高い事に驚きます。

実際に日本の消費税は8%ですが、カナダのほとんどの州では10%超えます、バンクーバーのブリッティシュコロンビアで12%、オンタリオ州のトロントで13%、ケベックやノバスコッシア州では15%近くもかかるんです。

日本に比べると高いという事がわかると思います。

ですのでカナダのレストランに来ると当然この消費税が価格に上乗せされます、ですので価格は高くなります。

さらに!!消費税のほかに追加でさらに払う必要があるものがあります、この制度は日本にはありません。そうですチップです

カナダのレストランの値段ですが定価自体は日本とそれほど変わらないと思います(少なくても、為替レート適応後は)

しかし、カナダにはチップの制度があり、最低でも10%サービスがよければ20%をサーバーに払いましょうと言うルールがあります。

つまり、$10の商品が消費税で$11.5になりそしてチップで$14くらいになってしまうのです。

まとめ

さてここまで、日本とカナダの価格の差を調べてきましたがいかがでしたか?

基本的に言える事ですと、カナダの場合は生活に必要な物、交通機関や食品などが日本と比べて安いという事ではないでしょうか?

またカナダの方が高い物にタバコや外食と言う一見ぜいたく品とも言えなくはない商品や行事がきます、つまり私たちの生活に最低限必要ないけど、存在していると言う物には高い税金がかかるんですね。