留学希望者がよく思う事、それは「留学費用がもっと安かったらいいのに」ですよね？
どんなに期間が短い留学でも、例えばプチ留学でも３か月間もカナダにいれば費用は５０万円程度はかならず超えてきます。
一般に留学と言えば就労ビザが付くワーキングホリデーで１年間、または語学学校で英語を勉強する留学で１年間がみなさんにはよく頭に浮かぶ留学だと思います。
これらの場合は一般にコストだけで２００-４００万（ただしワーキングホリデーは働いた分だけ、留学コストを相殺できるので低くなる）くらいかかると言われています。
今回はカナダ留学経験者がどのように留学費用を抑えて激安留学を実現できるかを考えてみました。
（単純に言えばいかに出費を抑えて収入を上げるかですね）
または抑える項目をいくつかに分けてその方法でいかにカナダ留学生活の質を下げずにそれらを行うかをお伝えします。
交通機関を安くする（旅行も含む）
ほとんどのカナダ渡航者のみなさんが留学中に交通の足としてとして使う物それは公的な交通機関ですね。
学生、または短期の就労者であるワーキングホリデーの方々には車などは高すぎて買えないと思います。
ですので、月賦の定期などを使って交通機関を使う方法が王道になるでしょう。
カナダの大都市である、トロントやバンクーバーやモントリオールでは交通機関の利便性は非常に高いです。
さらに少額で市内のどこまででも行けるので（バンクーバーは少し異なりますが、少額で交通機関は使用可能です）学校や職場に行くために毎日使うと思います。
ですが、さすがに一年間を通して運賃を払い続けるとかなりの額になります。
例えば、カナダ最大の都市トロントではいかに低く抑えても＄2.9はかかりますこれを一日に一往復して365日繰り返すと、＄5.8×365＝＄2117かかります。
ですが月賦の定期にすると安くなります。（このシステムは日本と似ていますね）
＄141.25（月額）また年間で1695ドルになります。
もちろん定期を月賦にするなんて本当にシンプルな節約術ですので、「激安カナダ留学のすすめ」でこれが言いたかったわけではないです。
ここで言いたいのはさらに＄141.25から下げられる方法です。
現地留学エージェントを使うです。
カナダの大都市には必ずと言っていい程あります。
カナダに行った最初の数か月はわからないかもしれませんがこの留学エージェントは交通機関のマンスリー定期を安く買える場所でもあるのです。
あなたがカナダに留学した後は最寄りの留学エージェントに行ってみてくだい。
定価からさらに割引された定期が買えます。
飛行機で得をする
次に留学費用を節約する方法ですが飛行機代を安くする方法です。
カナダ留学するには飛行機を使う必要がありますが、航空券の需要が一番ない時期（１月の中盤から後半）に航空券を買うのと、繁忙期に買うのでは10万円程、違いが出ます。
旅行会社を使用
さらに留学中の旅行費用を安くする方法として、自分で旅行を計画しないで旅行会社を使う事です。
たとえば今の時期ですがトロントからニューヨークに飛行機で行くと＄300ほどかかります。
それにホテル代やニューヨークでの交通費などがもろもろとがかかりますので２泊３日もすれば＄600は掛かりますよね？
では旅行会社を使った場合はどうでしょうか？
交通手段は大型バスにになりますが、トロント⇒ニューヨーク⇒ボストン⇒ニュージャージーの3泊4日でホテル代（軽食付き）とバス代が込みで＄280で行けます、つまり飛行機の賃金だけで3泊4日のアメリカ東部横断旅行ができるわけですね。
間違いなく激安と言えるでしょう！
トロント市内の旅行会社（バス観光）は安い時期ならこのくらいの値段からあります。
ホームスティなどの賃貸を下げる方法
次に留学生が絶対に使う費用と言えばホームステイかコンドミニアムやアパートメントの賃貸またシェアハウスなどでしょう。
留学生活にいたってはこの費用が時によって一番高くなる事がよくあります。
ですのでいかに値段を下げられるかがカギです。
まず最初の節約術ですが、値段交渉です。
日本人からすると値下げの交渉などは少しやりずらい事ではあると思います。
しかしカナダの賃貸で値切り交渉はよくある事ですので一度はトライしてみてください。
またお勧めの方法として、ある一定の割引がいただけたら入居を決めると大家に先に伝えてください。
そしてお勧めの方法ですが、値切り交渉は一回（たとえば＄50割引など）にしてその分の価格が値引きされたら住むよと言えば、成功率はすごく高くなる事がわかっています。
狙いは冬の時期！
さらに賃貸の値段ですが基本的には夏よりも冬の時期の方が安くなります。
何故ならカナダの冬はとても寒いからです。
ですので、夏期の方が観光者や学生の方々の数は増えます。
夏の間は大家さんも値段を下げる必要がないのです。
一般的にカナダでの夏と言えば時間がサマータイムになる３月２週目から、冬時間になる１１月の１週目と言えばいいでしょうか？
しかし、冬はどうでしょうか？
夏のままの賃貸値段にしておくとそもそも人が少ないのですから入居者が入ってきません。
大家は家賃の値下げが必要になります。
オンラインは激安の入り口
賃貸編の最後のアドバイスですが、オンラインサイト（E-mapleやKijij）をうまく使うです。
インターネットのサイトの方が留学エージェントを使うより賃貸の価格がお得な事がありますので使ってみてください。
（ただし個人間の取引になりますのでリスクは上がります）
学校を安くする
学費の出費はかなりの物になります。
ですので、ここで学費を抑えたいですよね。
お勧めの方法として再度出てきますが留学エージェントを使うです。
少し不思議な話ですが学費は斡旋業者を使ったほうが安くなります。
簡単に説明をさせてもらえれば、留学エージェントは日本から大量の留学生を語学学校に紹介してマージン（紹介料）を語学学校からもらっているのですが、このマージンを留学生に少なからず割引として還元しています。
それはカナダの大都市には星の数ほどある留学エージェントで、競争は激しいものです。
また語学学校に行くうえで値段が一番安くなるのはやはり冬です。
理由は単純でこの時期から勉強しようと思う学生が少ないからです。
ですので学費の値段も下がる傾向にあります。
最後に語学学校に契約する場合は１～２か月ではなく６か月間くらいまとまった期間で契約すると値引きの額ははさらに良くなります。
またはプロモーションと言って直接値引きではなく物をもらえたりします（例えば６か月間以上で語学学校を契約をすればプロモーションで教科書が無料とかはよくある話です）
上記の事を実践していただけると、最大で３０％程度も安くなりえます（もちろんエージェントによって多少異なります）。
語学学校の学費は１か月間で高い時には最低でも＄１０００（フルタイム）くらいは掛かるものです、ですのでこれを１２か月やるとかなり額を値引きできることが分かります。
仕事で稼ぐ！
ワーキングホリデーの“最大の利点”それは働ける就労ビザが付く事です。
ですが仕事が付いてくるわけではありませんのでみなさんはどんな仕事があるのか自分自身で探す必要があります。
そしてカナダである程度需要があり、しかも賃金もいい職業と言えばレストランのウェイターです。
実際にお金が稼げる一般的な仕事の筆頭に来ます。
日本国内のレストランでのウェイターと言えば賃金はお世辞にも高いとは言えないと思います。
しかし、カナダの場合は異なります。
何故なら日本とカナダはレストランの支払いの制度で大きな違いがあるのです。
大きな違いとは、チップ制度のことです。
時給の賃金の他にチップがもらえるんです。
この制度は飲食店（フードコートなどは含まない）に限ったシステムだと考えられています。
ではそのチップでどのくらいの稼ぎになるかですが、レストランの定価の価格の１５％程度だと言われています。
（働く日にちなどによってもちろん上下はすると思います）
高価なレストラン
そして仕事編の２番目のアドバイスですがそもそも料理の価格が高い高級レストランでウェイターとして働くです。
チップの料金はお客さんが食べた値段の１５％が相場です。
ですのでチップを少しでも多くもらうためにはどんな方法があるのかだと思います。
一つ目の方法は価格が高いレストランで働くです。
そうすればチップも多くもらえ得る可能性が高いのです！
また働く場所ですが一般的にアジア人が多い地域で働くよりも白人が住んでいる地域の方がチップが多いと言われています。
アジアの国々からカナダに来る方はチップの制度がないので、チップの支払いが少ないと言われています。
さらに一般的な高級レストランよりも、高級居酒屋の方がチップもたくさんもらえます。
なぜなら、お客さんがたくさんお酒を飲んでくれるからです。
ですのでカナダに行ったら値段が高い居酒屋を狙うべきです。
ここ数年でカナダのほとんどの大都市には居酒屋ができました。
そして本当に人気があります。
留学エージェントや携帯会社の販売員らがワーキングホリデーの定番の職種ですが、賃金は時給で＄１２－１４くらいとあまり多くはないです。
しかしレストランのサーバー（キッチンは含まない）は＄１５－１９（もちろんチップ込み後です）くらいあると言われてます。
時給の賃金が＄５くらいは変わります。
これを一年間で計算すると１９５０時間（一日７．５時間労働計算で週末は休みとします）１９５０×５＝＄９７５０です。
どんな仕事をするかによって賃金が＄１００００近く変わってしまいます。
タックスリターン
そして留学した皆さんが最後にやらなければいけない事それは所得申告のタックスリターンです。
ワーキングホリデーで短期の就労者としてカナダに来るみなさんは税金還付の対象者となる事がよくあります。
（申告しないで日本に帰れば還付金はもらえません）
短期就労ビザの皆さんが還付金の申請をすると、あなたがカナダで稼いだ金額の５％くらいが平均として還付金がもらえる事が多いそうですので是非やってみてください。
まとめ
激安留学を実現する方法という事で書いてきましたがどうでしたか？
まずはみなさんが思うように節約がいかに大事かそしてその効果があるかがわかると思います。
やはり賃貸編や学校編では費用を抑えるチャンスが特に冬場にかなりありますので頑張ってみてください。
もしあなたがワーキンホリデーをするなら、そもそももっと稼ぐ方法を見つければいいのです。
攻撃は最大の防御なりと言う言葉もあります。
みなさんが使った分だけ稼げばいいのですから柔軟に考えていきましょう。
あまりに節約をしてしまいみじめな留学にならないように、仕事でうまくカバーできればいいですね。
みなさんの留学が激安でしかも充実したものになるように願っています。
