カナダでボランティア活動をするには、ワーキングホリデービザかボランティア活動家としてワークパーミットが必要になります。
または体験型のお金を払って参加するようなものは観光ビザでも参加できます。
このページではカナダでボランティア活動に参加する方法を詳しく書いていきます。
- カナダでのボランティアに参加するメリット
- 観光ビザで参加するボランティア
- ワーキングホリデービザで参加するボランティア
- 学生ビザで参加するボランティア
ボランティア活動をしたことがない人も、必ずいい経験ができると思います。
英語力も普通に語学学校に行くよりも上がりますし、何より、地域の人たちと触れ合うことができます。
カナダを100%楽しむにはボランティアが1番です!
この機会に是非、参加してみてください。
1、カナダでのボランティアに参加するメリット。
カナダでのボランティア活動の魅力は、地域に貢献しながら英語力アップに繋がることです。
これから海外ボランティアに力を入れて行こうと思っている人には、必ず高い英語力と行動力が必要になってきます。
またボランティア活動はカナダの文化と言っていいほど、沢山のカナダ人も参加しています。
他国民国家であるカナダは、みんなで協力しあっていい国を作ろうという国民性の為、ボランティアが盛んで、カナダ全地域で多くのボランティア団体を見つけることができます。
環境保護や動物保護、地域のサポート、また国際映画祭でのボランティアスタッフなど、種類も豊富です。
基本的には仕事の内容などもすべて英語で行われるので、ワーキングホリデービザの方で英語に自信がない方は語学学校で、ある程度英語を勉強してから参加するのをお勧めします。
カナダで人気があるボランティアはトロントの国際映画祭です。
これはボランティアというより、無料で働くスタッフという感じですが、スタッフに選ばれると、ハリウッドスターを間近に見る事ができます。
募集開始と同時に定員オーバーになるほどの人気ですので、参加したい方は、募集開始日を調べておきましょう。
英語が苦手な方は日本語ボランティアというものもあります。
小学校などで、日本語や日本の文化を日本語教師のアシスタントをしながら伝える事ができます。
子供が好きな人は幼児教育ボランティアに参加するのをお勧めします。
デイケアーなどで、活動できます。
基本無給なので、生活費を貯めて行かないといけませんが、ワーキングホリデーの場合、時間の合間でバイトもできます。
ボランティアといっても色々ありますが、やはり日本人が少ない環境で自分の英語力を試すことができ、カナダ人と一緒に働けるのも魅力の1つではないでしょうか。
2、観光ビザで参加するボランティア。
基本的に、観光ビザでのボランティア活動の参加はできないことになっています。
ボランティアでお金を貰わない場合でも、ワークパーミット(就労ビザ)が必要です。
しかし、ボランティア団体の中には、SINカードの掲示を求めない団体もありますし、カナダの移民局もボランティアに参加する観光客をいちいち調べたりはしていません。
物理的にはボランティア活動に観光ビザで参加する事はできますが、見つかれば、強制送還やカナダに入国できなくなる場合もあります。
あくまで自己責任になります。
参加できるボランティアとできないボランティアがあるので、参加する前に団体に確認しましょう。
基本、お金を払って参加するボランティア体験やファームステイは観光ビザでも許可されています。
CIEEの海外ボランティアはカナダでの活動も積極的です。
週3~5日、20時間程度のボランティアでホームステイ、3食付きで2週間20万から参加する事ができます。
活動内容が自分で選べるのも魅力の一つです。
また最近ではHelpxというヨーロッパのサイトができていて、観光客でも参加できるようになっています。
このサイトは地域サポートのボランティアではなく、ファームステイや農業の手伝いや、掃除や料理、子守など、1日4~6時間、手伝いをする事で、宿泊と3食の食事代を無料にしてもらえるプログラムです。
農園の多くはオーガニックファームなどで、オーガニック野菜の育て方など丁寧に教えてくれます。
ホームステイなので、現地の人とのコミュニケーションがとれ、宿泊代も食事代も節約できるのが魅力です。
登録料に$30ほどかかりますが、1度登録すれば何度でも使えます。
派遣先は自分でサイトの中から条件に合ったものを見つけて、ホストと交渉しますので、自分ができる仕事を探しましょう。
仕事の中には力仕事や庭仕事もあり、男性を必要としているホストも多いです。
カップルやお友達同士でも参加できます。
観光で3ヶ月ほどの滞在を考えているなら、宿泊費、食事代もかからない上、休みも自由に取れるので格安で滞在できます。
観光ビザでカナダに入国する場合、滞在理由に『ボランティア』と答えないようにしましょう。
ボランティアにはワークパーミットが必要なので、審査官に止められる可能性もあります。
日本出発時に滞在先が決まっている場合は『友人の家に泊まる』と伝えましょう。
観光ビザの発行はあくまでも観光がメインです。
気をつけましょう。
3、ワーキングホリデービザで参加するボランティア。
ワーキングホリデービザでは、学校に行く事もできますし、仕事をする事もできます。
もちろん自由にボランティア活動に参加する事もできます。
観光ビザの方同様、お金を払って参加するような、体験型のボランティアにも参加する事ができますし、Helpxのプログラムに参加する事もできます。
Helpxの中には夕方の子守などを募集している家庭もあるので、うまく利用すればホームステイ先や食事にお金を払う必要がなくなります。
あくまでもホストとの条件交換になるので、自分の条件に合うホストを探しましょう。
またワーキングホリデーの場合、本格的なボランティア活動にも参加する事が可能になります。
しかし英語がわからない、または自分ができない仕事に興味本位で参加してしまうと、かえって迷惑になる事もあります。
英語力はある程度身に付けてから参加する事をお勧めします。
ですがボランティア活動に参加し、現地の人との交流で英語力は実際伸びて行くと思います。
ボランティアの仕事の探し方は意外に簡単です。
『自分の住んでいる街、または住みたい街』プラス『ボランティア』で検索すれば出てきます。
日本語のサイトなら、『BRAND NEW WAY』というサイトがトロントエリアにはあります。
トロント市の運営する『VOLUNTEER TORONTO』と提携しているので仕事を見つけやすいです。
ボランティアセミナーや語学留学とセットになったプログラムなどもあります。
ボランティアはあくまで無報酬ですが、特典などがついてくるものもあります。
映画祭なら映画見放題や、フェスティバルなら食事券やアフターパーティなどに参加する事も出来ます。
カナダ人の友達を作るのにもいい出会いの場だと思います。
平日はアルバイトをして週末にボランティアに参加する事もできます。
ワーキングホリデーでのボランティアの魅力は他の仕事と掛け持ちできることです。
4、学生ビザで参加するボランティア。
学生ビザの場合、ボランティアに参加するのに条件があります。
学生ビザの場合、就学がメインなので参加できるものとできないものがあります。
キャンパス内でのボランティアなどには自由に参加することができますし、学校主催のものであれば問題ありません。
大学などに通っている学生ビザを持っている方は週20時間以内のアルバイトを許可されていますが、語学学校で学生ビザを貰った人は、アルバイトは許可されていません。
どうしてもボランティアに参加したい人はワーキングホリデーの申請をしましょう。
学問もメインでカナダに滞在したいなら、学生ビザの後にワーキングホリデービザに切り替えボランティアに参加することもできます。
ボランティア団体の中には学生でも参加できるものもあると思いますが、大きな団体ではSINカードの掲示を求められることもあるので事前に確認しましょう。
まとめ
ボランティア活動に参加することで得られる経験は、沢山あります。
普通にカナダに滞在していると分からなかった事なども沢山見えてくると思います。
無報酬だからと嫌煙せず、新しい世界に飛び込んでみてはどうでしょうか。
ボランティア活動に参加すれば履歴書などにその経験を記入する事もでき、多くの場合、プラスのポイントとしても見られ、仕事探しにも役立つでしょう。