『プチ留学が社会人に人気がある・・・』そんな噂を聞いたことはありますか?
そもそもプチ留学とはどんな留学なんでしょう?
プチと言うことは、短い期間で行く留学の事なのか?
それとも観光と留学を混ぜた気軽な留学スタイルのことなのか?
『プチ』と言う言葉が付くだけで、女子受けしそうな言葉になるのが不思議ですが、今回はそんなプチ留学について、徹底的に調べさせてもらいました。
プチ留学の人気の理由は、この記事を読めばわかる!
- 気軽に行ける、それがプチ留学!
- 学生ビザが必要ない!?
- プチだからこそ選べる滞在先!
- プチだから費用が抑えられる!?
- プチ留学にオススメの街ランキング!
留学に行きたい社会人必見!次の休みはカナダへGO!
1、 気軽に行ける、それがプチ留学!
プチ留学とは社会人や大学生に人気の留学で、ゴールデンウィークや夏休みなどの短い休暇を利用してカナダへ行き、留学だけでなく観光も重視して200%休暇を満喫するための留学です。
ですのでプチ留学の場合観光地に留学に行くのが人気で、放課後を利用したり、週末を利用したりして、観光地に行き海外旅行気分も味わうのも大切なことになります。
英語が喋れない人ももちろん、語学力アップのための貴重な時間になりますし、日本で英会話教室に通っている人は、現地でネイティブの人と触れ合ういい機会になります。
短期間ですが、TOIECなどの集中コースを受講することも可能なので、レベルアップの旅としても人気があります。
学校に通うので、現地で生活している人に会うことができるのが普通の観光旅行との大きな違いで、お昼休みや放課後にクラスメイト達と出かけるだけでも、旅行とは一味違ったロコな場所や景色を楽しむことができるできます。
海外旅行ではなかなか行かない何気無い景色の中に、プチ留学でしか味会えない魅力があると言えるでしょう。
基本的には1週間ほどの留学をプチ留学と呼び、月曜から金曜日まで語学学校に通い、週末に観光して帰国するのがスタンダードなプチ留学です。
英語中級者なら、語学学校ではなく数日間のバリスタコースやヨガ、ワークショップなどに参加して女子力、スキルアップにプチ留学を利用するのも、もちろんありです!
語学を勉強するだけが留学ではありません!
英語で何か好きなことを海外で学ぶ、それこそが留学なのではないでしょうか。
お正月や夏休みなどは航空券代もホテル代も高く、語学学校なども休みになることが多いので、繁盛期を少しずらした時期に有給を利用して行けるのが一番のオススメですが、なかなか有給も取りづらい人の方が多いですよね。
最近では冬休みやお盆休みを利用して留学する人が増えてきたので、クリスマス時期限定のホームステイ付きのコースなどを用意している学校も多くなりましたし、ゴールデンウィークは日本だけの祝日なので、留学するには一番いいタイミングです。
小さなスーツケースに入るだけの荷物で、気軽にフラッと留学に行く。
これがプチ留学です。
2、学生ビザが必要ない!?
カナダの観光ビザでは、なんと半年間カナダに滞在することができます。
しかもその半年間、語学を目的とした留学であれば、学生ビザなしで留学することを許可されています。
と言うことは、プチ留学に行くのにめんどくさーい書類審査やビザの申請などをする必要がないと言うことです!
『ラッキー!!』ですよね。
しかしカナダへ旅行に行く場合のeTA申請をする必要があるので、そこが少し難しい所ですが、そこさえクリアすればプチ留学は目の前です!
ではその少し難しいeTAについて、わかりやすく、簡単に説明して行きます!
まずはeTAお申請は、カナダのCICのサイトから申し込みをします。
サイトはこちら・・・
http://www.cic.gc.ca/english/visit/eta-start-ja.asp(CIC日本語サイト)
このページは日本語で書かれてあり、わかりやすく日本語で説明されています。
まず、パスポートとクレジットカードを用意して下さい。
パスポートは、カナダに行く予定の日程を有効期限がカバーしているか、必ず確認し、有効期限が切れている、またはパスポートが留学予定期間の3ヶ月以内に切れる場合は新しいパスポートを取得しましょう。
準備できたら下のPDFを確認しながら、『eTAを申請する』と書かれたバナーをクリックします。
http://www.cic.gc.ca/english/pdf/eta/japanese.pdf(日本語訳)
バナーをクリックすると、全て英語になりますが、このPDFに和訳が全て書かれているので、英語がわからない人でも申請することができます。
こちらのユーチューブでは、eTAの制度について詳しく説明されているので、時間があるときに見てみてください。
英語で不安・・・そんな人には、代行でeTAの代行申請をしてくれる会社もありますので、一度自分でやってみてできない場合は代行サービスを利用してみましょう。
ちなみにカナダの観光ビザでは、就労(働くこと)、就学(学校に行くこと)、ボランティアなどは禁止されています。
語学学校に通っているクラスメイトはワーキングホリデービザを持っていて、働いている人も多いと思いますが、観光ビザでは働けません。
また無償のボランティアなどにも観光ビザで参加することはできませんので、ボランティアに参加したい場合などは、ワーキングホリデービザを申請しましょう。
eTAの話で観光ビザの取得も少し難しそうに聞こえたかもしれませんが、一度申請したら最長5年間有効になるので、5年以内にカナダに帰ってくる場合など、再申請する必要がなく、プチ留学を何度がしようと思っている人には、一度の申請で有効期限内なら何度もカナダに来ることができます。
学生ビザの申請に比べるとeTAの申請は早くて簡単!
このビザの申請の作業がないだけでも、留学を近くに感じることができます。
3、 プチだからこそ選べる滞在先!
旅行に行く場合、皆さんはどこに宿泊しますか?
ホテルに宿泊する人が多いですよね。
プチ留学なら短期間なので、普段の旅行と同じように ホテルに優雅に宿泊しながら留学することもできます。
もちろん、ホームステイやシェアルームなど、留学らしい宿泊先も選ぶこともできますが、プールやジム、ジャグジー付きのホテル、夜景が見える部屋で、のんびり休みを満喫するのもプチ留学の贅沢の一つです。
1週間ほどなら宿泊費も4万円から7万円ほどに抑えることもできますし、プチ留学は休暇の一つでもあり、朝早起きしてバスに乗りながら通勤する必要もありません。
思いっきり贅沢をするのもありです!
予算的に厳しい場合なら、ホステルやバックパッカーがオススメです。
中心地に安い値段で泊まることもできますし、色んな国や街から来た人たちにも出会うこともできるので、友人作りの良い場にもなります。
また語学学校によっては、ホームステイの手配や学校が完備しているアパートの紹介などをしてくれる学校もあるので、ホームステイを体験することもできます。
ホームステイの場合、学校から少し離れた場所にあるので、通学の不便などはあるかもしれませんが、海外でバスに乗るのも楽しい経験の一つですよね。
ホテルではなくホームステイを希望するなら、なるべくクラスメイトとの時間よりもファミリーとの時間を優先するようにし、できるだけ家事を手伝ったり、話をしたりするようにしましょう。
1週間と短い間でも家族として迎え入れてくれるホストとの時間は、とても大切な時間です。
社会人になって留学するなら、クラスメイトとお酒を飲みに行ったり、出かけたりする機会も多いと思いますが、あまり家に帰るのが遅くなる場合は、ホームステイではなくホテルに宿泊するようにしましょう。
自分の生活スタイルに合わせた、自由な選択ができるのも短期で留学できるプチ留学の魅力です。
あなたはホテル派?
それともホームステイ派??
あなたらしい一番楽しいプチ留学ができる滞在方法を選びましょう。
4、プチだから費用が抑えられる!?
では気になる、プチ留学の費用!
贅沢するかしないかでも費用は変わって来ますが、簡単に紹介していきます。
① 航空券代・・・6万円~20万円
6万円~20万円とは、かなり差がありますが、クリスマスや夏休みにカナダに来る場合、20万円ほど航空券代で必要になります。
しかし時期を少しずらせば、たった6万円ほどでカナダに来ることもできます。
経由便などで安く抑えることもできますが、それでも繁盛期には16万円近い値段になりますので、この時期に留学を考えている人は、その分プラスに用意しておきましょう。
② 生活費・・・一日5千円
大きく見てですがホームステイなら朝食、夕食が付いているので食費は減らすことができますが、ホテルの場合、朝食付きは少し珍しいです。
パンとコーヒーが付いているホテルもありますが、朝食をカフェやレストランで取る場合、ファーストフード店などで5ドルから8ドル、レストランで10ドルから20ドルほど必要になります。
カナダの朝食はとにかく大きく、飲み物も別料金、値段もそれなりに高いですし、税金、チップを払わないといけないので、朝ご飯だけで20ドルを払うのは当たり前です。
またパン屋さんなども少ないので、安く朝食を食べるのは自炊以外不可能です。
もちろん、ランチ、ディナーにも20ドル、30ドル必要になりますので、費用が少ない場合、外食はなるべく控えるようにしましょう。
プチ留学中に必要な生活費は、食費、交際費、通学費、お土産など、抑えることはできるけど、抑えすぎると楽しめない、そんな痛い出費です。
③ 7日間の宿泊費
ホームステイ・・・$400
ホームステイの場合、紹介してくれる学校やエージェントに紹介料を支払う必要があるので、この値段にプラスして$50~$100ほど払います。
先ほども書きましたが、ホームステイは、朝食、夕食付きですが、家事などを手伝いながら家族として一緒に生活するのであまり自由はありませんが、その分現地の生活を体験することができるプライスレスな宿泊先です。
ホステル・・・$300
$30~$50ほどします。
ホステルやバックパッカーの場合、キッチンが付いているので自炊をすることができるので、その分節約にはなります。
ロッカーはあるけど鍵がついていない、ベッドはあるけど布団がない・・・などホステルによって様々ですので、何が必要かは事前にホステルに確認するようにしましょう。
ホテル・・・$700
一泊$100を目安にしましょう。
ホテルによっては、空港送迎があるホテルもあるので、利用するととても便利です。
長期滞在用にキッチン付きのホテルも増えて来ましたし、安くて良いホテルが見つかれば、のんびり優雅に過ごすことができるでしょう。
安いホステルなどは繁華街にあることも多く、週末はパーティーや外からの音がうるさくて眠れないこともありますが、ホテルなら防音もしっかりしているので、そういう心配もしなくていいですね。
④ 1週間の学費
1週間の語学学校なら$300が目安になります。
このほかテキスト代、入学金など$100ほどの費用がかかりますが、学費はそこまで高くありません。
ヨガやバリスタなど特別なコースを受ける場合は$1000ほど必要になります。
これらのコースは学校に通うわけではないので、学生ビザは必要ありません。
どんな形で、何を勉強するのかで費用は大きく変わりますが、自由に好きなことができるのがプチ留学!
海外旅行に比べると少し費用がかかるかもしれませんが、海外旅行では味わえない体験ができることは間違いありません!
5、プチ留学にオススメの街ランキング!
さて、カナダは日本の26倍あると言われています。
そんな大きなカナダには、日本と同じように沢山の街があり、その街一つ一つに魅力があり、文化があります。
行く街によってできる体験は必ず変わり、同じ出会いはありません。
そこでここでは、カナダのプチ留学にオススメの街ランキングを紹介します!
5位、モントリオール
カナダのパリ、モントリオールはバイリンガルシティーとも呼ばれている街で、その街に住む人たちは皆『バイリンガル』フランス語と英語を話すことができます。
もちろん語学学校でもフランス語と英語2ヶ国語留学ができるコースもあり、贅沢に2ヶ国語を同時に勉強することができます。
またプチ留学のメインの観光地としても栄えている場所で、歴史的建造物が多く残っているオールドモントリオールは、毎日学校帰りに歩いても見飽きることはありません。
タイタニックの主題歌を歌った歌手、セリーヌディオンが結婚式を挙げた場所としても有名なノートルダム大聖堂は、カナダの観光ブックに必ず載っている日本人にも人気のポイントですし、メープル街道と名付けられるほど、紅葉が美しい街でもあります。
アートとミュージックの街としても有名な世界中からアーティストが集まる街、それがモントリオールです。
4位、ケンモア
ケンモアはカナディアンロッキー・バンフまで30分ほどの場所にある街で、カナダの壮大な自然を目の前に、プチ留学を過ごすことができます。
カナダの旅行雑誌を何度も飾るレイクルイーズなど、見どころが多すぎて1週間では足りない!そんな場所です。
スキーリゾートも多く、冬は世界中からスキーヤーやスノーボーダーが集まる場所でもあり、疲れた体を癒す温泉も多いのが日本人には嬉しいポイントです。
語学学校はBanff Education Centreという語学学校が唯一の学校ですので、自分が行きたい時期に学校が空いているのか、自分にあっているコースがあるのか、一度ウェーブサイトを見てみてください。
3位、ビクトリア
花の街として知られるビクトリアは。、バンクーバーアイランドにある古い街並みが綺麗な街です。
一年を通して暖かく、カナダの中では一番過ごしやすい街でもあります。
バンクーバーアイランドは、ブリティッシュコロンビア州の中でも特に自然豊かで美しく、カナダ人が一番住みたい場所と言われている場所です。
語学学校も多いですし、街全体が観光地になっているので見所も沢山あります。
街は海と島に囲まれていて、ダウンタウンから歩いてビーチまで行くことができるのが、私のオススメポイントです!
ビクトリアなら、放課後も楽しくのんびり過ごすことができるでしょう。
2位、トロント
カナダ最大の都市トロントは、やっぱり留学にオススメな場所です。
カナダといえばナイアガラの滝!!やっぱりカナダに来たらみたいですよね。
そのナイアガラの滝があるのが、トロントになります。
ナイアガラの滝まではトロントからバスで2時間ほどかかりますが、デイトリップで行ける距離ですし、トロント市内にもCNタワーやケンジントンマーケットなど、観光地も多いです。
五大湖に囲まれたトロントは、ウォーターフロントのアパートや公園なども多く、都会の中でもゆっくりとした時間が流れています。
トロント空港には東京からの直行便もあるので、プチ留学には嬉しいポイントですよね。
1位、バンクーバー
日本から一番近い街、バンクーバーは東京から8時間ほどで行くことができる、まずそれがプチ留学にオススメの一番の理由です。
短い留学期間を有効に使うためにも、移動時間は短いに越したことは無い!ですよね。
カナダはとっても大きいので、トロントはバンクーバーから5時間、モントリオールは7時間かかり、同じ国でもものすごく離れています。
バンクーバーも一年を通して温厚な気候で過ごしやすく、海、山、街の3つがバランス良く、見渡す限りの絶景が続く街でもあります。
バンクーバーには、ナイアガラの滝やノートルダム大聖堂のような観光ブックの目玉になるような観光名所はありませんが、街としての美しさはこの5つの街の中で1番だと思います。
またバンクーバーから2時間ほどで行けるウィスラーは、バンクーバーオリンピックの舞台となった場所でもあり、世界最大級のスキー場としても有名です。
ウィスラーにも語学学校があり、スキーコースやゴルフのコースなど、アクティビティが豊かな学校が多いのもプチ留学にはぴったりな場所です。
バンクーバーでのプチ留学は、カナダらしい自然に囲まれながら、バンクーバーの街での生活を楽しむことができる最高の場所です。
まとめ
今回は『カナダを満喫できる、プチ留学が今人気の訳とは・・?』について書いて行きましたがいかがでしたか?
プチ留学に行く方法、費用など、クリアになりましたか?
普通に旅行に行くより費用がかかってしまうので、プチ留学に行くのはあまり簡単ではありませんが、観光ビザで行ける留学としても、短期で行ける留学としても、プチ留学は人気がありますし、今までずっと留学に行きたかったのに行けなかった人や、ワーキングホリデーや本格的な留学の前に現地を知るためにも、プチ留学を体験するのはすごく良いことです。
プチ留学で経験できることはプチではありません!
次のお休みにまだ予定が入ってなければ、プチ留学一緒に計画立てて行きましょう!