サーフィンとは不思議なスポーツで、一度始めるとなかなか辞めることができません。

波に押されるあの感覚は忘れたくても忘れられないものではないでしょうか。

故にサーファーが留学を考える場合、一番考えるのは波になります。

英語は二の次、サーフィン第一、でも英語も喋れたらカッコイイな。そんな人が多いかもしれません。

留学でサーフィンもするとなると、サーフィンができる街に住む必要があります。

サーフィンができる国はわかっても、どこに行けばいいのか、鮫は出るのか、水は冷たいのか・・・いろんなことが気になると思います。

このページでは、そんなサーファーにピッタリなサーフ留学を紹介します。

  1. サーフィンパラダイス!オーストラリアへサーフィン留学
  2. 南国フィジーへサーフィン留学
  3. サーフカルチャーの中心地、カルフォルニアでサーフィン留学
  4. まさか!?こんな国でもサーフィン留学できちゃう!?

英語ができるようになれば、世界中へサーフトリップに行けるようになります!

1、サーフィンパラダイス!オーストラリアへサーフィン留学

サーフィンパラダイス!オーストラリアへサーフィン留学

サーフィンをする人ならオーストラリアでサーフィンをするのは夢の一つなのではないでしょうか。オーストラリアでサーフィンを楽しむなら、ゴールドコースト、シドニー、アデレード、パースなどで楽しむことができます。

まずゴールドコーストはサーファーズパラダイスとも呼ばれている場所です。

しかし実際、サーファーズパラダイスのメインビーチは長いビーチになっているため風を避けるようなポイントがありません。

そのため風が吹くとサーフィンできなくなります。

レンタルショップなども多いので、最初にサーフィンスクールと受けたり、レンタルをしたりするならこのエリアがオススメです。

サーフィン目的で住むなら、メインより少し南にあるスナッパーやキラポイント周辺が波も良く住みやすい地域になります。

学校も良い波も楽しみたい人には、バイロンベイという小さな街がオススメです。

語学学校もありますし、なんと言っても何が良いです!

またサーフカルチャーを始め、ヒッピーと呼ばれる人が多く住んでいて、オーガニックの店やヨガ、ハーブのお店なども多くあり歩いているだけでも楽しい街です。

・1月の水温26度/8月の水温20度

・くらげの大量発生に気をつける。その時期は海に入れません。

・鮫は多いので、注意しましょう。

・イルカも多いので、鮫と間違えないように!

シドニーはサーフィンできると知られていませんが、以外にたくさんのサープポイントがあります。

マンリービーチとボンダイビーチはシドニーにあるサーフタウンで、マンリービーチにはビーチの目に語学学校があり、ボンダイはボンダイジャンクションという少し離れた場所に学校があります。

どちらの街もシドニーから30分ほど離れていますが、住みやすい小さな街です。

海水がゴールドコーストに比べると冷たくなりますが、

・1月の水温22度/8月の水温17度 夏場も少し水が冷たいですが、水着でサーフィンできます。

・くらげが大量発生します。

・鮫も多く被害も出ています。気をつけましょう。

・ペンギンと一緒にサーフィンできます。

メルボルンやパースでもサーフィンはもちろんできますが、気温、水温共に少し低くなります。メルボルンは1月で20度、8月は10度まで下がります。

パースはメルボルンよりは暖かく、1月は23度、8月は17度ほどになりますが鮫が多いことで有名な地域でもあります。

日本でも最近はシャークアタックの被害が報告されていますが、オーストラリアは鮫の被害数が違います。ラジオで鮫情報とかも流れていますので、海に入る前に確認するようにしましょう。

いつものビーチに波があるのにサーファーがいなかったら、危ないサインです。

2、南国フィジーへサーフィン留学

南国フィジーへサーフィン留学

南国フィジーは格安留学ができる場所でもありますが、サーフィンもできる国です。

フィジーのサーフィンは、ビーチブレイクは少なく、基本リーフブレイクでボートに乗ってポイントまで行きます。

ボートを借りると¥1000~¥4000ほど必要になりますが、ショードボーダーにはたまならい夢のチューブパラダイスです。

フィジーといえば、雑誌やサーフムービーで見ることの多いクラウドブレイクポイントが有名ですが、だれでも行けるわけではありません。

語学学校などがあるビチレブ島からクラウドポイントまでボートで30分ほどの距離にあり、ポイント近くのタバルア島に滞在している人のみがポイントに行けるキャンプ制となっている。

雑誌に載るような波ですので、初心者は入ることができず、エキスパートオンリーの波です。

フィジー全体がアウターリーフに囲まれているため、ビーチでのサーフィンは基本サイズがあるときだけになります。

すべてのポイントはパドルでもゲッティングが可能ですが距離があるので、皆ボードを使っています。

基本ボートはポイント近くで待っていてくれますが、流されたりしても助けに来てくれたりはしません。自分のボートの位置など各自で確認しながらサーフィンしましょう。

基本リーフなので、リーフブーツは必要です。

怪我などしたら、すぐボートに戻り、怪我が治るまで海に入らないようにしましょう。

鮫も多く、雨の後は餌を求めて浅い場所まで来ていることも多いですし、視界も悪くなるので、十分注意しましょう。

レンタルの品揃えはあまりよくなく、ロングボードのレンタルもないので、ロングボーダーは自分で持って行きましょう。

フィジーには、語学学校にサーフレッスンがセットになっているものも多く、初心者でもサーフィンを楽しむことが可能です。

プロサーファーが集まるような、リーフのポイントではなく、ビーチの穏やかな波でのレッスンになります。

サーフィン以外でもスクーバーダイビングなども楽しめるのがフィジー留学の特徴です。

3、サーフカルチャーの中心地、カルフォルニアでサーフィン留学

サーフカルチャーの中心地、カルフォルニアでサーフィン留学

カルフォルニア州は、北はサンフランシスコ、南はメキシコとの国境のサンディエゴまで海沿いの街が続く広い州です。

カルフォルニアは音楽もサーフィンもファッションも、サーフィン文化の中心地とも言える場所です。

海沿いの街はどこでもサーフィン可能です。

都会に住んでもサーフィンは可能ですし、田舎の小さい街に住んでもサーフィンを楽しむことができます。

カルフォルニアの海水は冷たく、夏でもウェットスーツが必要になりますが、現地のサーファーは水着でサーフィンをしています。

夏はなくてもサーフィンできますが、寒いです!

海沿いの街の語学学校はサーフィンと英語のコースなども多く、初心者でもレッスンを受けながらサーフィンを楽しむことができますし、中級、上級者はレッスンなしで、学校の前や放課後にサーフィンを十分楽しむことができます。

ポイントも多いですし、坂も多いので自転車より、車かバイク移動がオススメです。

ロングボーダーはマリブやサンタクルーズがオススメです。

メローな波も多いですし、街も可愛いのでガールズサーファーにピッタリな街です。

ショートボーダーは、サンフランシスコ周辺やマンハッタンビーチなどコンスタントに波があるので、毎日サーフィンが楽しめます。

マリブ周辺のリンカーンというポイントは雑誌などでも多く取り上げられるポイントで、美しいレギュラーの波を楽しむことができます。

近くに街は無いので、車が必要です。

カルフォルニアに住めば、サーフィンパラダイスメキシコまでもすぐいけます。

国境沿いは治安が悪いですがエンセナーダまで行けば、アメリカ人も多く治安も落ち着いています。

このカルフォルニア州は鮫の被害が多い場所でもあります。

イルカやシーライオンも多いので、イルカと鮫の見分け方を知らないと、イルカが近づいて来た時に心臓が止まりそうになります。

シーライオンが多い時も少し注意しましょう。

彼らは鮫の餌でもあります。

カルフォルニアは、世界一住むのにお金がかかる国でもあります。

サンフランシスコやLAの家賃は高く、学費もその分高くなります。

またアメリカにはワーキングホリデー制度がないので、学生ビザか観光ビザで入国しないといけません。

働けない分、留学費も多くなります。

カルフォルニアの魅力はいってみないと街の様子も海の様子もわかりませんので、一度行って、色んな街をみてから住むところを見つけることをオススメします。

小さな街ならビーチの目の前に住むことも可能になりますが、大きい街の場合、家賃だけで20万円近くかかる街もあるので、街選びは大切です。

4、まさか!?こんな国でもサーフィン留学できちゃう!?

まさか!?こんな国でもサーフィン留学できちゃう

ワーキングホリデーができる国で、オーストラリア以外でサーフィンを楽しめる国はあるのでしょうか。

サーフィンで留学といえば、ほとんどの人がオーストラリアに行きますが、オーストラリア以外にもサーフィンを楽しめる国はあります。

①カナダ・ハリファックス&トフィーノ

ワーキングホリデーでカナダに来る人は多いですが、カナダでもサーフィンを楽しむことができます。

カナダの東海岸にあるハリファックスという街はサーフィンで有名な街でもあります。

街とビーチが近いので、夏場はサーフィンを楽しむ人が増えます。

もちろん海水も冷たいのでウェットスーツが必要ですが、波は上質です。

ハリファックスはまだ日本人も少ないので、英語を上達させたい人にピッタリな街です。

トフィーノはバンクーバーアイランドにあるサーフタウンで、夏はサーフィンを楽しむ人で賑わいます。

残念ながら語学学校はないので、留学しながらサーフィンは出来ませんが、夏場は求人も多いので、語学学校卒業後、仕事をしながらサーフィンを楽しむことができます。

②リスボン・ポルトガル

ポルトガルはポルトガル語を話す国で英語での留学はできませんが、サーフィン留学としてはオススメな国です。

海岸沿いにはポイントが多く存在し、リスボンより北になると波がない日がないとも言われています。

また最近では、世界一の大波に乗ったギャッレットがギネスブックに登録されたりもしました。

③ビアリッツ・フランス

フランスのサーフタウンと言えば、ビアリッツです。

フランスへ留学するので、もちろんフランス語留学になります。

フランス人はフランス語が世界で一番美しい言葉だと思っていて、フランス語を話すことを誇りに思っているため、英語がわかる人でもなかなか英語を話してくれない。そんな話を聞いたことがあります。

フランスは気候も穏やかで、サーフィンを楽しむこともでき、ビアリッツは、サーフィンもフランス語留学も楽しめる街の一つです。

まとめ

他にもニュージーランド、アイルランドは英語圏でサーフィンができる国です。

また台湾も最近サーフィンが人気になっていて、サーフショップやレンタル屋も増えています。

サーフィンと留学をセットにしたいなら、まずは行きたい国を探して、サーブタウンを見つけ、そして最後に学校を探すようにすれば、ビーチの近くの学校に留学することができます。

サーフィンはルールが多いので、サーフィン初心者の人には必ずレッスンを受け、最低限の知識を持ってから海に行きましょう。

中級者、上級者は、あなたのサーフィンが日本人のサーフィンとみなされるので、しっかりルールを守り、ローカルに敬意を払ってサーフィンをしましょう。

ハワイには日本人禁止のサーフポイントもあると聞いたこともあります。

そんなポイントが増えないように、皆で気をつけましょう。