海外ではpolite(礼儀正しく)なることがとても大事です。話していてもpoliteな人はすぐにわかりますし、そういった人は印象がいいものです。ちょっとした意識をするだけでpoliteになることができます。

海外でよく言われることはpoliteで、Thank you. をきちんといえる人は相手への印象がよくなるので、海外生活でうまくいったり、いろいろな人によくしてもらえるようになるということです。

感謝の気持ちを伝えることが大事

海外では感謝の気持ちを声に出して相手に伝えることがとても大事です。

Thank you. ときちんと言える人はホームステイファミリーともいい関係が築けるでしょう。

どんな時に Thank you. と言うかというと、例えばホストファミリーが食事をつくってくれた時(Thank you for dinner./Thank you for the dinner.)、食事を食べ終わった後(Thank you for the dinner.またはThank you for the meal.)、どこかに連れて行ってくれた時など、誰かが貴方に何かをしてくれた時に Thank you. と言います。

海外では Thank you. と言うだけで、相手が貴方にもっと何かをしてあげようという気持ちになり、色々としてくれるようになるでしょう。逆に海外で Thank you. が言えないととても失礼に思われてしまいます。

マジックワードPlease を常に使うようにする

Please はお願いをする時に使う表現ですが、please を使うと相手は貴方に何かしてあげようという気持ちになる不思議で便利な表現です。例えば何かをオーダーする時、Can I please have a small mocha? と please をつけるだけで相手を尊重した丁寧な印象を与えます。

また電話をする時でも Can I please talk to Keiko? やシンプルな言い方で Is Keiko there please? とplease をつけると丁寧な言い方になります。また返答する時も Yes please. や Tea please. (Would like to have tea or coffee?と聞かれた時) のように使えます。

相手にアプローチする時

海外で相手にアプローチする時には、状況によりますがExcuse meやHi.と言うようにします。例えば、カフェでオーダーをする時には Hi. と言ってからCan I please have~?(Hi. Can I please have~?はオーダーをする際の公式ですので、このまま覚えてしまいましょう。)とオーダーをします。

またお店で店員に何かを聞く場合には、必ずExcuse me と言ってから質問をします。路上などでどこかへの道を聞く場合にも Excuse meと言って人にアプローチするようにしましょう。

英語で挨拶をできるようになる

日本では道端で知らない人と「こんにちは」と挨拶を交わす機会はなかなかないと思います。海外では知らない人ともよく Hi.またはHello.(こんにちは)やHow are you?(お元気ですか?)と言った挨拶をよくします。

ホストファミリーとは、Good morning. (おはようございます)、Hi./Hello.(こんにちは)、Good night. (おやすみなさい)と言った挨拶をきちんとするようにしましょう。

夜寝る時はなるべくGood night. とホストファミリーに挨拶をして寝るようにした方がいいです。

わからなかったら聞き返す習慣をつける

相手が何かを言ってわからなかったら/聞き取れなかったら Pardon? / Pardon me? / Excuse me? / Can you please say it again? / I’m sorry? と言って、もう一度繰り返してもらうようにしましょう。

わかならかったのに、わかった振りをする日本人が結構いますが、わかならない振りをしても相手にはわかならなかったことがすぐにわかってしまいます。相手にわかならなかったことがばれてしまった時には相手を不快な思いにしてしまうだけでなく、貴方と今後話してもしょうがないと思われてしまうことにもなりかねません。

「聞き返すのはちょっと」と躊躇する癖をなくすようにし、わからなかったらきちんと聞き返す習慣をつける努力をしましょう。

海外ではコミュニケーションが大事

海外では何と言ってもコミュニケーションが大事です。コミュニケーションを一言で言うと「相手に自分が何をする/考えているのか伝える」ことです。

コミュニケーションがうまくとれずにホストファミリーとうまくいかなくってしまうという話を聞きますが、それは、そういった生徒がきっと普段から考えていることをホストファミリーに伝えず、ホストファミリーとコミュニケーションをうまくとれなかったからでしょう。

海外では意識して自分の考えていることを相手に伝えるようにする努力が必要になります。日本のように自分の考えいることを相手がわかってくれるという考えは海外では通用しません。相手に何も伝えないでいると相手は全てのことがうまくいっているんだと思っているでしょう。

海外で陥りやすいネガティブな状態。危険信号の見分け方。プラス思考への変換の仕方。

海外にいると知らず知らずの内に以下のようにネガティブになりがちです。

「何で英語がなかなか上達しないんだろう」
「日本に帰るまであとどれくらいだろう」
「ホストファミリーと話してもあまり通じないし」

海外ではついついネガティブになりがちですが、そんな時はすぐにプラス思考に変換するようにした方がいいです。
「せっかく海外にいるのだから、むしろ限られたチャンスを精一杯生かすように頑張ろう。」というように思うようにしましょう。