私がカナダのワーキングホリデーで、アクティビティーに参加して、たくさんの友達を作った方法を共有します。
- アクティビティって何?
- アクティビティの探し方
- アクティビティで私がしたこと
アクティビティって何?
日本に住み、日本で生活していると、あまり耳にしない「アクティビティ」という言葉。あまりピンと来ない人が多いかと思います。
カナダでは、ボランティア活動や街の小さなコミュニティー等、探せばたくさんのアクティビティが見つかります。日本でも場所によっては、見つけることができるかと思いますが、カナダも同様、もしくは日本以上に多いです。
移民の方が多く、その人達にとっても、情報交換の場や友達を作る場となっています。
ほとんどが費用のかからないもので、平日土日時間を問わず、開催されています。
自分の英語力では何もできないかも?どんな人達がいるのだろう?などの不安はつきものですが、ぜひアクティビティに参加してみて欲しいです!
きっと、語学学校やアルバイト先で得ることのできるもの以外のものを発見できるかと思います。
アクティビティの探し方
街の図書館の掲示板にボランティア情報や語学レッスン、ダンスレッスン等、自分の興味のあるものを探し、連絡をとることができます。
私が滞在した場所は、首都オタワだったのですが、スペイン語レッスンやフランス語レッスン、中国語レッスン等の英語以外の語学やサルサ等のダンスもありました。
チラシには、よく携帯電話の番号が掲載されているので、英語力(リスニング・スピーキング)に自信がなくても、テキスト(メッセージ)を送り、詳細を知ることができます。
カナダ人は、テキストをよく送り合っているので、返信は比較的早いです。
私は、プリペイド式の携帯電話を利用していましたが、テキストは何通でも無料でした。
ちなみに通話は有料でした。
お金を気にすることなく、また、Wi-Fiがなくてもテキストは送受信可能なので、とても便利です。
街の掲示板以外であれば、インターネットも大変便利です。
自宅やカフェなど、自分の空いている時間にアクティビティを探すことができます。
時期や場所によっては、冬は大雪で掲示板を探すことも一苦労です。
検索の仕方ですが、自分の滞在している場所、たとえば「Toronto」と「activity」と入力し、検索してみてください。
たくさんの情報が出てくると思います。
ここでも基本的には、記載しているメールアドレスや電話番号に直接連絡する方法が確実です。
いきなり会うわけではないので、気になったものには連絡してみてください。
自分の名前や連絡先、目的(○○をしたい等)は必ず忘れずに書いてください。
アクティビティで私がしたこと
オタワ滞在の中で、私が重視したことは、語学上達だったので、語学交流をしているアクティビティに参加しました。
そのアクティビティは毎週、水曜日の夜ダウンタウンで開催されており、費用は、特にかかりませんでした。
飲食をした場合は、帰る前に自分の分だけを払うシステムでした。
週によって、人数にばらつきがありましたが、毎回、平均35人程度が参加していました。
場所柄、フランス語を勉強したい方も多く、スペイン語や中国語も人気でした。
何度か日本語を勉強したい方に出会い、英語でコミュニケーションをとりながら、お互いの学びたい言語を勉強しました。
オーガナイザーの方が数人いたので、初参加の時は、簡単な自己紹介をし、どの言語を学びたいか、また、母国語は何か?と聞かれ、英語を学びたいことを伝えると、英語を話しているグループに入れてもらうよう、グループに私を紹介してくれました。
そこで知り合った方とは、今でも連絡を取りあう仲です。
私は、毎回1人で参加していたので、特に初めて顔を出すことがとても勇気がいることを知っています。
始めは話をしなかった相手でも、何度かその場で顔を合わせているうちに、挨拶から徐々に仲良くなることができました。
ボランティア活動にも参加しました。
私がインターネットで見つけたものは、ヨガ教室のマット整理・ダイレクトメール送付でした。
私以外は、オタワで生活しているネイティブの方でしたので、とても英語が速く、コミュニケーションをとることに苦戦しました。
このボランティアは、1日数時間のみだったのですが、そのあとも同じ会社から、似たようなボランティアがあるので参加しませんか?という連絡がありました。
1日ボランティアでも、他にも案内してもらえることがあるので、都合がつけば、また1から探すことなく、またすぐに新しいボランティアを見つけることができます。
その際は、覚えていてくれているので、企画者は変わりませんが、メンバーは変わるので、また、新しい友達を作る場になります。
アクティビティに参加するのに心がけたほうがいいこと
英語が完璧にできなくても、伝えたいことを簡単な単語でも頭に浮かんだら伝えてみることはとても大切です。
カナダは、移民の方が多く、みなさんいろいろな情報を持っています。
「それ何?」と聞くと、親切に説明してくれる方も多いです。
また、先程お話したように、テキスト(メッセージ)を送ることがとても多いです。
そのため、少し話す程度の仲になると、「Are you on Facebook?」等、聞かれることもよくあります。
年配の方でもFacebookやテキストを利用している人が多いです。
私が参加した語学アクティビティで知り合った方もおもてなしをすることが大好きで、いろいろな場所に連れていってもらいました。
留学生同士だと行くことのないような地元の方がよく行く場所にも一緒に行く機会があったことは、とても嬉しかったです。
また、自宅でのパーティーに呼んでもらったこともありました。
そこでは、私をたくさんの方に紹介してくださったりと、また、友達が増えるきっかけとなりました。
日本のことについて聞かれることもあるので、英語で説明することができれば、話もスムーズになると思います。
日本の車や食べ物に興味がある方が多いです。
また、地震等の自然災害が多い国だとの認識もあるようですので、単語等を知っておくことをおすすめします。
学校のアクティビティ
アクティビティといえども、種類は様々で、私の通っていた語学学校にも放課後アクティビティがありました。
放課後、学校で映画をみんなで見たり、時には、ダウンタウンに行き、観光をすることもありました。
ネイティブの引率者がひとりいたので、ビリヤードを一緒にすることもありました。
授業中は、やはり授業のことしか話さないクラスメイトも放課後になれば、お互いのことを話す時間が増え、さらに親交を深めることができました。
ただ、これは、毎日あるわけではないので、学校のアクティビティがない時は、上記で述べたような街のコミュニティーに参加していました。
友達を作ることは簡単なようでやはり難しいことと思います。
しかし、新しい環境下で生活する中で、わからないことや知りたいことはたくさんあります。
日本であれば、親や兄弟に聞けばすぐわかるようなことでも、カナダではできません。
カナダでは当たり前のことも、知らないことがごく当たり前のことです。
そのときは、恥ずかしがらず、周りの人に聞いてみてください。
きっと、優しく答えてくれる方がいます。
教えてもらったら必ずお礼を言いましょう。
国が違えば、混乱することがたくさんありますが、聞くことからはじめてください。
日本人と友達になること
カナダにいても、もちろん日本人と出会う機会はあります。
日本人とカナダで友達になるなんて・・・と思う方もいるかと思いますが、ぜひお話してみてください。
自分と同じ時期にカナダに来た人とも出会うこともありますが、カナダに住んでいる方も多くいます。
もちろん、情報はたくさん持っている方で、その方達を通して、その方たちのお友達を紹介してくれることもあります。
私は、いつも参加していた図書館の英語教室で知り合った年配の日本人女性の方に声を掛けられ、その方のお嬢様を紹介して頂いたことがあります。
その方は、長らくカナダに住んでおり、オタワの情報を知ることができました。
まとめ
至るところにアクティビティやボランティアのチャンスがあります。
たくさんの外国人やカナダ人の友達が作れるように、そして、より良いカナダ生活が送れるように、是非、積極的に、アクティビティに参加するようにしてください。