夢を叶えるには前もってのリサーチ、準備が必要ですが、カナダの大学に留学するという夢もこれなしには実現することができないでしょう。
カナダは治安も良く、カナダ人の優しい人柄から世界中の学生の留学先として人気があります。
またカナダの大学を卒業すれば、カナダの就労許可も卒業後貰えるため働く事もでき、勉強や資格だけでなく、海外の企業での経験も得ることができます。
そんなカナダの大学に留学したいあなたにオススメするのが、カナダ高校留学！
このページでは、カナダの大学に留学するのを目的としている人の為の、カナダの高校留学について紹介していきます！
- 高校で留学するメリット
- 準備スタートは中2から！？
- 奨学金を利用しよう！
- カナダの高校について
- カナダの大学を卒業するメリット
1、 高校で留学するメリット
カナダの大学に留学する為に、高校から留学する事を選択する人が増えているのをご存知ですか？
アメリカの高校に留学するなら私立の高校にしか留学できませんが、カナダの場合公立の高校に留学することができるので、留学費用を抑えることができますし、大学で勉強するのに必要な英語力を高校の3年間で身につけることができるからです。
『いやいや、大学に入る前に語学学校で3ヶ月勉強してから行くから大丈夫です！』
と安心しているあなた！
本当に大丈夫でしょうか？
では試しに日本で3ヶ月英会話を習ってみましょう。
それで大学の授業が理解できるようになるでしょうか？
そうです。
そんなに甘くはありません。
大学のあなたの席の隣に座るのは、産まれてから18歳まで英語を母国語として生活している学生達です。
数ヶ月の英会話では、そのレベルにはなかなか追いつけません。
日本人が海外の大学に留学するときの一番の問題点は、やはり語学力にあります。
日本で大学の授業を聞いても難しいのに、英語になったら難しさは倍増しますよね。
高校から留学すれば3年間でしっかりと大学の授業が理解できる英語力を身につけることができるでますし、カナダの高校は選択授業もおおく、早い段階から自分の夢や将来の希望に沿った授業を受けることができるので、大学で使われる専門用語も高校の段階で理解できるようになります。
また勉強しているうちに選択する進路が変わった場合でも、学期の最初に進路変更は可能ですし、どの学校にも留学カウンセラーや進路相談ができるカウンセラーが常備しているので、自分の希望する職につく為に必要な科目や選択授業を相談しながら決めて行くことができます。
こうやって細かなカウンセリングを受けることができるカナダの学生、留学生達は早い段階で自分の進路を決め、夢に向かって勉強をします。
自分の得意分野、苦手分野を分析しながら進路を決めることができるカナダの高校での留学は、英語だけではなく、プラスαで自分の進路や夢に近づく方法を学校がサポートしてくれるシステムになっています。
カナダの高校に留学を考えているなら、英語にプラスして学びたい科目、得意な科目、将来の夢を一度ゆっくり考えて、ご両親と相談してから留学する事をお勧めします。
2、 準備スタートは中2から！？
カナダの大学に留学する為に、カナダの高校に留学するなら、中学2年生の時点で準備を始めてください。
日本の学校は4月に入学式があり、3月に卒業ですが、カナダの学校は基本9月に入学式があり、6月に卒業します。（9月までは長い夏休みがあります。）
同じ年の学生と入学を希望するなら、卒業する3月ではなく、中3の9月の時点でカナダの高校に留学する事になりますが、ほとんどの場合日本で3月に中学を卒業し、9月までは語学学校などで英語力を付けてから入学する方法を取るので、クラスメイトは１つ年下になります。
この場合、中学2年生の時点で２つの事を決めないといけません。
まず、どの街に行きたいかです。
例えばバンクーバーは日本から1番近い場所にある街で、山と海に囲まれた美しい街としても有名ですし、アジアからの移民も多く、留学生にも人気があります。
スノーボードやヨガ、マリンスポーツを楽しみたい人にお勧めする街です。
トロントはカナダ最大の都市で、オンタリオ湖に沿って街が広がっています。
山はないので、スキーやスノーボードを楽しむ場所ではありませんが、世界中から移民が集まるトロントには、リトルイタリーやチャイナタウン、グリークタウンなど、トロントにいながら世界旅行ができてしまいます。
トロントの東にあるケベック州はフランス語と英語どちらも話すバイリンガルな街で、アーティストの街としても知られていて、芸術家も多く美術を学びに学生が集まる場所でもあります。
2ヶ国語留学が可能なので、フランス語と英語どちらも同時に学ぶことができるのが最大の特徴と言えるでしょう。
同じカナダと行っても、それぞれの街で特徴があるので、事前に家族と一緒にリサーチし、中学のうちに決めるのは難しいかもしれませんが、行きたい大学がある州を選ぶのをお勧めします。
行きたい街が決まれば、学校を決めましょう。
カナダへの高校留学は公立の学校に留学できるので、問い合わせや出願書の提出は学校ではなく、学校がある地区の学区になります。
留学カウンセラーが学校にいるのか、どの部活に力を入れているのか、寮があるのかなど、学校のサイトなどを見て決めましょう。
また学校がある地区によってホームステイ先になる家族も違います。
例えばバンクーバーエリアなら、リッチモンドは中国人家族が多いですし、サリー地区はインド人家族が多い地域になります。
そのようや地域性を調べてみると、どんな街なのか、どんな学生がいるのか、ホストファミリーは何人になるのかなど、事前に予測もできます。
詳しいことは、カナダ留学センターなどの留学エージェントを利用して、できるだけ助けてもらいましょう。
3、 奨学金を利用しよう！
カナダの大学に留学する為にカナダの高校に留学するという事は、そのぶん留学資金がかかってしまいます。
高校留学の場合、1年間の授業料１２５万円程度、３年間で３７５万円、ホームステイや寮が1年で８０万、3年で２４０万円、健康保険料などはバンクーバーがあるブリティッシュコロンビア州の場合１年間で７万円なので３年間では２１万円。
最低でも３年間で６００万円以上は必要になります。
カナダの大学留学では１年間で２４０万円から４００万円ほど必要になりますので、大学の４年間を合わせると１０００万円近い金額が大学留学でも必要になります。
日本人の平均収入が４００万円ほどと考えると、これだけの留学資金を用意するのは普通の家庭では難しいところですが、ここで留学を諦める必要はありません。
各都道府県、市町村には高校留学や大学留学を応援してくれる奨学金制度があります。
条件や金額などは異なりますが、決まったプログラムに参加するものや、条件が合えば毎月学費や生活費を支援してもらえます。
また奨学金の中には、無金利でのお金の貸付などを行なっている団体も多く、留学に
必要な資金を金利なしで借りることができます。
奨学金を貰うには、現在の学校での成績などを見られますので、奨学金がもらえるよう日々の勉強も大切にして行きましょう。
４、カナダの高校について
最初にもお伝えしましたが、カナダの高校留学は他の国とは少し違います。
留学生が多いカナダでは、留学生用のカウンセリングや放課後に英語の補習なども多く、サポートがしっかりしています。
カナダの高校にはリニア制とセメスター制の２つがあり、リニア制の場合日本と同じく８教科を１年間通して勉強し、入学は年に１度９月にあります。
セメスター制の学校の場合、１年間が２学期制になっていて１学期に４教科、２学期に４教科に分けて学びます。
また入学できる時期も年に２～３回あるので、自分にあったタイミングで入学することが可能です。
英語で小学校はエレメンタリースクール、中学はジュニアハイスクール、高校はハイスクールと習ったと思いますが、カナダではエレメンタリースクールは１年から８年生（中２）まであります。
９年生（中３）からはセカンダリースクールになり１２年生（高３）で卒業し、大学に進みます。
日本の学校ではクラスがあり、クラスメイトがいますが、カナダでは一人一人選択している科目が違うので、教室を移動しながら授業を受ける形になります。
アメリカのドラマでよく見ますよね。
ロッカーからみんながバラバラの教室に移動していくシーン、見たことありませんか？
カナダの高校ではあのシーンのように、自分の進路に合わせた授業を自分で決め、選択授業を受けています。
５、カナダの大学を卒業するメリット
カナダの大学は、レベルが高いと言われているのを知っていますか？
カナダには約１００近い大学があり、そのほとんどが国立大学で教育水準は統一されており、アメリカ、イギリスなどと比べても高い水準を誇っています。
世界的にも認められているため、カナダ以外の国での就職などにも有利になりますし、カナダ人の使う綺麗な訛りのない英語は、どこの国に行っても通じるでしょう。
移民が多いことから差別もなく、治安もいいことから留学先としても人気があり、留学だけでなく、卒業後にそのまま移住する人も多いです。
カナダの大学を卒業すると最大３年間の就労許可（ビジネスビザ）がもらえるので、卒業後就職し働くことができ、そこから永住権の申請も難しくはなく、多くの人が永住権を得ています。
カナダの年収、人件費はとても高く、また労働法などもしっかりとしており、働きやすい環境が整っているのも、移民が多い理由の一つになっています。
土日休み、長い夏休み、好きなだけ使える有給休暇、高収入・・・
そんな職場を夢に見ているなら、カナダで就職するのをおすすめします！
まとめ
今回は『カナダの大学に行きたいならカナダの高校に留学しよう！』について紹介しましたがいかがでしたか？
高校から留学するには、費用もかかりますし、早い段階からの準備も必要です。
奨学金制度などよく調べて、ご両親としっかり相談しながら留学先を決めてくださいね。
留学に関してわからないこと、知りたいこと、たくさんあると思います！
そのための留学エージェントですので、ぜひ困った時はカナダ留学センターにお問い合わせください！
