初めての留学やワーキングホリデーでの1年間の海外生活は、どんなに楽しみにしていても出発前に不安になってきたりします。
早く行きたくてたまらなかったのに、いざとなると行くのを躊躇してしまったり、ワーキングホリデーに行くのを決めた事を後悔し始めたり。
そんな出発前の不安を解消するためのポイントがあるので質問に沿って書いていきます。
- 調べれば調べるほど不安になります。
- 1年間も海外にいれる自信がない 。
- カナダ人の友達ができるか不安。
- カナダの治安は悪いの?
- 食生活合うか不安です。
少しでも不安の解消になれば、嬉しいです。
1、調べれば調べるほど不安になります。
出発前、色々な事が不安になって、ついパソコンで他の人の意見を見たくなりますよね。
調べるのは大事な事ですが、ネガティブな言葉をインターネットで検索しないのをお勧めします。
これすごく大事な事です。
今の時代インターネットを使えばどんな事でも検索できます。
しかし、不安になっている時に、ネガティブな言葉を使って検索をしてしまうと必ずネガティブな返事が返ってきます。
たとえば、初めてのホームステイでホストファミリーとうまくいくか不安、英語が話せないから会話ができるか不安・・・
そんな時に『ホストファミリーとのトラブル。』なんて検索をしてしまうと、ホストファミリーとうまくいかなかった例が沢山でてきます。
お母さんが冷たい人だった、無愛想だった、何もしてくれなかった、追い出された・・・など。
そんな記事を読んだら余計不安になってしまいますよね。
ここで失敗談を読んでもなんの得にもなりません。
どうせ読むなら、成功談にしましょう。
検索ワードは『ホームステイ成功談!』
そうすれば、こんなお土産喜ばれた、一緒にこんな事をした、日本食を作ってあげたら喜ばれた。
など沢山の『楽しかった』という意見がポジティブな質問をすると返ってきます。
これは治安や語学学校探し、仕事探し、友達作りなども同じです。
『カナダの治安が悪いか?』と質問すれば、泥棒が入ったとか、財布を盗まれたとか、怖い目に合った話が出てきます。
『語学学校楽しくなかった?』と質問すれば、行かなければ良かった!なんて内容が書かれています。
自分が不安になっていたり、ネガティブな気分の時こそ、ポジティブな意見を参考にしまよう。
またあなたが少し人よりネガティブな考え方をついいつもしてしまうなら、この1年の海外生活はあなたがポジティブになれるいいチャンスです。
カナダに行けばあなたを知っている人はいません。
もし、『変わりたい!こんな自分になりたい!』そんな風に思っているなら、思い切って変わってしまいましょう。
なりたい自分になれる。ワーキングホリデーならではの特権です。
2、1年間も海外にいれる自信がない 。
期限が決まっているワーキングホリデー。
出発前には1年も日本を離れて生活するのが不安になりますよね。
一人海外で生活なんて本当にできるのだろうか・・・そんな不安も出てきます。
1年ビザがあるのだから、みんな1年の滞在を目処に予定を立てます。
だからと言って1年間ずっといないといけない訳ではありません。
カナダが合わない、英語がどうしても喋れない、友達ができない、離れている恋人に会いたい。
日本に帰りたくなる理由は沢山あると思います。
ワーキングホリデーでカナダに入国する時には片道航空券か、オープン往復航空券で行くと思います。
片道航空券なら、帰りたくなったらフライトを買えばいいだけです。
オープン航空券なら帰りたい日に日程を変更すればいいんです。
もちろんせっかくのワーキングホリデービザ、1年間しっかり楽しむに越した事はありません。
しかしあなたが本当に無理だと思えば、いつでも帰る事ができる。
それを覚えていてください。
実際のところ、ワーキングホリデーの1年間はあっとゆう間に過ぎて、帰る時には『日本に帰りたくない!!』とみんな言いながら帰って行っています。
3、カナダ人の友達ができるか不安。
家族や友人と離れて暮らす事、出発前になると不安になってきませんか?
新しい友達できるかな?
外国人の友達どうしたらできるのだろう・・・。
ワーキングホリデーでの海外生活について、私自身『日本人と一緒にいない!!』なんて目標を自分自身で立てて出発しました。
それは『自分は英語を話せるようになるために来たのだから、日本人の友達は作らない!』と考えていたからです。
ワーキングホリデーに参加する人のほとんどが英語の習得を目標にしている人が多いと思います。
でもそんな風に考えていると友達ができる気、なかなかしませんよね。
それに、そんな風に考えていたのが間違いだったって事にもすぐ気づきました。
カナダにいて日本人に会うとそれだけで友達になれます。
不安な時や寂しい時など、近くで支えてくれたのは、実は日本人の友達たちでした。
外国人の友達ができても、やはり深い話や相談に乗ってくれるのは日本人の友人たちです。
それは多分家族や友人、恋人と離れて生活しているのはあなた一人じゃないからです。
みんな同じ不安や悩みを抱えています。
だからこそみんなで支え合っているのだと思います。
もし出発前に友たちと離れる事や、友達ができるか不安だと思っているなら、安心してください。
必ず、忘れられない経験を共にする友人たちにあなたは出会うと思います。
海外での出会いは一期一会です。
これは日本人でも外国人の友人でも同じです。
でもどんなに離れて暮らしていてもあなたが会いたいと思えばまた会えます。
一人一人の出会いを大切にしていってください。
4、カナダの治安は悪いの?
出発前にはカナダの治安気になりますよね。
カナダは治安がいい国として有名です。
しかし犯罪がないわけではありません。
それは日本も同じです。
でも少しだけ日本にいる時よりも気をつけた方がいい事もあります。
たとえば、財布。
日本と言えば、落とした財布が何も盗まれずに返ってくる事に海外の人はびっくりされます。
そうです。
カナダではそうはいきません。
落とし物は返ってきません。
失くさないように注意してください。
そしてこちらでは物の考え方が少し日本と違います。
たとえば、バスで居眠りしていたら荷物を盗まれた。
この件で悪いのは誰ですか?
日本だったら『盗んだ人』ですがカナダなら、『バスで寝ていたあなたが悪い。』になります。
これはもしあなたが夜中一人で歩いている時に強盗などに合っても同じです。
『強盗にあったかわいそうな人』ではなく『なんで一人で夜中に歩いていたの!?』になります。
車の中でもカバンやパソコンを見えるところに置いていると盗まれます。
何もないのに窓を割る人はいません。
そこに金目の物があるから割られるのです。
レストランなどで、荷物を置いたまま椅子を離れてはいけません。
帰ってきたらなくなっています。
ここは日本ではありませんので、荷物は必ず持っていきましょう。
カバンのチャックを開けっぱなしで歩いていると何かなくなります。
チャックは閉めましょう。
チャックがないカバンも危険です。
でもそれはすべてあなたの責任になります。
そんなに治安が悪いの!?と不安になりましたか?
ただこれは考え方の違いなだけです。
カナダと日本は違います。
身の回りの物を取られないようにあなた自身で気をつけましょう。
高級なブランド品や時計は日本に置いていきましょう。
治安はいい国ですが、セキュリティーは自分自身でしっかりしないと誰も助けてくれません。
自分を守るのは自分自身です。
それだけしっかり守っていたら、カナダは安全で治安のいい国です。
落とした財布が帰ってくるのは世界中探しても日本だけで、それは本当に特別な事です。
日本人としては誇らしい事ですが、それを他の国に求めたらいけませんよ。
5、カナダでの食生活が合うか不安です。
カナダと日本の食生活は全く違います。
カナダ人と言ってもいろんな人がいますが、基本的にアメリカの食事に似ていると思っていいです。
ステーキやハンバーグ、ご飯の代わりにポテトを食べる・・・。
イメージではこんな感じですかね?
ワーキングホリデー中、仕事をしているとは言っても、毎日外食をするような事はカナダでは絶対にできません。
日本のような安いファミレスやコンビニ、スーパーの弁当もありません。
みんな自炊をします。
なぜなら、カナダで外食しようとしたら、$20ほど必要になるからです。
もちろん値段が高い分量も多いですが、チップを払ったり、飲み物を飲んだりすればそのくらいになるからです。
最近では日本食やアジアンフードの人気で一般的なスーパーでミリンや醤油が手に入るようになりました。
食生活が不安で料理ができない人は、出国前に料理を習っておきましょう。
ですがホームステイ先ではそうはいきません。
ホストマザーの料理がどんなに下手でも食べないといけません。
私はテーブルに置いてある塩コショウに何度も助けられました。
しかし、それも今思えばいい経験でした。
どうしても食べられないものやアレルギーなどはホストマザーにちゃんと伝えましょうね。
またワーキングホリデー中のほとんどの人が日本食レストランで働くと思うので、そこで賄いをもらう事もできますし、友達が働いているなら余り物を分けてもらう事もできます。
日本食レストランはどんな小さな町にもあります。
恋しくなったら行けますが、安いものではありません。
できる限り自炊をしましょうね。
まとめ
日本を初めて離れる人もいれば、海外旅行などで海外に行った事がある人もいると思います。
しかし1年間の海外生活ともなると、旅行とは違ってきます。
今日書いたこと以外にも不安になる要因はあると思いますが、ぜひポジティブでいてください。
未来の事をネガティブに考えると、やはりネガティブな方向に向かって行ってしまいます。
ワーキングホリデー中は楽しい事だけではありません。
挫折したり、嫌な事があったり。
でもその何倍も素敵な出会いがあったり、見た事ない景色を見たり、いろんな経験をする事ができます。
一年、目一杯楽しみましょうね!
Be positive and you’ll be okay.