30歳代は女性にとっても、男性にとっても人生のターニングポイントの時期です。
今まで頑張ってきた仕事の退職を考えたり、海外に行きたい夢を捨て切れなかったり、外国人との結婚を夢みて婚活の為にカナダ行きを考えたり・・・ カナダに行きたい理由は沢山あると思います。
しかし若い時は勢いで、カナダ行きが決められても、30歳を過ぎたら悩む事も増えてきます。
このページではそんな悩みに応えて行きたいと思います。
- 30歳からカナダに行って、仕事は見つかるのか
- 30歳からの婚活
- 30歳からの学校
- 30歳からの留学帰国後の悩み
もしも今30歳で、31歳になるまでに3ヶ月残っているなら、もしかしたらワーキングホリデーのビザの申請が間に合うかもしれませんので、今すぐ申請をしましょう。
1、30歳からカナダに行って、仕事は見つかるのか。
まず、カナダで仕事する為には就労許可(WORK PERMIT)が必要です。
ビジネスビザ、ワークビザと呼ばれているもので、『カナダで働いてもいいですよ』というビザです。
ワーキングホリデービザの場合、就学許可、就労許可が付いているので簡単に仕事を探す事ができますが、観光ビザなどでカナダに行って、仕事を見つけて就労許可を出してもらえる事は、滅多にありません。
行けば見つかる。とは思ってはいけません。
カナダでは、カナダ人の就職率を保つ為、外国人を雇用する場合、カナダ人ではダメな理由やカナダ人に求人を出したのに集まらなかった、など雇主も政府に説明する必要があります。
しかしワーキングホリデービザが下りた場合は、30歳で仕事を探すのは簡単です。
社会人歴や経験豊富な事から、雇われやすいです。
また日本でしていたのと同じ仕事なら、もっと簡単に雇用されるでしょう。
美容師、調理師、庭師などの手に職を持っている人は有利です。
31歳以上で、カナダで仕事をしたい人は、日本でカナダの企業で働ける仕事を探しましょう。
カナダで働くという事はもちろん英語力も必要になるので、英会話教室に通うか、語学留学をして英語力を身につけましょう。
英語も喋れて、経験もある。
そんな条件の人なら、観光ビザで来て仕事を見つけられるかもしれません。
日本語教師としてカナダで働くには資格がいります。
小中学校で日本語教師になる場合は、カナダの大学に行く必要もあります。
アシスタントとしてボランティアで教育の現場に立ち会う事はできます。
学生ビザで入国し、働く事を考えている方もいると思いますが、語学留学の場合、就労許可はもらえないので働くとこはできません。
学生ビザで働くには、政府認定の学校(短大、大学、専門学校)でフルタイムで入学すれば、週20時間のアルバイトが許可されています。
しかし、学校に行きながらバイトをするのは30代にはキツイかもしれません。
結論は、ワーキングホリデーで滞在する場合、仕事はすぐ見つかるが、それ以外でカナダでの仕事を見つけるのは難しいです。
2、30歳からの婚活。
外国人と結婚してみたい!そんな風に思った事はありますか?
30歳から外国人と恋をするのは遅いのでは・・・と思うかもしれませんが、実は適齢期です。
遅くないのです!
実はカナダ人男性の平均結婚年齢は30歳です。
30歳になり、収入も安定してから結婚を考える人が多いです。
ちなみに女性は28歳です。
日本人女性は外国人に人気があります。
物静かで、家庭的、背が低く可愛い、黒髪が魅力的など男性に好まれます。
恋人を見つけるのは、もしかしたら日本にいるより簡単かもしれません。
しかし、外国人との結婚はそう簡単ではありません。
まず結婚を考えるまでに、時間をかける人が多いです。
また日本人のように律儀ではないので、何年付き合ったから、もう30歳だからと年齢などを気にして結婚をしたりもしません。
国際結婚をするには、二人が付き合って来た歴史を証明しなければならず、出会って3ヶ月で、スピード結婚、永住権獲得!とはなりません。
1年以上の同居の証明や、お互いの家族との交流、旅行の写真や一緒に支払った家賃や保険書の証明など、必要書類が多いです。
ですので、観光ビザでカナダに来て恋人を見つけるのは、難しい選択になりそうです。
日本にいるカナダ人男性と出会い、恋愛をしたのちにカナダに一緒に帰ってくる方が簡単かもしれません。
学生ビザなどでカナダに長期滞在をする場合は、ゆっくり恋愛もできるので、結婚適齢期の方なら相手がみつかるかもしれません。
また、カナダ人男性が日本人と結婚しようと思う理由に、『日本に帰国してしまうのが嫌だから』という意見もあります。
留学中にいい関係が築けているなら、学生ビザから結婚の道も開けるでしょう。
しかし学生ビザでカナダに滞在するには1年間で100万以上かかってしまいます。
これは、最安値の学校に行き、最安値のシェアハウスに住み、生活費を最低限に抑えた額です。
またカナダではオンラインデートも盛んです。
英語力アップにもなるので、恋人探しに登録してみてもいいかもしれません。
3、30歳からの学校。
ワーキングホリデービザが取得できない30代でのカナダ留学は語学学校がスタート地点になります。
アルバイトができるような学校に入るのにも、仕事をカナダで見つけるのにも、結婚相手を見つけるのにも、英語が話せないといけません。
まず30歳からの、語学学校について説明していきます。
まず、今まで頑張って貯めたお金を使う留学。
頑張り方は、親にお金を払って貰っている学生たちや、遊び半分で来ているワーキングホリデーの子達とは違ってきます。
もしくは、これから先、仕事を見つけて就労ビザを取得するつもりなら、なおさら頑張って勉強をしないといけません。
しかし、30歳の脳みそは、若者には敵いません。
学生時代、1回書いたら覚えられた単語のスペルも10回書いても覚えられません。
そうです。歳には勝てません。
だからと言って、諦める訳には行きませんよね。
10回書かないと覚えられないなら10回書くしか覚える方法はありません。
日本語訛りの英語も直すのには時間がかかります。
しかし訛りを恥ずかしく思う必要はありません。
カナダ人だって訛っています。
長年、カナダに住んでいる中国人もインド人も、みんな訛っています。
最初は通じないかもしれませんが、話している内に聞いている相手も訛りに慣れてきます。
それはお互い様で、こちら側もいろんな国の人と話している内に、相手の訛りに慣れます。
移民が多いカナダでは訛りが合って当たり前で、反対にその訛りがある英語に対応していかなくてはいけません。
カナダで生活するとわかると思いますが、都会では綺麗な英語を話す人は半分くらいしかいません。
英語を話すのに必要なのは、自信です。
自分より若い子の方は英語がうまいのは、恥ずかしく思うかもしれません。
しかし、その子より英語がうまくなるには、勉強するしかありません。
何をしに、カナダに来たのか目的をしっかり持ちましょう。
カナダでの経験を帰国後に活かすのが目的なら、学生ビザで参加できるボランティアを見つけましょう。
語学力をあげるのが目標なら、外国人となるべく過ごしましょう。
就労ビザが目標なら、駄目もとで履歴書を書いて出して見ましょう。
語学学校で英語が話せるようになっていれば、もしかしたら雇ってくれる会社があるかもしれません。
大学に行くのが目標なら、試験を受けて見ましょう。
カナダの大学に入学するのは、実はあまり難しくなく、卒業するのが難しいです。
何年かかるかわかりませんが、卒業できれば、カナダの企業に就職する事が可能です。
スタートが遅れてしまった分、頑張って遅れを取り戻しましょう!
覚えは悪いかもしれませんが、30代からする勉強は若い時の勉強に比べると、大変面白いです。
目標がしっかりしていれば、無駄な時間なくカナダでの生活が満喫できるでしょう。
・6ヶ月以内の語学留学
6ヶ月以内の語学留学なら観光ビザで入国する事が可能です。
学費:10万~15万×滞在期間
・6ヶ月以上の語学留学
学生ビザの申請が必要です。
学費:10万~15万×滞在期間
語学学校を決めたのち、カナダ移民局で申請をしましょう。
・語学以外の留学
大学の学費:20万~25万
年間で学費だけで150万~200万はかかります。
学生ビザがないと入学できません。
入学が決まったら、カナダ移民局に入学許可書と共に学生ビザを申請してください。
※生活費(月額)
これが学費にプラスされて必要になります。
貯金の目安にしてください。
家賃:シェアハウス(5万~10万)光熱費など込み
ホームステイ(6万~10万)食事込み
1人暮らし(10万~15万)プラス光熱費&食費
・食費3万円~5万円
外食はチップも発生するので1回$20ほどかかります。
・生活費
交通費:1万円程度
携帯代:3千円~1万円
交遊費:1万円~3万円
カナダはパーティーが多いです。
生活費の目安として
1ヶ月最安で10万円、6ヶ月で50万円、1年で100万円が目安です。
これが学費にプラスされます。
・保険料
長期滞在には海外保険に加入する義務があります。
海外保険に人気のAIU保険なら、
1ヶ月2万円~、6ヶ月10万円~、1年間で24万円です。
もう少し安い保険もあるので探して見ましょう。
学生ビザで長期滞在する場合、かなりの貯金額が必要になります。
4、30歳からの留学帰国後の悩み。
30歳で仕事を辞め、カナダに留学をして、日本に帰国してから仕事が見つかるのか不安になる方もいると思います。
これはあなたの帰国時の英語力次第ではないでしょうか。
英語が話せるのは、今の日本ではどの企業でも欲しているスキルの一つです。
英語が話せれば、就職先はたくさんあるでしょう。
また英会話業界は景気もいいので、英会話講師としてなら働ける会社は多いです。
観光業界でも英語が話せる人を多く募集しています。
ホテルなどでも、働き口はあります。
また外国人相手のサービスを自分で開業する方もいます。
英語が話せるようになる事や、海外生活を体験する事は、必ず将来のためになります。
帰国後の仕事は不安になる必要はないと思います。
まとめ
語学留学以外にもカナダで滞在し、ボランティアに参加したりする事もできます。
ボランティアに参加するには就労ビザが必要ですので、事前にボランティア団体に確認してみてください。
学校に行くにはお金がかかってしまうので、お金はしっかり貯めてから留学しましょうね!