ワーキングホリデービザ(IEC)を取ってカナダに行くことを決心しても、何から始めたらいいかわからないですよね。
お金を払ってエージェントで代行申請してもらうか、お金がもったいないから、自分で申請するか。
そもそも自分で申請できるのか。
このページではワーキングホリデービザの申請について書いていきます。
- ワーキングホリデー(IEC)の条件
- 自分でやってみる
- 申請したのに、許可が下りない!?
- 代行申請ってなに?
ワーキングホリデービザについては予告なく申請方法や提出書類が変わります。
必ず最新のものかを確認するようにしましょう。
1、ワーキングホリデービザの条件
そうなんです。条件があります。誰でも行ける訳ではないんですよ。
ワーホリ申請前に必ず確認しておいてくださいね!
1)日本国籍を有するひと。
日本をカナダで結ばれているプログラムです。
2)年齢が18歳以上30歳以下である。
ステージ1(POOL)待機リスト、プロファイルの申請をしてIMM(招待状)を受け取った時点での年齢です。31歳になると自動的に待機リストから廃棄されます。
3)以前カナダのワーキングホリデービザを申請していて、就労許可証明書の配給を受けていないこと。
オーストラリアはセカンドワーキングホリデー(2度目)がありますが、カナダにはありません。
4)最低$2500(25万円ほど)の資金がある。
最低限のカナダで生活するお金です。
この証明が以前は必要でしたが2016年度は必要ないです。
5)ワーキングホリデー滞在中の障害疾病をカバーする医療保険に加入すること。
医療保険加入は義務です。
必ず加入しましょう。
6)日本に帰国するための航空券や資金を持っている。
7)ワーキングホリデービザ申請代金$250の支払いができる。
この条件に当てはまらない人は申請できませんので、注意してください。
2、自分でやってみる!!
ワーキングホリデービザの申請はパソコンさえあれば自分でできる事を知っていましたか?
ワーキングホリデービザはIEC(INTERNATIONAL EXPERIENCE CANADA)と呼ばれています。
プログラム参加費$150と$100がWORK PERMIT(労働許可書)の申請で必要になります。
※クレジットカードでの支払いになります。カナダはクレジット社会です。持っていない方はこの機会に作っておきましょう。
CIC(カナダ移民局)のホームページの中の『MYCIC』(システム名)内で全てオンラインで行います。
ステージ1(POOL)とステージ2に分かれていて、ステージ1には書類は必要ありません。
ステージ2へは招待状(ITA)IMM5946が届いた人だけが進むことができます。
では順に説明していきます。
ステージ1(POOL)待機リストへの登録
ワーキングホリデービザプログラム(IEC)の参加資格を取得するためには、まず待機リストに登録しないといけません。
この作業はすべて英語になります。
英語?!わからないから無理無理!!と思わなくても大丈夫です。
ここでは簡単な基本情報の入力だけです。
まず CIC(カナダ移民局)のホームページの中の『MYCIC』 に行きましょう。『MYCIC』(システム名)からアカウント作成に入ります。
ここでできたアカウントはセカンドステージの WORK PERMIT(労働許可書)の申請にも使えます。
アカウントには2種類、
GCkey(こちらを選択)
Sign-In partner(カナダの指定する銀行のアカウントを持っている)
があります。
そこから識別判断に移ります。
ここではパスワードの設定や、パスワードを忘れた時の秘密の質問などの質問に英語で答えていきます。
最後に基本情報の入力をしたら完了です。誰でも簡単に登録できるように設定されていますが、説明も質問も全て英語です。
不安な方は『カナダワーキングホリデー申請』でインターネット内を検索すれば、日本語訳が見つかりますよ。
待機リストに登録できたら、先ほどアカウントに登録したメールアドレスに登録完了のメールが届きます。
たまに迷惑メールの方に届いてしまうケースがあります。
かならず登録が終わったらメールが届くのを確認してください。
なぜなら、このステージ1は2016年から抽選式に変わりました。
登録してから1年間保管の中からランダムに選んでいきます。
選ばれた人にはステージ2に行くための招待状(ITA)が届きます。
これはいつ届くのかはわかりません。(抽選なので)
この 招待状(ITA)は『MYCIC』の中の『MYMESSAGE』に届きます。
『MYMESSAGE』にメッセージが届くとアカウントに登録したアドレスにもメールが届きます。
だから一番最初のこのメールが迷惑メールに入ってない事をここでは確認する必要があります。
それにメールが届かないという事はもしかしたらシステムエラーで登録できていない証拠かもしれません。
必ず確認するのを忘れないでください。
ステージ2 WORK PERMIT(労働許可書)の申請。
おめでとうございます!!でも急いでください!!
招待状が届いたら、10以内に招待受蛆諾( WORK PERMIT の申請ボタンを押す)して20日以内にWORK PERMIT の申請手続きを完了しましょう。
そしてセカンドステージには書類が必要です。
すべて英語で揃えてください。
1)家族構成フォーム(IMM5707)FAMILY INFORMATION
2)顔写真(スマホかデジカメ)
デジタル写真が必要です。
ファイルサイズ 420×540ピクセル以上。
ファイル形式 JPG形式
ファイル容量 60KG以上
6ヶ月以内のもの。
3)パスポートのコピー
顔写真が載っているページです。
ワーホリ予定期間をすべてカバーしているもの。
最低でも1年以上有効なものが必要です。
④履歴書(英語で)
用紙や書式なし。
学歴、職歴の詳細を記入します。
※$2500以上の資金証明は今回2016年度には必要ありませんが、カナダ入国時に税関で提出を求められる可能性もあります。
いますぐ必要な書類ではないのですが、出国するまでにが用意しておきましょう。
書類が揃ったら申請スタートです。
ここでは、質問の回答、揃えた書類のアップロード、申請料支払い($250)クレジット払い!!を20日以内に終わらせないといけません。
許可が届く!!
WORK PERMIT(労働許可書)の申請が完了すれば、やる事はありません。
後日IMM5739(申請受理通知書)
結果IMM5665(POE) PORT OF ENTRY LETTER OF INTRODUCTION
がアカウントに届いたら、一年以内にカナダに行きましょう。
ワーキングホリデービザはカナダ入国時に税関で必要書類を見せてワーホリに来た事を伝えるともらえます。
3、申請したのに許可がおりない!?
申請したのにメールが返って来なかったり、時間だけがどんどん過ぎていくのは不安ですよね。
条件はすべて満たしていましたか?
ステージワンで登録したアドレスにCICから登録完了のメールは届いていますか?
もしかしたら迷惑メールに入っているのかもしれません。
そして2016年からは抽選になりました。
以前なら、『申請してから2週間で届いた。』なんて声もありましたが、今年はいつ届くか誰にもわかりません。
あなたより後に申請した人に招待状が届くかもしれません。
今年はゆっくり待っていましょう。
4、代行申請って何?
代行申請とは、このページを読んで『無理だー!!』と思った人には、とても助かるサービスです。
これはパソコンが苦手なあなたや、英語が全くダメなあなたや、自分でやるのは不安な人や、面倒くさいから他の人にあなたのワーキングホリデービザの申請を代わりにやってもらう事を言います。
エージェントによって料金もサービスも全く違います。
ここではパターンに合わせて見ていきましょう。
1)ワーホリ申請+1年間のサポート付き!(高額)
エージェントのなかには、ものすごい金額を要求してくる会社もあります。
ですがこういうエージェントは各国や街にオフィスがあったり、手厚いサポートや無料で相談、学校紹介などしてくれます。
出国前から帰国までのサポートがあるのは安心ですよね。
ですが、最初にガツン!!と高額な支払いをしないといけない場合があります。
2)ワーホリ申請+いつでもサポート(その都度払う)
最近は、このタイプが多くなりました。
ワーホリの代行申請お願いしたら支払い、学校の紹介をして貰えば紹介料など、自分が必要な分だけお願いしてサポートしてもらえます。
格安でサポートしてくれるので助かりますよね。
エージェントのなかには、語学学校をエージェントを通して決めれば申請代行を無料でしてくれるところもあります。
また無料サポートと書いていてもやり方を教えてくれるだけ、なんてところもあるので、どんなサービスなのかを事前に確認しておいてください。
3)英語がわかる友人にお願いする。
かなりのお金が浮きますので焼肉に連れて行ってあげてください。
代行申請とはつまり、自分以外の誰かにお金を払って代わりにやってもらう事です。
まとめ
自分にあったプラン、方法を見つけてなるべく早めに申請しましょうね。
最初にも言いましたが、ワーキングホリデービザの申請は誰にでもできるような設定になっています。
一度CIC(カナダ移民局)のホームページを見てみてください。