ホームステイは、ネイティブと会話の練習をするのに、最高の環境です。

また、英語だけでなく、カナダの文化やその地域のことも教えてくれます。

ただ、ホームステイをする時に注意をしないといけないことは、積極的に、自分からホストファミリーに話しかけることです。

よく日本人留学生は、部屋に閉じこもって、ディナーの時しか部屋から出てこない、という話を聞きます。

せっかく、カナダに留学して、ホームステイをするのですから、ホームステイの環境を最大限に利用するようにしましょう。

この記事では、私の経験を元に、ホストファミリーと仲良くなる方法についてお話します。

ホストファミリーに子どもがいるケース

家族

私は3年間のカナダ留学の間、2度のホームステイを経験しました。

1番目のホストファミリーはホストファザー、ホストマザー、そして中学生の女の子と5歳の女の子がいました。

子供は自分が先生になったつもりで、よく英語を教えてくれて(子供が話す英語ってかわいいです)、
歳が近い女の子は、同年代なりの流行の言葉も教えてくれたり、話題も合って面白かったです。

また、当時カナダで大人気だった「ドーソンズ・クリーク (Dawson’s Creek) 」というアメリカの青春ドラマにはまって、一緒に見たり、「あの彼、イケメンだよね!」とか言って盛り上がったり・・こういう話題は世界共通です。(笑)

好きな海外ドラマを見つけて見れば、英語も楽しく学べるし、オススメです。

小さな5歳の女の子もよく懐いてくれました。

ホームステイ先に小さな子供がいる場合、相手が留学生であろうとおかまいなしに早い英語で話すのでいい勉強相手になるかもしれません。

それに留学生英語に慣れたホストペアレンツと違い子供達は下手な英語は全然解ってくれません。

留学生に慣れた大人はなんとなく会話の流れを読んで下手な発音・間違いを指摘せず会話を続けてくれますが、子供の場合ははっきり「わからない」と指摘して会話はストップ。

自分の英語の何が悪いのか、何処を改善すべきなのか教えてくれます。

日常のこうしたやりとりで子供達は色んな事を気づかせてくれます。 

これもホームステイに小さい子供がいるメリットの一つになるかと思います。

ただ子供がいると騒がしいのは覚悟してください。

いたずらも大好きです。(笑)

ホームステイ先に子供がいないケース

シニア

2番目のホストファミリーはホストファザーとホストマザーだけ。

子供のいない夫婦でした。

子供はいませんでしたが、犬と猫が一匹ずついました。

ホストファザーとホストマザーは学校から帰ると、「今日はどんな一日だった?」「どんなことを勉強したの?」といつも気にかけてくれましたが、最初はなかなか言いたいことが言えず、英語があまり喋れない中で沢山コミュニケーションをとってくれました。

その後、ホストマザーとは何でも話す仲になり、学校で気になる人の話を聞いてもらったり、英語の勉強だけではなく、恋愛や友達の相談にものってくれました。

夕飯のあとには紅茶と、ホストマザーが焼いてくれたクッキーを食べながら学校でだされた宿題を一緒にみてくれたりもしました。

私の経験からホストファミリーと仲良くなる秘訣を順番にお話していきます。

仲良くなる秘訣1)イベントの日にプレゼントを渡す

プレゼントを渡す女性

ホストファミリーの誕生日や父の日、母の日などちょっとしたプレゼントと日頃の感謝を込めてカードを用意すると気持ちが伝わるのでお勧めです。

高価なものを買う必要はありません。

1000円以内のものでも気持ちが嬉しいと喜んでくれます。

仲良くなる秘訣2)感謝の気持ちをきちんと伝える(たくさんの"Thank you")

ホストファミリーが何か一緒に問題解決に向けて手助けをしてくれた時など
"Thank you"と言うことが大切だと実感しました。

この一言の力はホストファミリーと上手くやっていくことにおいて、とても大事なことです。

仲良くなる秘訣3)日本料理を作る

クッキング

定番ですが・・

手巻き寿司はかなり好評でした!

※料理があまり得意ではないという人は、日本からパックになっているお寿司セットを持っていくと簡単に日本食を作れるのでオススメです。

その他に

・カレー

・やきうどん

・お好み焼き

・てんぷら

なども喜ばれます。

お菓子作りが得意な方はクッキーなど焼いてあげると喜ばれると思います♪

仲良くなる秘訣4)最低限のルールを守る

イエローカード

ルール1

帰宅が遅くなる時や夕食を外で食べる時、外泊をする時は必ず事前に連絡をしておきましょう。

友達と外食する約束があって夕食がいらない場合は、出来るだけ早めに連絡するのは当然の礼儀です。

当日の夕食時間になってから急に決まった場合でも連絡だけは必ずいれましょう。

何も言わなければあなたの分を用意して待ってくれているかもしれません。

ルール2

友達を部屋に呼ぶ事もいずれあるでしょう。

最低一回はホストに聞いて許可をもらっておけば親切だと思います。

私はいちいち言わなくていいかな?と思ったこともこまめに伝えるようにしていました。

ちなみに、連絡もなく夜遅くなっても帰ってこないと、心配して警察に捜索願いを出すことも本当にあります。

まとめ

あなたを受け入れてくれているホストファミリーに常に感謝の気持ちを持っていれば、ホストファミリーも貴方ともっと愛情をもって接してくれるようになると思います。

私は10年以上経った今でもお互いの誕生日にバースデイカードを送ったり、クリスマスカードを送ったり、現在でも繋がりをもってくれています。

昨年、オランダで挙げた結婚式には、はるばるカナダから参加してくれました。

感謝の気持ちでいっぱいです。

あなたがカナダで素晴らしいホームステイの経験をできることを願っています。