バンクーバーからアメリカ・シアトルまでは車で3時間と気軽に訪れられます。

イチロー選手が在籍していたマリナーズの本拠地セイフコ・フィールド、スターバックスの一号店、パイクプレイスマーケット、アウトレットショッピングなどと、またバンクーバーとは違った雰囲気が楽しめます。

またバンクーバーに負けず、海沿いで景色や町並みも綺麗な都市です。

バンクーバーからの行き方としては、車、バス、鉄道が主な交通手段になります。

私自身バンクーバーに2年滞在している中で毎月のように遊びに行っていました。

まず、ショッピングが好きな方には絶対にオススメです。

ダウンタウンには、おしゃれなアンティーク雑貨店やセレクトショップなどの他に、ブランド品のアウトレット店も広く、品揃えもすごい量です。

また、食料品がカナダよりかなり安く買えます。

為替の関係もあるので行く時期にもよりますが、基本的にアメリカの方が食料品の価格の物価は安いので、シアトルに行ったら食料品のまとめ買いも必ず利用していました。

日帰りで気軽に行ける距離なので何度訪れても楽しめる都市です。

シアトルのお勧めスポットもご紹介していきますので是非参考にしてみてくださいね。

シアトルへの訪れ方法 ポイント

観光バス

方法その1 格安バスの利用

バス会社は幾つかあり、Greyhound Canada グレイハウンド、Quick Shuttle クイックシャトル、Amtrak bus アムトラックを利用したことがあります。

旅行会社などのツアーではバスが利用されています。

自身で訪問するにも、費用を抑えるならバスの利用がオススメです。

デメリットは朝早く、また帰りの集合時間があるので、時間に限りがあります。

日本のように満員ということもなく(時期によるのかもしれませんが)基本的に、快適です。

途中入国審査で下車します。

バスで入国する際は、出入国記録カード「I-94W」をバスの車内で書くことになるのでペンを持参してください。

乗客全員が入国審査が終わり、バスに戻り再出発します。

入国審査がスムーズに行き、問題なければ片道4時間ほどでシアトルに到着します。

方法その2 鉄道の利用

Amtrak Cascade という鉄道を利用してアメリカに入国できます。

ダウンタウンから発車しているので便利です。

基本的にバスよりも切符は高額になりますが、エコノミー席では往復80ドルからと買いやすいお値段の上、車ルートと違い海沿いの景色が楽しめ、車内には、ラウンジ車両などもあり、行き帰り快適に過ごせるので十分価値があります。

鉄道好きな方にはオススメです。

入国審査は乗車前に済ませるので時間に余裕を持っていくことが必要です。

片道4時間半前後で到着します。

方法その3 車の利用

車での入国が一番時間に制限されず、シアトルに着いてからもダウンタウンから離れた名所などへも自由に行動できますので、車が利用できる人にはオススメです。

自分で車を用意するには国際免許取得から車の購入、レンタルなど短期滞在の方にはハードルが高いですが、車を持っているお友達がいればぜひ車での訪問をお勧めします。

入国審査は車で並びますが、空いている時と混み合っている時で待ち時間が結構変わります。

少なくとも30分は入国審査に時間を要し、帰りは購入したものを簡単にチェックされる時もあります。

入国審査と道路状況の混み具合により所要時間は大きく変わりますがスムーズな場合3時間以内で到着できます。

注意点

入国審査

アメリカへの入国にESTAが必要になりますが、陸路の場合は免除されます。

しかし、申請しておいたほうが入国がスムーズにいくようなので、私は前もってオンラインにて申請しました。

入国審査では、入国の目的、滞在先など基本的なことは聞かれます。

米ドルで6ドルが必要なのであらかじめ用意しておきましょう。

お勧め観光スポット

シアトル中心部

パイク・プレイス・マーケット Pike Place Market

100年以上続く全米最古の市場とだけあって、独特な雰囲気があり見ているだけで楽しめます。

シアトルの名物市場で、平日も割と混み合っている感じがします。

ダウンタウンからは徒歩圏内です。

色とりどりの魚介や野菜、多数の雑貨屋、飲食店。

見て歩くだけでも結構楽しいものです。

11時頃に飲食店は開店するのと、17時前くらいには店が閉まりはじめるので、昼前後にランチ含めて見てまわるのが最も良いかと思います。

スターバックス一号店

創業当時のロゴマークを用いており、グッズもレア感たっぷりです。

一号店はすごい人で行列が常に出来ています。

お店の中は狭い印象です。

茶色の限定タンブラーはここでしか買えないので購入しましたが、席がなく、行列なので、コーヒーを飲むならダウンタウン内でいつものスターバックスがありますのでそちらでも良いかと思います。

スペース・ニードル Space Needle

高さ約184メートルの、シアトルのランドマーク。

ここの展望台からシアトルの街を360度の大パノラマを堪能でき、最高の景色を眺望できます。

到着したら観光客が真っ先に登る場所です。

チケット売り場では、スペースニードルだけのタイプ以外に「city pass」という観光名所の入場券がまとめて割引になるタイプも販売しています。

展望台では、入場券についているバーコードをかざすと撮影できる据え付けのカメラや、合成写真を作ってくれる端末があり、それらをすべて無料で自分のアドレスにメールで送ってくれます。

セイフコ・フィールド Safeco Field

1999年に完成したマリナーズの本拠地。

ダウンタウンから徒歩でも30分です。

バス路線も徒歩5分内を含めると10路線位あります。

開閉式の屋根を持ち、天候に影響されずに野球が楽しめる。

大迫力!メジャーリーグ観戦、マリナーズグッズの販売店は思った以上に広く バーゲン品などもありました。

ショップの2階はちょっとした記念品展示場になっています。

航空博物館 ボーイング The Museum of Flight

飛行機好きの人は絶対に行くべきなオススメな場所です。

次世代旅客機、ボーイング787に関連した展示などを行う博物館です。

戦闘機から旅客機、旧政府専用機まで様々な展示があります。

大人から子供まで多くの見学者がいました。

あまり航空関係に興味がない人でも楽しめると思います。

全ての展示をじっくり見ると、1日では見切れないくらいの充実ぶりです。

かなり内容が濃く広いので、行くならば何が見たいかを事前に調べておくと効率よく見て回れるでしょう。

シアトル美術館 Seattle Art Museum

ダウンタウンのど真ん中にある美術館です。

入り口前にある大きな鉄の巨人が目印。

コレクションは様々な国の古代芸術作品から現代アートまでの幅が広いです。

良く知られているルノアール・セザンヌ等の印象派画家の作品が多く展示されていて、西洋絵画の名作からアジアやアフリカのアートまで世界各地から集められたコレクションは素晴らしいです。

幅広い種類の年代・作品が楽しめます。

チフリー・ガーデン・アンド・ガラス Chihuly Garden and Glass

スペースニードルのそばにあります。

スペースニードルと一緒に利用するとチケットの割引があります。

館内は、チフリーさんの独創的な色彩豊かなガラス工芸品が、その作品を引き立てるような照明や配置で展示され、見応えがありとてもきれいです。

ガラス細工とは思えないアートで大きな作品に目を奪われます。

ガーデンを飾るガラスアートは夜に見ると幻想的です。

昼と夜の顔を楽しめるよう2回セットの入場券もあります。

チフリーはシアトルだけでなく世界を代表するアーティストでヨーロッパでも数多くガラスの建築物を作ってるそうです。

アート好きな方には是非オススメです。

ワシントン大学 University of Washington

バーク博物館やヘンリー・アート・ギャラリーなど、観光客が立ち寄れる施設も多く、ビジター・センターでキャンパス・マップが手に入る。

図書館が有名。

敷地がとても広大で緑いっぱいです。

桜の季節は特にきれいです。

時間があれば、散策をおすすめします。

University Districtというエリアは学生街そのもので、たくさんのお店、レストラン、カフェもあり、また隣接のモールでは、買い物も楽しめます。

アメフト・ハスキーズの本拠地のスタジアムは、スタンドが大きくて、壮観です。

あまり時間のない方には大学内を通過するバスもいくつか出ているので、そのバスを利用して雰囲気を感じるのもよいかと思います。

ウォーターフロント Waterfront

パイク・プレース・マーケットから徒歩ですぐのところ、ファストフードやレストラン、お土産やさんなどあり観光客でにぎわうエリアです。

湾内のクルーズツアーや水上タクシーもここから出ています。

歴史を感じるデッキにはベンチやテーブルもあり、休憩にぴったりです。

目的なく雰囲気を楽しんで歩くのもいいものです。

美味しいシーフードを提供しているレストランも多いので、ぜひ散策してみてください。

シアトル・グレート・ウィール Seattle Great Wheel

シアトルの新名所となった、グレイト・ウィール。

高さが約53メートルあるこの大観覧車からは、エリオット湾や、ダウンタウン、スペースニードルなどが一望できます。

日本の観覧車と違い停止しながら乗客を乗せる仕組みがとても怖かったです。

またガラスばりでスリル満点です。

乗客を乗せるために何度かに分け停止し、速度も速く数周と長く乗車できるようになっています。

港が一望でき景色は最高です。

まとめ

以上バンクーバーからの交通手段と、シアトルの観光スポットとしてメジャーな場所を紹介しました。

観光スポットだけでなくダウンタウンを中心にたくさんのお店やレストランがあり、バンクーバーとは違ったアメリカの雰囲気が楽しめるはずです。

日帰りでは物足りないという方は是非宿泊して数日滞在するのも良いですね。

見所が多いので毎回訪れても本当に飽きません。

バンクーバー滞在中には是非シアトルまで足を運んでみてくださいね!