カルガリーはアルバーバ州にある街で、ロッキー山脈から東へ80キロの高原地帯にあり、バンフ国立公園への玄関口でもあります。
カルガリーの周りには、マウンテンリゾートやスキーリゾートが沢山あり、1年を通して観光客が世界中から集まっています。
カルガリーの気候はロッキー山脈の影響を受けるので、乾季が長く、冬場の気温差が激しいことでも知られています。
石油産業で栄えた街は。現在国際都市としての特性を持っています。
カルガリーは音楽の街でもあり1990年代は、カントリーミュージックの中心となり、現在もヒップホップやロック、エレクトロニックなどの様々な音楽が幅広い年齢に親しまれています。
このページでではそんなカリガリーについて書いていきます。
1、カルガリーってどんな街?
2、カルガリーの治安
3、カルガリーの語学学校
4、カルガリーの観光地
自然豊かなカルガリー、ウィンタースポーツ好きにはたまらない街です!
1、カルガリーってどんな街?
カルガリーはカナダ第4の都市で、石油産業を中心に栄えている街です。
街の景気はよく、治安もいいことで知られています。
近年留学生も増えてきていてはいますが、トロントやバンクーバーに比べるとアジア人や日本人は少ないです。
生活費にかかるお金も他の都市部に比べると安いのが特徴で、税金もGSTとPSTがありますがアルバータ州はPSTを払う必要がないので、消費税が安くなります。
公共交通機関も発展していて、ダウンタウンは運賃無料で、郊外も一律料金ですので車のない留学生には嬉しいことです。
カルガリーの気候は変わりやすく、天候次第で気温が変わって、雪が降ったかと思えば、次の日に20℃近くになることもあります。
冬が長く一番寒い時には、マイナス20℃~30℃になることもあるほど。
夏の間は乾季で、気温が高くても室内は乾燥しているので、日本のようにジメジメしていないので過ごしやすいです。
また日も長く11時頃まで明るいので、時間の感覚をつかむのが最初のうちは難しいです。
高山平野なので、日差しが強く紫外線も強いですので、日焼け止めやサングラスが必要になります。
夏の間暑い日でも日が暮れると一気に気温が下がるので、出かけるときには上着が必要になるでしょう。
カルガリーの冬は、気温は低いですが雪はそこまで降らず、積もっても10cm程度です。
冬にはシヌック風というのが吹くことが有名で、シヌック風が吹くだけで、気温が10℃?40℃上昇すると言われています。
暖かい風が吹くので、歩いているとわかりますが、気温の変化による雪崩などへの影響や作物への影響もありますので注意しましょう。
カルガリーからバンフまで近いので、休みの日に遊びに行くこともできますし、語学学校が終わってから、バンフに移動して仕事を見つける人も多いです。
観光客の多いバンフでは、日本人もホテルやレストランなどで積極的に雇ってもらえますし、ツアーガイドとしての仕事もあります。
多少の英語力は必要になるので、語学学校で英語力を身につけてから行くようにしましょう。
2、カルガリーの治安
カルガリーの街はダウンタウンを中心にNE,NW,SE,SWの4つのエリアに分かれています。
カルガリーは基本治安のいい街ですが、NEは比較的低所得者が住んでいる地域で、移民も多いです。
他の街と比べると、雰囲気が少し悪く、家賃なども安いです。
大きなスーパーなどもできて少し治安も落ち着いてきましたが、暴力事件などが起こるのはこの地域になります。
家賃の関係でこの地域をエバブ場合は、バス停から近い家を探すなど工夫が必要になります。
NW、SWは富裕層が住んでいる地域などで、なるべくこの地域でホームステイ先などは選びましょう。
ちなみにですが、Nは北、Sは南で、Eは東、Wは西です。
どこの街でも同じですが、治安がいいと言われている地域でも事件は起こります。
夜道、一人で歩くこと、夜街に遊びに出ること、荷物の管理などは各自しっかりしてください。
また登山に行く場合は、人ではなく動物に対しての注意が必要です。
登山口には、必ず入り口にある注意書きを読みましょう。(英語ですが・・・)
その地域にどんな動物かと知っているだけでも危険回避はできます。
また夕方の登山や単独登山は危険ですので、なるべく控えましょう。
山に近いところには、住宅地にも熊が出ることもあります。
地域の決まりを守ることで、熊から住人の命を守ることにも繋がります。
ゴミの捨て方などには十分注意し、守るべきことは守りましょう。
3、カルガリーの語学学校
日本人が比較的少ないカルガリーで留学することは、『英語漬け』の生活を送ることも可能になります。
またバンフでは日本人は雇われやすく、仕事も多いので英語の勉強にも力が入りますし、習った英語をすぐ仕事として使えるようになるのは、語学力アップにも繋がりますよね。
カルガリーは毎年、住みやすい都市のランキングでベスト10に入るほど、世界でも住みやすい街で知られていますし、世界中から観光客が集まることから、移民に対してもフレンドリーです。
そんなカルガリーにある語学学校を紹介します。
①GEOS Language Plus
住所:Suite 140, 1040 7 Ave SW, Calgary, AB T2P 3G9
電話:403-266-5152
日本人率:15%
サイト: http://www.geoscalgary.com
世界中に学校があるジオスのカルガリー校は、アットホームな雰囲気の学校です。
ジオスの特徴は、他の学校ではない担任制担っていることで、月に1回担任の先生とのカウンセリングもあります。
レベル分けもしっかりしていて、進級もテスト80%以上の点数を取るまで、進級できません。
②Global Village (GV)
住所:#200-515 1st St SE, Calgary, AB T2G 2G6
電話:403-543-7300
日本人率:8%
Global Village カルガリー校は1995年に設立され、カナダ国内ではカルガリー、バンクーバー、トロント、ビクトリアに、海外ではハワイ、オーストラリア、南アフリカにキャンパスを持つ国際色豊かでアットホームな語学学校です。
1ヶ月に一度講師とのカウンセリングの時間があるなど、生徒のサポートに力を入れている学校です。
その為、学生一人一人の学習意識が強く、校舎内の『母国語禁止』もしっかり守られています。
洗濯科目の授業もある為、生徒たちの興味があることを勉強でき、目標をもって過ごすことができます。
アクティビティーなども盛んです。
③ OHC (SOL Schools)
住所:#116, 1212 1st St SE, Calgary, AB T2G 2H8
電話:403-233-0033
日本人率:20%
サイト:http://www.ohcenglish.com/country/CANADA
OHCはイギリスに本部がある学校で、イギリス以外にも オーストラリア、カナダ、アメリカに学校があるグローバルな学校です。
世界各国から様々な人種が集まる国際色豊かな環境が特徴の学校で、カナダではカルガリー、バンクーバーとトロントに学校があります。
カルガリー校はアットホームな雰囲気で小規模な学校です。
カリキュラムが独特で、 広いトピックの中からテーマを設定し、そのテーマに合わせた授業をします。
1週間で17のテーマを扱いながら、学校以外の多くのシーンで幅広く使える英語を学べるように、アクティビティーにも関連させながら授業が進みます。
会話力を重視したレッスンです。
④ Omnicom School of Languages
住所:#100-840 6th Ave, South West, Calgary, Alberta T2P 3E5
電話:403-265-6936
日本人率:15%
サイト:http://www.omnicomstudy.com
Omnicom School of Languagesは、カルガリーとトロントに学校があります。
カルガリー校は、1997年に設立されている歴史がある学校です。
学校自体は大きいですが、生徒と先生の距離が近くアットホームな学校で、大学進学などの相談にも載ってもらえます。
アクティビティーも盛んなので、楽しい学生生活が送れるでしょう。
また『母国語禁止ルール』や『遅刻罰則』などもあり規律正しい学校生活を送れるようなサポートもあります。
他にも学校はありますので、探してみてください!
カルガリーは都会でもない、田舎でもない、住みやすいサイズの街です。
留学生活するには、ピッタリなのではないでしょうか。
4、カルガリーの観光地
カルガリーはロッキー山嶺が近いこともあり、観光地としても栄えています。
見所いっぱいのカルガリーにある、週末に行きたくなるような場所紹介していきます。
①プリンス・アイランド公園(Prince’s Island Park)
一年を通して、いろんなイベントが行われています。
自然が美しい公園でピクニックやお昼寝、日光浴にオススメです。
②フィッシュクリーク地方公園(Fish Creek Provincial Park)
北米最大の公園でカルガリーから車で30分のところにあります。
ハイキングや、サイクリング、キャンプなど楽しむことができる。
③ヘリテージパーク(Heritage Park)
広大な敷地に再現された18世紀前半カナダ西部の街のテーマパークです。
村のスタッフは当時の衣装を着ていて、古き村の雰囲気を存分に楽しめます。
④カルガリータワー (Calgary Tower)
カルガリーの街の目標でもあるカルガリータワー。
タワーから見下ろす街は絶景です。
⑤アルバータ牛
カルガリーといえば、日本でも最近よく見かけるアルバータ牛。
カルガリーにいるのに、アルバータ牛のステーキを食べないのはもったいないです。
絶品ですので、給料日に是非食べてみてください!
シーザーズ・ステーキハウス(Caesar’s Steak House)
http://www.caesarssteakhouse.com/
⑥1886バッファロー・カフェ(1886 Buffalo Cafe)
1886年にオープンした老舗。
朝ごはんを食べるなら、是非ここで!
少し足を伸ばせば、バンフやジェスパーがあります。
美しい自然に囲まれているカルガリーでは、週末はイベントいっぱいです!
まとめ
カルガリーの魅力は、日本人やアジア人留学生が比較的少ないわりに、日本人を募集している仕事が多いことです。
ワーキングホリデーの場合、6ヶ月しか学校に行けないので、学校が終わってから働くことを考えたら、カルガリーで勉強し、バンフなどで観光業の仕事をすることをオススメします。
ウィンタースポーツをしない人でも、カナディアンロッキーは美しく、四季それぞれ楽しむことが可能です。
留学の穴場、カルガリーに是非行って見てください!