雪山好きなら誰もが知る、誰もが憧れる、北米最大級のスキーリゾート「ウィスラー」。2010年のバンクーバーオリンピックの開催で、さらにホスピタリティをアップさせたウィスラー。

ここはまさにウィンターワンダーランド。

ヴィレッジ内は、キラキラと輝くイルミネーションに溢れ、スケートリンクやスノーパークでは子供達の歓声響く。毎日がクリスマスのようなにぎわいをみせ、バンクーバーから、買い物や遊びに訪れるというのも納得。北米最大級を自任するウィスラーリゾートその魅力とは? 

  1. 北米最大級はダテじゃない!!一度は滑りたいウィスラー&ブラッコム
  2. 雪山だけじゃない!BMTマウンテンバイクがアツいっ!!
  3. 今日からあなたも、ウィステリアン
  4. ウィスラー生活を支えてくれるもの

1)北米最大級はダテじゃない!!一度は滑りたいウィスラー&ブラッコム

ウィスラー&ブラッコムマウンテン基本情報

リフト&ゴンドラ:37本!
広さ:8171エーカー!
トレイル:200本!
最長滑走距離:11キロ!
標高差:約1600メートル!
アルパインボール:12個!

広大な敷地にリフトの数、バラエティ豊富なコース、どれをとってもワールドクラスの規模を持つウィスラー&ブラッコムマウンテン。

2008年にウィスラーとブラッコムのふたつの山頂を「PEAK 2 PEAK ゴンドラ」が結び、さらに便利になりました。

ワールドクラスのテレインパーク、ハーフパイプが揃い、まさにスキーヤー・スノーボーダーの聖地。
しかも、日本で良く聞く「コース外滑走はご遠慮下さい」なんてことは一切なく、リフトを降りれば、あとはどこでも滑りたい放題。

リフトの下も林の中も、目の前に広がるありとあらゆるところが滑走可ということに驚かされます。
ひと冬ぐらいではまったく滑り足りない、アウトドア大国カナダのスケールの大きさを楽しんで下さい。

パウダーが降った次の日の、朝一番のリフト待ちの熱気は、もはやパーティさながらです。歓声と雄叫びが飛びかい、陽気なカナディアンの雰囲気を味わえます。

さらにもうひとつの目玉、テレインパークはビギナーからエクストリームまで多くのスキーヤー・スノーボーダーを満足させる仕上がりとなっており、見ているだけでもウィスラー全体のレベルの高さがうかがえます。降雪量に合わせて刻々と変化をとげるメンテナンス力にも注目。

春ともなれば、派手な衣装やお揃いの服に身を包むスキーヤーやスノーボーダーなど、とにかく老若男女すべての人が滑ることを楽しんでいるのです。

ゴンドラ乗り場目の前には、オープンデッキのバーやレストランが並び、雪山とはまた違う熱気で溢れています。

『毎日がパーティ!』それがウィスラー最大の魅力。
ウィスラー郊外にある、オリンピックパークではクロスカントリーやスキージャンプを体験する事もできます。
またボブスレーやスケルトン、犬ぞり、馬ぞり、スノーシューなど、楽しいアクティビティも満載。

2)山だけじゃない!BMTマウンテンバイクがアツいっ!!

スキー場のイメージが強いウィスラー。
しかし、夏場の人気も高い。その人気を後押ししているのが、MTBマウンテンバイク。

夏場のスキー場を使ったマウンテンバイクのダウンヒルはもちろん、街全体に張り巡らされたバレートレイルと呼ばれるバイクパスは、せせらぎや湖、湿地帯、氷河など、「ザ・カナダ」な景色を満喫出来るウィステリアンの大動脈です。バイクに乗らずして、ウィスラーの夏は語れません。

さらに、北米を中心に世界のトップ選手が集まるクランクワークスを始め、様々なMTBのレースやイベントも見逃せない。ハイレベルなパーフォーマンスは、見るだけでも十分に楽しめるほど大迫力。

日本からもレースに参加しに訪れる人も多く、MTBの人気の高さに驚かされるでしょう。

ちなみに、彼らの乗っているバイクのお値段もかなりのもので、中古の軽自動車が買えるほどのバイクも。その他にも、スケボーパーク3つ(そのうちひとつが2016年夏にリニューアルオープン)に、ゴルフコース4つ、ハイキングコース・ウォーキングコースは数限りないほどあります。

ピークトゥピークゴンドラを使って山頂に登り、高山植物や野性動物、氷河の残る壮大な山々を眺めながらのハイキングはマスト。

ウィスラーから車で50分ほどのスコーミッシュという街にある、世界中から多くのトップクライマーが集まる「チーフ」という岩場も要チェック。ロッククライミングもよし、ハイキングで頂上まで登るもよし、ゴンドラから見下ろす景色もまた格別です。

ウィスラーは、オールシーズン遊び倒せる、大人のプレイグラウンドなのです。

※ハイキング好きは要チェック http://whistlerhiatus.com

3)今日からあなたも、ウィステリアン

誰もが憧れる街ウィスラー!!

世界一住みやすい都市バンクーバーから2時間。バンクーバー空港からでさえ、3時間もあれば、世界屈指のリゾートに到着。

ウィスラーというひとつの街の中にワールドクラスのスキー場もあれば図書館も学校もスーパーもあり、生活に必要なものは、ほとんど揃えることが出来ます。

また、ウィスラータウン内を縦断しているバスは、朝の6時から明け方3時までの21時間営業と、都会にも勝る便利の良さ。まさに住む人にとって生活しやすいスキーリゾート。

カナダ広しといえど、街とスキー場が一体化したリゾート地は、そう多くはありません。この街に住んだなら、あなたもウィステリアンの仲間入り。

ウィステリアンはとにかくアクティビティが大好き。

たった1万人、南北約20キロほどの街の中に、スポーツジムが3つにクライミングウォール、トランポリン場に新体操施設とあらゆるフィットネス施設が揃っています。

カナダに行ったら太る!なんて心配をしてる人も多いのでは?ここウィスラーに住めばそんな心配は無用。カナダ人のフィットネスに対する意識の高さに驚かされます。

スポーツクラブなどでは、ヨガやストレッチ、ワークアウトなどなど、多彩なプログラムが行われています。同じ目的や同じ意識の人たちが集まっているので、友達作りにもかっこうの場所。もしかしたら、そこから恋人へ!も、夢じゃありません。

4)ウィスラー生活を支えてくれるもの。

ウィスラーで生活を始めたら、まず手に取って欲しいのが、ウィステリアン御用達のフリーローカルペーパー「peak」。

ニュースやイベント情報から仕事、暮らしの情報など、ウィスラーに関することがたっぷり詰まっています。あなたのウィスラー生活を助けてくれること間違いありません。

またFMラジオ「101.5Whistler FM」にも耳を傾けてみて下さい。こちらも同様にウィスラー情報、音楽情報が満載です。英語の勉強にも、もってこいですよ。

そして、生活を始めたらまず訪れるべき場所が、ウィスラーの最南端にある「リユーズドセンター」。
洋服や雑貨、生活用品からスキー、スノーボードなどのスポーツ用品など、あらゆるものが破格のお値段で見つかります。

最小限の荷物で行くつもりの人や、現地調達目的の人にはうってつけの場所です。
スキーやスノーボードは持っていないけどやってみたい人や、荷物になるから持って行くつもりはないあなた、生活を始めたらぜひ覗いてみましょう。スキー場でボランティアをするとシーズンパスも貰えるので、この機会にぜひウィンタースポーツデビューもいいかもしれませんね。

そしてやっぱり欠かせないのが、お友達。
ウィスラーは、バンクーバー同様日本人の多い事で知られています。

カナダ生活も1ヶ月2ヶ月と過ぎてくると、最初の緊張がとけ急に家族や友達が恋しくなるものです。

せっかくカナダに来たからにはカナダ人の友達が作りたいのはもちろんですが、ワーホリで出会った日本人の友達というのは、生涯の友になりうる存在。特に大都会と違ってフィーリングの合う人に出会う可能性が高い。

カナダのことウィスラーの事、聞きたい事は山ほどあるはずです。そんな時に日本語が通じる相手がいるって、何よりも心強く、ワーホリ生活を楽しめるでしょう。

ちょっと都会が恋しくなった時、バンクーバーまでたったの2時間ちょっとという立地もうれしい。
時には山を離れて買い物したり、髪を切ったり、日本食を手に入れたり、日本人にとってバンクーバーほど便利な場所はありません。

ウィスラーとバンクーバーを結ぶ「シートゥースカイハイウェイ」はドライブポイントとしても有名。スコーミッシュを抜けると、海と氷河の山々が広がり、壮大な景色を堪能できます。

まとめ

ウィスラーのスケールの大きさと豊富なアクティビティはあなたの想像を絶するものだと思います。

多くの人が憧れるウィスラーという特別な街には、それだけの魅力があり、多くのものを得ることが出来る場所。もしウィスラーを訪れる機会があれば、出来る限りチャレンジして、それらを吸収して下さい。

夏と冬ではまったく別の顔を持つカナダだからこそ、アウトドアに身をおき、自然の移ろいを肌で感じて下さい。このカナダ生活で、あなたの中の何かが開眼するかもしれませんよ。